Dr.1898 ライフワーク(3月19日)
丹波篠山国際博の準備委員会の席で、市内で障がい者福祉施設を営まれている山中さんが、ユニバーサルツーリズムやおもてなしの心で、国内外の障がいのある人もない人も温かく迎え入れる体制づくりを国際博終了後も続けて行けるようにしなければならないというようなお話をされた。
その中で、生計を立てるライスワークと自分の思いがこもったライフワークの話をされた。山中さんは、自分はライスワークで旅行業を、ライフワークとして障碍者福祉やユニバーサルツーリズム等に携わっているというようなことを話され心に残った。
ドクターの場合はどうだろうと考えて見た。長らく高校教諭や冒険教育、校長などで子どもに関わって来たのはライスワークでもあるけど、ライフワークでもある。ライスとライフが一致する幸せな人生を歩んできていることに改めて感謝の心が湧いてきた。今も子どもたちや人の成長に関われているということは、本当に有難いことだ。このご縁を感謝して、自分にできる最大限の努力を自分なりのやり方で、ボチボチ陽気に努めます。
ちなみに、土日百姓でやっている農業は、専業農家には正にライスワークでしょうけど、ドクターの場合は赤字ですけど、おいしいお米や新鮮な野菜は頂いています。農業は食料維持や環境維持にも関わるライフワークにもなる分野だと思いますけど、ドクターの場合はそこまで高い意識で取り組んでいる訳ではなく、代々続いてきた田んぼを放置するわけにはいかないし、自然の中で身体を動かすのは気持ちいいので続けている訳で、これはこれでごっつう力の入ったライス・ライフ共存ではないけど、ある意味でのライス・ライフ共通ですかね。
☆何度かご覧いただいているうちの家の老梅とその足元のふきのとう。ライフワークの自分の生を気張らないで自然な形でたたずんでいます。こんな生き方が良いのかも。
Dr.1897 何もない力(3月18日)
最近何もない力(虚の力)という言葉を知った。いろいろ持っていたり、知識が詰まっているのは凄いと思っていたけど、空っぽだとこれからどういうものが入ってくるのか、可能性は一杯だということだ。
最近物忘れが激しく、一つするとその前のことを忘れることがある。困ったことだと思っていたが(実際に困ることもあるけど)、考えて見ると今目の前のことに集中しているともいえる。
持つことにこだわっていると、しがらみも多く、自由度も落ちて来る。どうせ忘却力は進んできているのだから、これを機に「虚の力」を大事に何もなく、何にもとらわれないことにも価値を見出していきたい。
何事もマイナス面ばかり見るのではなく、どうしようもないことならそれにとらわれることなく、プラスを活かし、プラス面を見て元気に過ごしたい。何も無くても大丈夫、失うことにビクビクせず陽気に明るくいきましょう。
☆カッターシャツの胸ポケットに入れたのを忘れて洗濯してしまった、スポーツジム会員証。ジムは3000回以上使っているけど、会員証洗ってしまったのは初めて(かな)。覚えていることにこだわらず、サラの気持ちで物事に当たって行くぞー(ちょっと無理あるかな、この論理)。
Dr.1896 覚えてくれている(3月17日)
市民ミュージカルの出演者さん達のご苦労さん会があった。いろいろと盛り上がった今回のミュージカルだったが、多くの人が夫々の熱い思いで関わってくださっていたのが分かった。
その中の高大生の若手の中に、ドクターが2~3年前にその子の中学校でやった前方飛び込み前回り受け身を覚えていると言ってくれた子がいた。そういえば、登場のシーンでそのようなことをやったような気がする。
この頃も登場シーンや、締めのエールなどで目を引く場面も多いが、自分が目立つためと言うより見ている人(集まっている人)に喜んでもらいたい、注意をこちらに向けてメッセージを聞いてほしいという思いがある。そういう思いを超えて、自然と出てしまうということもありますけど。
ともかく、昔にドクターがやったことや言ったことを覚えてもらっているというのは嬉しい。しかし、これもそのことをあんまり意識し過ぎてやるとくどくなる。自然な形でやって、覚えてくれている人、届いた人に覚えてもらっているというのが望ましいし、嬉しい。そういう意味でも、昨日のミュージカル関係者との懇談は嬉しかった。自分も人を楽しませようと頑張っている若者が育ってくれているというのが嬉しい。これからも届いても届かなくても自分らしくいきたいと思います。皆様も、ご自分らしくいきましょう、きっとその真意が分かってくれる方はいます。まあ無理せず、楽しくボチボチ行きましょう。
☆昨日の交流会があったレイクサイドホテル
Dr.1895 緊張と緩和(3月16日)
緊張した議会一般質問が終わって議場を出ると、ネコちゃんが差し入れを持って待っていた。先日ぜい肉がついてきたというドクターブログを見て、ぜい肉落としにきく(のかな)ドリンクを持ってきてくれたのだ。以前にも手づくりパンをもらった。お気遣いに感謝し、共に丹波篠山市を盛り上げて行こう「オー」。
その後、今田町にある陶芸博物館の特別展を見に行った。議会が長引けば無理だと思っていたが、少しの時間なら行けそうだったので、特別展のフィンランドのガラス容器やムーミンの絵画展などを見に行った。いつものように慌ただしい鑑賞時間だったが、日常とは別の穏やかな時間を過ごすことが出来た。
「忙しくても、こういう展覧会は見ておかれた方が良いですよ」という前担当者の方のアドバイスを思い出してのことだった。その後。以前から気になっていた認可外保育所を訪ねた。企業の従業員向けに開設されたが、今では一般の園児も受け入れてもらっている。ここでも沢山の子どもたちが寄って来てくれて、ほっこりする時間を過ごさせてもらった。
緊張と緩和、何事でもそうだがバランスが大事と言うこと。緊張ばっかりでもしんどく切れてしまうし。緩和ばかりでも飽きてしまうかもしれない。時に緊張があるのが、神経も閉まっていい(あんまり緊張ありすぎるのはきついですけど)。メリハリ、バランスはこれからも大事にして行きたいですね。何事も適度がいいと、テキトードクターは思ってます。今日もボチボチ行きましょう。
Dr.1894 やりたいこと(3月15日)
この春で市役所勤めを終える人に、「これからどうされるんですか」と聞くと、「やりたいことがありますから」と言われた。
具体的に詳しいことは聞かなかったが、仕事にしろ趣味にしろ「やりたいこと」があえるというのはいい。そういえばドクターも定年で校長を辞める時、冒険教育をやろうと思って、ささやま冒険教育(SAP)を立ち上げたのだった(SAPはまだ完全に旗下ろしてませんけど)。
それから少しやってみて、それなりに面白くはあったけど、何事でもそうだと思うが、良いことと悪いことがあって、やりたいことは実際にやってみると、「100%面白い」ということではない。
それからは、「やりたいこと」というよりは、流れとご縁で「やることになったこと」を、自分なりにやらせてもらっている。「自分なりにやらせてもらっていること」と「やりたいこと」はイコールではないが、「やりたいことをやる」のが上(望ましい)と言うのも違うような気がする。
これから「やりたいこと」をやる人にケチをつけるつもりは全くないし、むしろ応援しているのだが、人生は流れとご縁でやることになったこと(送ることになった生活)を自分なりにやっていくということになるのではいか。
「自分なりにやる」これが、そこそこ面白ければ、有難い人生と言えると思います。まあ皆さん、今日も自分のやらなければならいことに元気と陽気と笑顔でボチボチ行きましょう。
☆この道が「やりたいこと」に繋がっていればいいですね。ドクターの場合は流れとご縁で歩んで行きます。