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Dr.2511 老年的超越(1月31日)

 今度高齢者大学でお話をするので、高齢期の生き方について調べていて、「老年的超越」という言葉に出会った。人生における幸福度はU字カーブを描いていて、18歳ごろから下りはじめ40代後半から50代前半に最低となり、そこから又上昇して70代80代と幸福度が増していくことも分かった。

 人生の後半(60代以降)に幸福度が上がるのは世界的な傾向で研究でも明らかにされているようだが、出世とか社会的役割とかの縛りも弱まり、又周りの知人が亡くなったり身体の不調を見るにつけ、自分もいつまでも若くない中、今特に不自由なく生活できていることだけでも有難いという思いや生かされていることへの感謝の気持ちが高まってきて(そういえばドクターもよく感謝について書くようになってきました)、そんな自分の今の状態を肯定的にとらえられるようになってくるということのようだ。

 さらに、生物学的にもセロトニンやオキシトシンという幸せホルモンの分泌も高齢期に増えてきて、オランウータンやチンパンジーという動物にも歳を取ると幸せになる傾向がみられるらしい。

 もちろん、年齢とともに幸福度が上昇する程度は人によって違うとは思うが、誰でも人生の終盤を幸せに、気持ちよく過ごしたいという気持ちは同じだと思うので、運動や周囲とのつながり(無理のない範囲ですけど)、感謝の気持ちをいっぱい持って、老年的幸せを高めていきましょう。ドクターと一緒に、機嫌よく生きるヒントも探っていこうではありませんか。

 いつになく、落ち込み過ぎない試行が続いているのも、考え方の深化だけでなく老年的超越(要は歳を取ってきたということ)があるのかもしれませんね。だとしても、これは有難いことばかりです。

 ☆今日も何とか、皆様とご一緒に心の平穏を続けていきたいと思います。こだわりすぎずにボチボチ行きましょう(これも幸福度アップにいいみたいですね)。今日の写真アップ不調のようですけど、「まあいいか」「仕方ないな」ということで、写真なしでいかせていただきます。この「まあいいか」も高齢期幸福にいいみたいです。

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