Dr.1881 日常のインパクト(2月29日)
大阪の某市から来た職員に、丹波篠山の案内をした。観光客で賑わう篠山城跡前商店街や、美しい鳥居が並ぶ王子山まけきらい稲荷、無電柱化した河原町などを案内していた時、自転車で通りかかった高校生がドクター達に「こんにちは」と挨拶した。
職員の一人が「お知り合いですか」と聞くので、「いいえ、知らない子どもです」と答えると、「知らない人にもあいさつするんですね、こちらでは。一番驚きました」と言われた。
観光名所もインパクトはあるけど、一番相手の心を打ったのが、知らない人でも出会った人にあいさつするという、ここらあたりではよくある日常風景だった。
ようく考えると、何事でも、特に目立った特別なことではなく、日常にあるいつもの事柄が大事と言うことだと思う。
「(特に何が無くても)日々を機嫌よく暮らす」「出会った人には陽気に明るく挨拶をする」「陽気さと感謝の心を忘れないように生きる」など、こんな生き方がいつでも幾つになっても出来る、それこそ自分にとって大事な事であり、その生き方にふと触れた他人にもインパクトを与える(別にインパクトを与えるのが目的ではないので、与えようと与えまいとそこには気にする必要はないんですけど)ということですね。
☆街並みも良かったけど、一番心に残ったのは日常のあいさつだったようです。お二人との何気ない会話も楽しかったです。