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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.971 地域の絆(5月31日)

この頃は平日フルタイム出勤で帰りも遅いので、地域の人と触れ合う時間が少なくなった。土日ぐらいだが、それとて自分の作業もあるので毎週地域の人と話すとはいかない。それでも地域の人とは小学校時代から何十年も付き合いという人も多く、その絆は安定している。相性やいろいろな関係もあり全ての人ととても仲良しというわけではないが、概ね居心地よくありがたい付き合いをさせて頂いている。先日も黒豆用の畑準備で畝立てというのをやろうとしたが、機械音痴のドクターはトラクターがうまく使えない。いつもは適当ですましているが、今回の畝立てではほとんど畝が立たず、軽く線が行くだけみたいな状態だった。このまま終えると後で鍬でさらいなおさなければならない。時間のある時は、体力維持も兼ねての農作業なのでそれもありかもしれないが、この頃では土日に作業を終わらせなければならないので、思案の挙句、村の先輩にアドバイスをお願いした。JA農機具センターに勤められていた先輩は、直ぐに来てくれ、直ぐに調整をしてくださった。これで見違えるように畝が立ちだした。しばらくして、様子を見に立ち戻って来てくれる地域の先輩の姿には感謝しかない。他にも何かにつけて相談にのってくださる長老たちもいらっしゃる。地域の絆の中で、その時々の置かれた状況の中で自分にできることを精一杯やって行きたいと改めて思った。

 ☆ドクターが自力でやっていた時のしょぼい畝立て、村の先輩に調整してもらった後の自分としては上出来の畝立て。筋が曲がっている程度などは気にならない。

                                   

                                                                                                        

Dr.970 閑居(5月29日)

心配事はいろいろあるが、久しぶりにとりたててこれといったすべきことがない閑居の休日がやって来た。考えて見れば、定年後はこんな日が続いて、手持無沙汰と日々の充実感の無さに焦ってきて、充実した定年後生活の送り方や孤独との付き合い方の本ばかり読みながら退屈していた。何事もなく退屈な日々を過ごせるというのは贅沢な話でもあるが、飽き性のドクターとしては、それはそれなりにしんどい日々だった。定年後も冒険指導や百姓や何らかの仕事はしていたが、閑な時期には何も予定のない日が必ず週に2~3日はり、特に冒険指導も百姓も閑な1~3月はそんな日が多かった。それがこの4月からは、流れとご縁で週5日フルタイム、時には土日のイベントもありという仕事をさせてもらっていて、多忙であっという間に一日・一週間が過ぎる。やることや出席しなければいけない会議などは多いが、周りのスタッフが助けてくれるので何とか過ごしている。充実した時間は過ぎるのが早いというが、光陰矢の如しって感じで2月近くが過ぎた。この先いつまで続けられるか自信はないが、辞める流れになるまでは充実した(退屈しない)高速の日々が送れるであろうことは有難いことだ。たまたまできた空いた時間にこのようなとりとめのないことを考えているが、今日は本当に何も予定はなかったのかしらん。何か大切な用事を忘れているのではないかという心配と「小人閑居して不善をなす」という諺が頭をかすめるが、ともかくボツボツこのブログ書きから一日を始めています。

 ☆忙しく充実した日常(図書コーナー看板贈呈式)と閑居不善のボーっとした休日。どちらも体験できるのは有難い。今は流れに感謝しながら、流れ人生っていいですよと伝える役割を果たしていきたい。次の流れでどんな役が回ってくるかは分からないが、悪い流れが来たらどうしようか等と心配せず、流れを信頼して流れに任せよう。

Dr.969 リアクション(5月28日)

あちらこちらのブログを書きまくったり、いろんな場所で誰彼となくしゃべりまくったりしているので、どこで何を言ったり書いたりしたのか分からなくなっている。そんな訳で、このブログでもどこかで書いたことをまた書くかもしれませんけど、そんなに人間的な深みや話のネタが豊富なわけではないので許してください。今回のリアクションというのは、ウチの職場で雑談してて「市内の某高校の定員割れ解消策何かない?」ってある職員に話したら、しばらくして「同級生や後輩(彼はその高校の卒業生)に効いたらこんなこと言ってました」って、その高校の良い所、課題、志願者増策についてまとめたものを持ってきてくれたという話し。そのレポートの中身もさることながら、ドクター(職場では教育長)のお気楽思い付きトークに反応(リアクション)を返してくれたことが嬉しかった。この頃いろんな人から「ブログ」見てますよっていうリアクションを頂き、それがドクターの生きる喜びに繋がっている(チョット大袈裟かな)。リアクションって、相手が自分の存在を認めてくれているっていう証だから、返してもらった方は嬉しくなるのだろう。これからは自分もできるだけ相手にリアクションや感謝の言葉を返すことに気を付けよう。ただ、「ブログ見てますよ」の後に、「よく毎日書くことありますね」って続くことが多く、ブログの中身よりも毎日書いてることを褒めてもらっているというのは複雑な気持ちですけど。

