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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.597 史跡巡りツアー下見(2月29日)

丹波篠山市の絶こうちょう化について考えながら、大河ドラマで取り上げられるであろう地元八上高城山関連の史跡巡りツアーの下見に参加した。明智光秀に攻められた山城高城山は、今回かなり整備され登山者も増えたが、山頂まで約45分の道程は結構きついので、今度は登山しなくても良い麓の関連史跡を回るツアーを企画しているのだ。3~4か所を下見したが、どれも地元にありながら行ったことのない所ばかりだった。参加された皆さんは(ドクター以外)いつもこうした企画を考え、実行する原動力なっている方々だ。今回も各自の用事の合間を縫って日程を調整され下見されたのだ。ドクターはたまたま時間が空いていたので参加したのだが、何かをする時にはこうした裏で支えてくださっている表からは見えにくい力のあることを忘れてはならない。また普段行かない山すそに分け入っていくと、一人で放棄地の草を刈っておられる高齢男性の姿も見かけた。こうした努力があるから、田畑がまだ完全に荒れてしまわないでもっているのだ。今回は歴史の勉強にもなったし、陰で支える人の有難さも分かったし、運動にもなったし、ブログ用の写真も撮れたしでウィンウィンウィンだった。

 ☆新しいカメラで良い写真が撮れたと思ったら、アップデートで支障が出て今回載せることが出来ないことが分かった。人生何でもそんなに良いことばかりではない。これも大事な教訓が学べた。めげずにがんばろう。

Dr.596 冒険教育指導者講習会(2月28日)

丹波篠山市を絶こうちょうにするにはどうすれば良いか気になりながらも、県立嬉野台生涯教育センターの冒険教育(HAP)指導者講習会に参加した。この講習会に参加しないと次年度のHAP指導ができないことになっている。HAP(ひょうご冒険教育)はドクターが嬉野台に勤めている時に創設した冒険教育プロジェクトで、当初は指導者の確保に苦労したものだが、今ではこの講習会を受ける人は60人ほどにもなっている。これほどHAP講師を志す人が増えたというのは、この冒険プログラムの魅力とドクター以降の施設担当職員の努力の賜物だ。初代担当のドクターは自分が指導するのが面白すぎて、指導者育成が後手になったのを反省した。ともかく、気がかりを抱えながらの講習会だったが、市政改革についても沢山のヒントを得ることが出来た。一つは「冒険教育指導時の安全管理」がテーマの話し合いで出た意見で、指導マニュアルや施設利用規定で「安全上やってはいけないこと」を定めることも必要だが、安全について最もキーになるのは「指導者や職員間でスムーズな意見交換が出来る人間関係をつくることだ」というものだ。良好な人間関係がつくれていれば、誰かが危ないと思ったことは直ぐに共有でき、全員で危険を回避する行動や認識を共有できる。それが言いにくい関係や特定の誰かの意見が強く通るような雰囲気では危ない。このことは市政改革でも他の事でも同じだと思う。良いことを思いついても言いにくい雰囲気やギクシャクした人間関係であれば、折角のアイディアが活かせない。もう一つは「その辺に刃物を置きっぱなしにするというような無くても良い危険(ハザード)と未知のことに挑戦したとき失敗するかもしれないというような成長に必要な危険(リスク)があって、同じ危険でもハザードは取り除かなければならないがリスクは成長や改善には必要だ」というものだ。これらの学びを参考に、これから良好な人間関係づくりや未知の領域へのチャレンジにがんばって行きたい。

 ☆嬉野台生涯教育センターであった冒険教育指導者研修会。冒険指導技術だけでなく市の絶こうちょう化や自分の人生の絶こうちょう化についても多くの学びを得ることが出来た。ドクターの嬉しそうな顔が何よりの証拠だ。でもこれは単に女性とツーショットが撮れたのが嬉しかっただけではという疑念の声もあり。

Dr.595 まち協連絡会(2月27日)

