Dr.1382 まずは一日(9月21日)
いろいろと悩まれている方が周辺にいる。というより誰しも悩みはあると思う。何か手助けになることはないかと考えて、「私もしんどい時は先のことを考えず、先ずはその日一にを過ごすことを考えてやってきました」と話しかけた。
どれだけ力になれたかは分からないけど、自分はそうして来たし、今でも油断すると直ぐに悩みやしんどさがやってくるので、基本的にはその日一日を機嫌よく過ごすことを心掛けている。刹那的な生き方といわれるかもしれないが、仕方がない。先ずは生き抜くことを考えなければならない。
生きてるとまた、元気に夢や先の見通しを持って生きられることもあるだろうから、先ずは生き抜くために、そのしんどい時の自分が生き抜く考え方をしなければならない。しんどい時に自分を楽にする考え方や言行に余裕はない。きれいごとは言ってられない。命が続くことが最優先となる。
まずはその日一日をやり過ごす、建設的ではないかもしれないが、長い人生の中ではありな生き方だと思う。そもそも建設的・積極的が良くて、消極的・ネガティブはダメだなどの価値観にしばられず、自分が生き易い考え方や生き方を見つけてほしい。
一度きりしかない人生、かけがえのない人生、折角の人生という言葉も聞くが、そう気張らないで、生を受けた以上、それへの感謝は必要だが、自分の出来る最大限の貢献をしながら、調子の良い時にちょっとした楽しみを許してもらいながら、そこそこの満足を持って人生を終わる、それで十分ではないでしょうか。
特に今しんどい人には、「先ずは今日一日を生き抜く」、この言葉を送ります。生き抜いていると、調子のいい日もきっとやってきます。まあ、ボチボチ行きましょう。
☆ささやかでもボチボチ機嫌よく、機嫌よく日々を過ごしたい、そう願うドクター。周囲のしんどい人の力にもなれれば嬉しいです。大したことはできませんけど。