 ☆これもどこかで書いたかもしれない、初任者研修で自分の初任時代を思い出して熱く語り過ぎたって話し。下の写真を剣道部ラインに送ったら、「心から笑っているのは真ん中のおっさんだけ(笑)」っていうリアクションが来た。何でもリアクションがあるのは嬉しい。

Dr.968 すべてがご縁・運(5月26日)

な・な・なんと教育委員会のあるフロアの奥の壁に河合隼雄先生の「ふたつよいことさてないものよ」の直筆サインが飾られていた。かつて本市を訪れたご本人に書いてもらったものだという。このドクター座右の銘がこんな近くにあるとは。そして、それについて触れた(書いた)ばかりのこのタイミングで見つけるとは。お導きというのか、ご縁というのか、自分が今この場にいる流れを感じる。こんな不思議な運は時折感じることがある、というより自分の人生はすべてこの運・ご縁・お導き(総称「流れ」)によって進んでいるように思う。子どもたちに夢や志の大切さを説く立場としては、大きな声では言いにくいが(公式ブログでは書きにくいが)、人生は自分の頑張りだけで何とかなるほど単純ではないように思う。頑張り(個人の意志)の力も人生を決めるのに大きな要素だとは思うが、ドクター理論では、その時期にどの程度の頑張り力が発揮できるかも流れによる。だから何も努力しなくても良いという訳ではないが、努力する気持ちが湧いてくることや努力できる環境にいることは、自分の意思だけの問題ではないということだ。このことと、河合先生の言葉を総合して、人生はやる流れになったことをその時出来る最善で取り組んだら、後は結果に一喜一憂せず、「良いことばかりは続かないし、悪いことばかりでもないのが人生」と思って、たんたん丹後と生きていく(結果を受け入れていく)。ここまで生きて来て、このような人生観にたどり着いている(これも流れで)。夢多き子どもたちには不適な人生観かもしれないが、悩みやすい大人にはお勧めの納得の仕方だと思って紹介してます(主としては自分に言ってます)。良かったらドクターと一緒に流れを信頼したお気楽な人生を歩みませんか。

 ☆流れで堀端を歩いていて偶然出くわした鳥の羽ばたき。このように、全てが流れ(導き)のような気がする。

Dr.967 いろんなドラマ(5月25日)

昨日は丹波篠山市で行われた東京オリンピックの聖火リレーに参加した。無観客実施なので一般の方は会場の三の丸広場に入れない中、市関係者ということで入れてもらった。特に舞台挨拶もなく、トーチリレーが行われている2時間近く、会場に来られていた県教育長や県教委の方や市教委のスタッフら、さらには外国人のランナー「Whatカントリー あーゆーふろむ」「イングランド」「スパニシュ」や応援に来ていた小さなお子様を連れられた親子や丹波篠山が初めての方に篠山城の雑な解説など、いろんな方と触れ合い、ちょっとした出会いやドラマを楽しんだ。しかし、その後の新聞やテレビの報道、近所のうわさ等によると、ドクターのそんなちっぽけなドラマどころでない大きな思いやドラマを抱えて参加したランナーの方々がいることを知った。前回の東京オリンピックで聖火リレーに参加する予定だった人々、難病からの克服、いろんな感謝を伝える等いろいろなドラマがあったようだ。会場設営や進行に関わるスタッフも多く、そこにも又大きなドラマがあることだろう。今年のコロナ禍でのオリンピック開催には賛否両論あって夫々の思いは分かるが、昨日の丹波篠山聖火リレーは間違いなく実施して良かったと思う。参加した人のいろんな熱い思いに触れると、ただ役柄上参加しただけのドクターにも熱いものが伝わってきた。報道等で接せられた皆さんにもその一端は伝わったのではないだろうか。お陰様で直接その場に参加させてもらったドクターとしては、その恩返しに今日は早く出勤して会場跡のごみ拾いでもさせて頂きます。それでは行ってきま~す。

 ☆当日の聖火リレー会場にはいろんなドラマがあった。そのドラマから多くを学んだお気楽な人もいた。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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