Dr.1128 改めてリスクを思う(12月8日)
ふるさと一番会議と言う、市長と地域住民との会議に毎晩同席している。市内20地区で開かれるので、20晩お付き合いすることになる。
昨晩はそこである方(PTA役員らしい)が、「子どもがケンカしたらすぐに学校から連絡が入るが、ケンカやもめごとはあって当たり前。自分達で解決する力も大事なので、いちいち大人(先生や保護者)が関わらなくても良いと思う」みたいな発言があった。
ドクターは「人の成長には冒険心が必要で、リスクは成長に必要なものもある。何でもかんでもリスクを取り除くと成長も無くなる。ただ、命にかかわるような危険や不必要な危険は取り除かなければならない」みたいなことを答えた。
「危険には成長に必要な危険(リスク)と不必要な危険(ハザード)があるみたいな話は出来なかったが、やはり冒険や挑戦にはリスクあってこそのものだ。リスクは悪で取り除かなければならないモノではなく、成長や飛躍のためには必要なものである」ということをこれからも先生や保護者にも伝えて行ければならないと思った。
何よりも自分に伝えなければならない。リスクを毛嫌いしてはいけないと。むしろリスクのあるコトを喜べと。成長の機会なんだから。
そういう意味から言うと、ドクターが今やらせてもらっている仕事はリスクが一杯ある。冒険教育の時によくやっていた説明のように、リスクと戦うエネルギーが不足している時には安心安全快適な場所(Cゾーン)でエネルギーを貯めてもう一度再チャレンジするのが良い。このことも他の人にも自分にも伝えて行きたい。
久しぶりの冒険・リスク考でした。
☆リスクに挑戦するのはエネルギーが要る。エネルギーを貯めるには逃げたり、めげたり、泣き言を言ったりしてもよい。そこでエネルギーが溜まったらまた元気にチャレンジすればいい。