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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.207 バタバタし過ぎ(11月30日)

まだ師走でも、最早先生でもないのにバタバタしている。酉年生まれではあるが、バタバタの主原因は専ら性格だろう。この2~3週間は元来の性格に、定年後の心穏やかな生活のヒントととしてドクターがつかんんだと勝手に思い込んでいる「(孤独を感じる)閑な時間を作らない」というテーゼにのっとって、毎日を行事で一杯にしているのでより一層バタバタ感が強い。毎日冒険指導や事前打ち合わせ、将来の布石、百姓仕事、市や妻や母からの頼まれ仕事、ブログ更新、ブログのための写真撮影、写真撮影のための場所と中身と服装選び、丹吉師との会話、その他、それに市内あちこちで出会う元教え子や保護者の方との雑談なども加わりバタバタしている。ものを考えないという点ではねらい通りではあるが、ここ2~3日は「さすがにこれはバタバタし過ぎではないか。これほどバタバタしてたら悩みはする間もないが、気が付いたら寿命ということになっているのではないか。たまにはゆっくりしたいな」などと思うようになった。こんな思いの時間が加わったので益々バタバタ感が強まってきたが、これはやはりねらい通りと言うべきだろうか。まだまだ正解が見つからない。

☆この日は市主催の保護者企業見学会に参加して、合間に黒豆を切って田んぼで干した。何とか終わって次の用事に行こうとしたらブログ用写真を忘れたのを思い出し慌てて戻って撮ったが何の写真家も一つ不鮮明ですね。その後歯医者とトレーニングに行って、帰って酔っぱらい後すぐ就寝。やっぱりバタバタしてますよね。

 

 

Dr.206 いろいろな冒険(11月29日)

同じ篠山市内にあって、同じく冒険を名前にしている施設「フォレスト・アドベンチャー丹波ささやま」を見学に行った。前々から気になっていたのだが、少し街中から離れているのとバタバタ暮らす習性でなかなか機会がなかったが、勇気を出して電話して訪問したい旨を伝えた。行ってみるとそこは森の中のアドベンチャーワールドでジップライン(ここではジップスライド)やクライミングウォールなど様々な冒険が安全に楽しめるようにできていた。似たようなアクティビィティもあるが、ドクターのやっているPA(プロジェクトアドベンチャー)の冒険とは違うスピリットでやっておられた。あまり経験がないので違和感はあるが、これも立派な冒険で、どちらが良いか悪いかと言う問題ではないような気がする。実際多くの方がお金を払ってこの施設を訪れられるというのは、それだけ魅力があるからだ。普通人は自分と違うやり方に出会うと、相手を否定しがちだが、自分のやり方が全てでないということは忘れないようにしなければならない。人生と同じくいろいろなやり方があっていい。冒険もいろいろな冒険があっていい。考えようによってはドクターがこの日思い切って訪問したのも冒険だし、誰の毎日にも小さな冒険があふれているとも言える。冒険は面白く人を成長させる、皆さん今日は何の冒険をしますか。

☆勇気を出して長い間気になっていた篠山市内にある冒険施設「フォレストアドベンチャー」を訪問した。ここは3年前にできた日本最大級のアドベンチャーコースということだ。

 

☆スタッフの方から施設の説明をしていただき、インストラクターに続いて何とジップの体験までさせていただいた。冒険の場は違っても、何でも楽しんでやってみたがるいちびり精神は変わらない。スタッフの皆様ありがとうございました。また一緒にやれることがあったらよろしくお願いします。

 

 

Dr.205 仕事に呼ばれる(11月28日)

