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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.2090 子どもは元気をくれる(10月14日)

 黒枝豆の発送で、この時にしか行かないお店に行ったら、隣の文房具店で小さな男の子が店番(お母さんも一緒にですけど)していて、かわいらしくて話しかけた。

 「何年生」「幼稚園ですけど、来年は小学校に行きます。今日はお店手伝っています」

 「大きくなって、がんばってや。そしたら、このボールペン一本もらいます」

 「毎度ありがとうございます。150円です。」

(財布から100円玉と10円玉を4枚出しながら)「今、サイフにあるのはこれだけやな」

(お母さんに助けてもらいながら)「あと、10円ですね」

(うちの奥様に10円玉出してもらって渡すと)「ちょうど150円、ありがとうございました」

(と言ってから、商品とレシートを渡そうとする母親をさえぎって)「ぼくがわたす。ありがとうございました。これをどうぞ」と、商品を渡してくれた。

 予定になかったボールペン購入だったが、こんなかわいい店長さんならつい余分な買い物もしてしまう。店に、まちに元気を与えてくれる若い力。やっぱ子どもは元気を与えてくれますね。

 ☆5年前の今頃。同じようなことしています、今年も。

 

Dr.2089 平常心(10月13日)

 気になっていた農作業、秋鋤の準備をした。畔の草刈りや、鶏糞まきなどをやったのだが、終わってから作業中は感じなかった身体のあちこちの痛みというのかコリを感じた。

 汗をかく作業はやったので、夜の一杯を美味しく飲むために身体を動かす運動はする必要はなかったが、いつものように夕方トレーニングへ行った。いつもと同じメニューをやるのだが、昼間の農作業がこたえてあちらこちらがいたく、ダンベルもあがりにくい。

 それでも、いつもと同じような時間で終わり、スポセンを後にした。農作業などはいつもの平日とは違う動きだが、ここにいつもよくやるトレーニングという活動を入れることで、平常心と言うのか、いつものペースが戻ってくる。

 日によってすることに違いはあっても、いつものやること(ルーティン)を取り入れることで、ペースが戻ってくる。そして、いつもの考え方ももどってくる。流れとご縁を大切に感謝と貢献、いつもの思考、今日もルーチン平常心大事にしながらボチボチ行きますわ。

 ☆5年前の今頃。同じようなポーズやってますね。カメラどこかに失くしたようなので、昔の写真で失礼します。慌てないで探しますわ。

Dr.2088 あなたが大切なものは(10月12日)

 昨日は朝早くから城東小学校の子ども達と歩いていたので、ブログ更新できずにすみませんでした。近いと思っていたのに、小一時間歩いて少し疲れましたが、お母さん方とも話が出来良かったです。

 その後いろいろあって、「自分らしく生きて逝くために」という講演を少し聞きました。「生きて行く」ではなく、生きた後に、いろんなしこりを残さないであの世に行くために生きている間にしておかなければならないこと(エンディングノートなど)についての話でした。

 男性の健康寿命が72歳と聞いて、後5年ほどしか健康な生活は平均的にはないのかとびっくりしました。「あなたが今大切にしていることは何ですか」という質問もあって、多くの人は、お金・健康・家族等と答えるということも教えてもらいました。

 ドクターは「感謝と貢献」と答えて、少しその場の雰囲気とは違和感があってしまいました。もちろん、みなさんが言われる、お金・健康・家族はとても大切だと思いますが、別の視点からいつも言っている「感謝と貢献」を大事にしたいと思うのも本心です。

 健康寿命が平均寿命よりもかなり短いというのを知って、今健康で仕事や身の回りのことが出来ていることに本当に感謝します。自分でも多少はがんばっているところはあるように思いますが、朝の散歩やトレーニングは食事やお酒をおいしく頂く為なので、頑張っているとは言いにくいような感じもしています。

 今健康でいられるのは、大部分が大きな意思や流れやご縁のおかげで自分の意思や努力を超えた力によると思っていて、感謝しかありません。それなら、自分の出来ること、やる流れになったことを精一杯やるという貢献に励むしかないというのか、嫌々ではなく喜んで自分の力を貢献に発揮したいと思うのです。

