Dr.1526 厳しい状況(2月3日)
「万策尽きる」とか「八方ふさがり」という状況があるが、このような厳しい状況になった時どうすればいいのだろう。どう考えても良い方法がないので、動けない状態だ。動かず何もしなかったら余計まずいと分かっていても動けない。
こんな厳しい状況ではメンタルがダメにならないように、せめてしたい。これも分かっていても、問題が頭の中を巡り巡って元気は無くなってしまう。
自分だけが苦しい状況でないので、何とかしたいのだが、状況が複雑で、いろんな思いが錯綜する。
こういう時は、自分を生かさしめている大きな力に頼るしかない。ここを忘れないようにして、それでも少しでも状況が改善するように努めたい。関係者の力を借りながら、少しでも良い方向にがんばります。
明日のブログはお休みすしますが心配なさらないでください、こちらは以前からの予定です。
Dr.1525 前向きに生きる(2月2日)
小学校で手話教室があり見学させてもらった。講師はご自身が聴覚障がい者の方だった。手話と表情で子どもたちに、聴覚障がいで困っていることなどについて話された。それを手話通訳者の方が、同時進行で声にして、子どもたちに伝えてくださった。
緊急時の警報やサイレンが聞こえなかったり、電話での通報(救急車や消防車等)が出来なかったり、家の中の声掛けやいろんな音が聞こえなかったりする不自由さはあるが(それも今はいろんな器具でかなり補えて、バリアフリー化が進んでいるとおっしゃっていた)、文字を読むのが早かったり、騒音の中や離れたところでも手話で会話が出来たり、台風の中でも熟睡できたりする等という得することもあると話された。
講話の様子も、表情豊かで活き活きとして元気が伝わって来た。生きてると、特に長く生きてくると身体のあちこちに支障が出てきたり(ドクターは腰を痛めていて、長く立っていられない等の問題が出ている)、精神的にしんどい状態に出くわしたりすることがあるが、マイナス面ばかりに目を向けず、今回の講師の方のように、いろいろあっても前向きに生きる生き方をしていきたい。
☆いろいろ元気をもらった小学校での手話教室。子どもたちも人懐っこく元気でした。今日も何とか、講師や子どもたちのように前向きにボチボチ行きますわ。

Dr.1524 心を整える(2月1日)
自分では精一杯やっているつもりでも、いろんな流れで人に迷惑をかけることがある。こんな時はなかなか対処が難しい。
自分の意図しないことなので全く責任がないかと言われればそういう訳にもいかない。熟慮が足りなかったと言われればその通りだが、熟慮し過ぎて行動しないと、それがまた結果として良くないことに繋がる場合もある。
こんな時の心の整え方が難しい。過ぎてしまったこと、やってしまったことは元には戻らない。これは一つは言えるだろう。
今起きていることを踏まえて、どうすれば事態が少しでもよくなるのかに最善を尽くす。これも言えるだろう。
心が落ち込んでいても、事態は改善しない。これも言えるだろう。そんなことで、感情的には簡単に立ち直れないけど、前向きに明るくやれることをやっていくしかない。こんなことで、今日できることをがんばります。
☆大変な合間にこんな美しいシーンにも出会えました。悪いことばかりではないはずですね人生は。

Dr.1523 生きてるだけで丸儲け(1月31日)
生きてると、ふと嫌な思いや、大変な出来事に遭遇する。そんな時、これまでの学びを活かして、嫌な思いはストップし、なるようにしかならないと思い定め、とらわれないで前へ進むようにしている。
その時、有効な一つの考え方に「生きてるだけで丸儲け」というのがある。ちょっと表現が下品なので、「生かされているだけで大変ありがたいことだ(この上何を求めようというのか)」と言うような表現が適切です。
その根底には、数年前に亡くなった同年齢の親友への思いがある。やさしい性格で、一生懸命自分の仕事をしていたのが、急な病で無念の死を遂げてしまった。彼がいなくなって、親友がいなくなってしまったのだが、彼の無念さを思うと、生かされていることに感謝し、出来ることは精一杯やって行かなければならないという思いが湧いてくる。
生かされていることに感謝し、与えられた生を機嫌よく生きる。そして自分にできる周囲の人への思いやりの気持ちを実行できればと思う。それだけで十分だし、それをしっかりとやっていくことが、自分の生だと思う。
他にあんまり欲張ってはいけない。生かされているだけでありがたい、この思いを基軸に、自分の出来ることを細々出会っても続けて行きたい。そんな気持ちでやってます。今日もみなさん、感謝しながらボチボチ行きましょう。
☆生きて動いていると、いろいろ嬉しいことにも出会えます。嫌なことがあっても、生かされてるだけ有難いことです。感謝から始めましょう。

Dr.1522 本を読む(1月30日)
読書の楽しさや意味について、絵本作家の永田萠さんのお話を聞いた。豊富なエピソードを交えたお話しも面白く、表現力も豊かで流石と思わされた。
読書で身に付く読解力は、今求められている学力の中心となる力の一つだと思う。ここのところはドクターと考えが一致した。さらに、読書は心も豊かにしてくれるし、生きる楽しみにもなる。高齢期を快適に生きるヒントに「きょうよう」があって、教養と今日用があることがポイントだが、読書はそのどちらにも通じる。
ドクターも本を読んできたが、多くは「生き方」や「高齢期(定年後)の生き方」に関するものが多かった。教養・趣味と言うよりは、実用・必要性に迫られてという感じだが、読書を通じていろんな生き方や考え方に触れられるのは有難いことだと思っている。
時々は土屋賢二さんのユーモアエッセイも読んで笑いと元気ももらっている。読書が趣味だと意識したことはなかったが、これも大きな力の導きか、気が付けば大事な存在、長く関わっているものになってきているって感じだ。
朝のランニングやスポーツセンターでのトレーニングも、導かれて長く継続しており、気が付けば趣味と言うのか、自分の人生に大きく関わるものになっていた。これからも何が続いて、何が続かないかは分からないが、導かれるままに、やることになったこと。いつの間にか続いていることを大事にしていきたい。もちろん、本を読むことも続けます。そうそう、ブログ書くのも続けますので、よろしくお付き合いお願いします。
☆お話を伺った永田さんと、ドクターが笑顔で負けるのは久しぶりです。上には上がいますね。