「自分が仕事を選ぶのではなく、自分が仕事に選ばれれる(仕事に呼ばれる)」という考え方が気に入っている。「天職」という言葉もあるが、天(人智を超えた何か大きな力)が、あなたを見込んでその職(狭い意味の仕事・職業だけでなく、自分が任されている役割)にあなたを導いたとも考えられる。いずれにしても、現在自分がやる羽目になっていることを全力でやるのがいい。そのままその職を続けるのか、「転職」が訪れるのかは自然の流れの中で決まっていく。それが「人が仕事に呼ばれる」ということだ。先日息子がお世話になっている学習塾を覗いて驚いた。学校の教室を少し狭くしたような部屋に長机が配置され、そこに小中高生がぎっしり並んで勉強していた。20~30人はいたように思うが、各自が自分で勉強して分からないところがあれば先生が教えてくれるのだという。「一人で教えるにはこの人数はもう限界ですね」とその先生は言っておられたが、塾生たちはその先生を慕ってこの塾に通っているのだ。この先生は塾講師という仕事に呼ばれたのだろう。今後この先生が「林先生」のようにマスコミ界へ行くのかそれとも別の道へ行くのかは分からないが、現在のこの塾の盛況と子どもたちの溌剌な雰囲気を見る時、今この先生がこの仕事に呼ばれているのは間違いないと思えた。やはり「呼ばれた仕事」に就いている人は活き活きしている。ところでドクターは冒険教育に呼ばれたはずで、指導後の参加者の嬉しそうな表情を見たりするとそうに違いないと確信するが、SAP指導依頼がそれほど盛況でないのはどうしたことだろうか。

☆朝霧の後の好天の田んぼで、葉取りが終わった黒豆を切り取り逆さまにして束ね、天日干し作業をするドクター。冒険仕事はそれほどでもないが百姓仕事は一杯あって、もしかしたらドクターは百姓仕事から呼ばれているのかもしれない。

 

Dr.204 原因と結果の法則(11月27日)

アレンという人の『原因と結果の法則』という本によると、世の中に偶然とかたまたまということはなく、必ず今の状態(結果)は自分がやったり思ったりしたこと(原因)の結果だという。欧米には馴染む考えかもしれないが、日本人と言うのかドクターには少しきつすぎる。この法則を信奉してしまうと、例えば今が辛い状態にあるなら、それはすべて自分が蒔いた種(自分の言動に原因がある)だということになってしまい、それでは自分を責めすぎることになるのではないか。アレンが言いたいのは、だから(それが嫌なら)自分の悪い言動を改めよと言うことだとは思うが。やはり結果をすべて自分のせいだと思うのはしんどすぎるように思う。ここはドクターが言うように(いろんな人のパクリではあるが)「嬉しい、楽しい、ありがたい」などを口癖にして笑顔で周りの人に接し、自分に回ってきた役割を精一杯やっていけば、(何でかは知らないが)お気楽で幸せな人生がやってくるという考え方の方がしっくりくる。いい加減なところはあるが、突き詰めないのがいい。ここはもう国民性と言うのか自分の好みと言うのか、自分にとって居心地の良い考えで生きるのが良いのだろう。というわけで皆さんはドクター派、またはアレン派、どちらで生きられますか。

☆好天の中を参加した「日本遺産ツアー」。歴史の史実もすべてその人物に原因があるというのは、やはりちょっと厳しすぎるように思ってしまうのですドクター派としては。

 

 

 

Dr.203 嬉しさ一杯(11月26日)

先日9回にわたる指導が終わった私立中2ドクター班の生徒達から色紙やお手紙をもらった。そこには「ドクターありがとう」「ドクターで良かった」「ドクター大好き」等の文字があふれていた。不十分な指導しかできなかったのに、こんなことをしてくれるとは嬉しさ一杯、感激100杯だ。こんなことがあるから冒険指導や子どもたちと関わることはやめられない。今朝の読書で(ドクターの日課には兵庫県の小中学校、ドクターのいた高校と同じく朝の読書タイムがある)、『あなたが仕事を選ぶのではなく、仕事があなたを選びあなたを呼んでいる』という言葉に出会った。ドクターにとっての冒険指導は仕事と言う感覚はそれほどないが、定年後あまり深く考えないでフルタイムの仕事にはつかず今のような状態になったが、このような状態(百姓などをしながら時々冒険指導をする生活)は自分で選んだというよりは、何かに呼ばれたという感じだ。考えてみれば、これまでもいつも何かに呼ばれ導かれて人生を歩んできたような気がする。そしてこの呼ばれた人生が面白く、ありがたいことや嬉しいことであふれている。この後も感謝することと周りの人にもその恩返しをすることを忘れないようにしていきたい。時々こんな殊勝な気持ちになる。生徒達からの熱に浮かされているのかもしれない。

☆熱い想いをくれた生徒達と。

 

☆生徒たちの熱い想いに嬉しさ一杯浮かされふわふわしているドクター。写真までふわふわしている。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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