 これは生きるためでも、逝くためでも変わりません。これからも感謝と貢献、流れとご縁を大事に行けるところまで行きたいと思います。バタバタの中、講演を聴きながら思いました。

 ☆5年前の今頃。やっぱり今と同じような感じで空や自然の写真撮ってたんですね。人って、やっぱりあんまり変わりませんね。ドクターにとっては、流れとご縁、感謝と貢献かな。

Dr.2087 すべては比較の問題(10月10日)

 高齢期の生き方に関する本を読んでいると、「すべては比較の問題」という言葉に出会った。高齢になって入る施設の同じような部屋に入った二人の老人がいて、一人はここの部屋は清潔で食事も美味しいと満足し、もう一人は、ここは狭くて居心地が悪く食事もまずいと不平不満だらけだという。

 初めの人は貧しい環境で育った人で、後の人は裕福な環境で育った人だが、人生の最後に同じ環境になり、一人は満足、一人は不満な日を送っているという事例が紹介されていた。

 最悪の事態、厳しい環境を想定して、今の実情はそれよりもマシと満足する。何か建設的な考え方でないようにも思うが、一つのやり方ではあると思う。要は、今の状態を受け入れ機嫌よく日々を送る、そんな考え方、生き方ができるかが大事で、そのやり方考え方は自分に合うものを選べばいい。

 今回出会った「すべては比較の問題」という考え方も一つの考え方としながら、これからも自分にあった日々を機嫌よく方策を探していきたいと思います。

 ☆少し前の奇麗な秋空。この写真にもいろんなものが写ってますが、何を強調して見るか、これも人生を機嫌よく生きる一つの大事なポイントかもしれません。

Dr.2086 谷村さんの思い出(10月9日)

 昨日のNHK歌番組で1年前に亡くなった谷村新司さんの特集をやっていた。懐かしい歌を聴きながら、あの時の思い出が蘇ってきた。

 あの時というのは、ドクターが神戸の高校で生徒会顧問をしていた30代の頃の話で、生徒会で文化祭のテーマを、「神戸、京都、大阪」に決めた。「これは三都やな。三都と言えば『三都物語』という歌を歌っている谷村新司さんに文化祭に来てもらおう」ということになり、当時の生徒会長が手紙を書いたら、谷村さんから、文化祭の日は予定があって学校には行けないが、その前に大阪でコンサートがあるので、その時に楽屋へ来てくれればお話ししましょうといってくださり、生徒会メンバーと大阪フェスティバルホールへ出かけた。

 楽屋でご本人からいろいろとお話を頂き、ビデオメッセージまで撮って文化祭当日に会場で流した。その後コンサート会場に招待され、2階席最前列でコンサートを楽しんでいたら、「最後の曲は2階席に捧げます」と言われて、歌われたのが『三都物語』だった。

 「これは私たちのために歌ってくれてるんや」と言って、みんなで大騒ぎして感激したのを今でも鮮明に覚えている。ちなみにドクターは、その時以来、散髪屋さんに谷村さんの写真を持って行って、これと同じ髪型にしてください(少し左側の前髪が長い)と言って、谷村物まねで生徒達に楽屋での話をしたのを思い出す。その時以来、今もその髪型を続けています。30年くらいにはなるかな。

 このエピソードでいろんなことを学ばせて頂きました。「人は動機よりも結果が大事」。谷村さんが歌の道に入られたのは「女の子にもてるため」だったと話されたけど、結果的には人々に感動と勇気を与える名曲の数々を提供され、何人もの人々の人生の支えを与えられた。

 もう一つは、「人を喜ばせることの大切さ」。最後の『三都物語』を2階席に捧げますという言葉で、どれだけ当時の私たちが喜んだことか。ちょっとした心遣い、一言を添えることがどれだけ大事か、今も大事にしている教えの一つです。

 こんなこと、あんなことを思い出させてもらった、昨夜の谷村さん特集でした。「きのう きょう あ~す・・・・」

 ☆その時の写真がこれです。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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