旧小学校区ごとにある丹波篠山市内のまちづくり協議会(略称まち協)の連絡会に参加した。市の絶こうちょう化には行政の力を借りながらも地域の人が地域の課題を解決しようと活動するまち協の活性化が欠かさせないと考えているドクターは、ちょっと無理して参加したが多くの得るものがあった。最初の地域で起業したり(地域食材を使ったカレー屋さん)、これから起業しようとする人(学習塾と鍼灸師)の発表では、これら他所から移住してきた人が地域活性化の起爆剤になるだろうと期待できた。その後の5~6人で地域課題を話し合うワークショップでは同じような悩みを抱える他地域の様子が分かり、これから自分の地域でもやってみたいヒントもつかむことができた。どこのまち協でも役員のなりて不足が課題で、自治会長会の助けがなくてはやっていけない。でも自治会長会と一体でやっていくことは役員なり手不足上やむを得ない面ももあるが、地域の課題に連携して取り組む上では大切なことだ。PTAの若い世代を上手く巻き込むことやまち協役員の手当の改善も少しは効果があるかもしれない。他にも農地や山林の維持、空き家の活用(管理人を置いて老人のシェアハウスにするアイディアも出た)、公共交通の改善による買い物難民者の救済、コ・ワーキングスペースなどを作って移住者を呼び込むと仕事も持ってくる、黒豆やお茶など地域ブランドを売り出すアドバイザーがいれば助かるなど共通の課題や直ぐにでも実現したいアイディアもいっぱいあった。最後にドクターは手を挙げて、「どこのまち協も地域の活性化にまち協が欠かせないことはよく理解している。県民局や市にもまち協を支援する仕組みづくりをお願いしたいが、行政に頼むばかりではなく自分達もがんばらなくてはいけないことも分かっている」と力説したが、結局行政に「もう少し助けてよ」と物申しただけになった感があったのが心残りだった。

 ☆まち協連絡会に参加して喜ぶドクター。こんな連絡会があったらいいなと思うような会だったからだ。決してカレーの試食と言いたいことを言って憂さ晴らしをしたからではない。

Dr.594 一人一人の力(2月26日)

最近、丹波篠山市の絶こうちょう化(元気化策)について考えることが多い。この間の愛媛県愛南町との交流の際にもそのヒントを得た。丹波篠山市の担当をしてくださった愛南町の町役場職員のOさんや町長や副町長さんのお人柄からも多くの暖かさや相手の立場に立って行動することの大切さを学ばせていただいたが、一緒に行った丹波篠山市のメンバーの皆さんからも多くのことを学ばせてもらった。交流力と言うのか、出会う人誰とでも心を開いて談笑や打ち解けた会話が出来る力を持った人(本人は気付かれていないかもしれないが)や、自動車の運転や荷物の出し入れなど裏方のなくてはならない仕事が出来る人、悠然と静かな立ち振る舞いだがリーダーとして何かあった時には任せておけと言う安心感のある人など普段のあいさつ程度の付き合いからは分からないその人の隠された底力を知ることが出来た。そんな強者の中にいて、ワーワーとおしゃべりはするけど愛嬌以外これといった特技のないドクターは今回の交流メンバーの中に入ったのが申し訳ない思いだったが、帰りの車の中で夫々から「(丹後さんは)今のままで変わらないでいてくださいよ」等と言葉をかけていただいたので、自分にも少し自信が持てて元気が出て来た。結局、愛南町でも丹波篠山市でも地域の絶こうちょう化にはそこに住む一人一人の力が大切と言うことだ。そしてその各自が持つ力は表面的な付き合いだけでは分からない所もあるので、誰とでも心を開いて付き合い、各自の真価をつかんでそれをうまく結集することが大事だ。お気楽者だが、そんな中の一助になりたい。そして周囲の人を励ますことを忘れない人になりたい。

 ☆愛南町の交流イベント参加時のスマホ写真をお届けします。各自がすごい力を持った人たちだということが分かったが、ドクターの力は愛嬌ぐらいか。自分の筏生簀を見せてくださった町長さんのような人間性を磨きたい。

Dr.593 姉妹都市

同じ篠山という地名があるご縁で丹波篠山市と姉妹都市になっている愛媛県愛南町の食のイベントに参加してきた。愛南町は水産業やミカンの栽培が盛んな地域で、こちらからは猪汁や猪肉フランクフルトなどを持って行った。現地の人や町長さんをはじめ市の職員の人との交流をさせていただき、つくづく愛南町の人の人情の熱さに心打たれた。人口は丹波篠山市の半分ほどだが、高齢者も含めて皆さん元気だ。おもてなしの心も半端でない。イベントの前の日や次の日まで私的な時間も含めて接待をいただいた。またそれが如何にも接待接待しておらず、自然な感じで個人的な知り合いをもてなす感じで触れ合っていただいた。お互い共通する課題や、それぞれの課題はあるだろうが、それに対処して行く基本は人々の温かい思いと人生を楽しむ態度ではないかと感じさせられた。人口減少は愛南町も共通する課題だとは思うが、対処はもちろんするが、でも大事なことは日々の生活を笑顔で元気に過ごすことだ。こんなすばらしいまちと姉妹都市にあることを感謝し、今後も多くのことを学んでいきたい。

 ☆多くのことを学ばせていただいた姉妹都市交流だったが、迂闊にも愛用カメラを瀬戸大橋のサービスエリアに忘れてきてしまい。写真が用意できずすみません。人生何でも得るものがあれば無くすものがありますね。また何とかします。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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