Dr.2070 地域の力(9月22日)
市内東部地域の運動会に参加した。昔ながらの隣保を中心とした班対抗の競技に多くの地域住民の方が参加されていた。高齢者はもちろん、中年からPTA、小中学生まで多くの方が集まっていた。皆さん、自分の出られる種目に一生懸命で、事前準備(走る練習など)までやっておられる方もいた。
東部地域は、かつて勤務地があったこともあり、顔見知りの方も多い。競技中も多くのお顔を拝見した。これだけ多くの方が、昔ながらの行事に、昔のように参加される。これが伝統、これが地域の力と思わされた。
少子化や高齢化で行事や組織の見直しは続くが、跡を継ぐ人もいて、行事や人事が受け継がれているところもある。全てがこれまで通りとはいかないかもしれないが、良き伝統や精神は続けながら、身の丈に合った行事や伝統を維持したい。これは個人の生き方にも通じるかもしれない。何でもかんでも以前のようにはできないし、する必要もないが、良い所や自分らしさは残しながら、自分らしい歳の重ね方をして行きたい。
☆5年前の今頃。何してるんでしょうね。よくは覚えていませんが、できること、しなければならないいことに全力であたっていたと思います。良き伝統をこれからも。

Dr.2069 青春が懐かしい(9月21日)
市内高校の体育祭を見に行った。暑い天気だったが、暑さの中でも生徒たちは懸命に競技に放送などの役割にがんばっていた。今から見ると、そんなに頑張らなくても、そんなにクラスで盛り上がらなくても等と思ってしまうが、渦中にいる高校生だからできること、損得関係なく仲間と一緒になって全力を尽くす、精一杯応援する、そんな時間は、そのときだからできること。それが青春だ。
青春をずっと以前にすぎてしまった身から見ると、当時が懐かしく、当時だからできたこと、それを送れて良かったと思う。何も考えず、目の前の課題や行事に打ち込んでいたあの頃、当時は当時の悩みも一杯あったと思うが、今から思うと良い思い出ばかりが思い出される。
年取ってから懐かしく思い出される体験があるというのも有難いもの。それを思い出して、しばしあの頃にもどって、思い出を楽しみながら、現実の年齢を生きて行く。
☆当時熱い青春を送った校舎。いろいろあったな、懐かしいな。懐かしみから又もどって、現実もがんばります。皆様も時々懐かしい思い出を思い出して、青春に戻ってください。元気出てきます。

Dr.2068 元気を与える人(9月20日)
今朝も散歩風のランニングをやっていると、同じ村の先輩(70歳くらい)に出会った。少し離れていたので、手を揚げてあいさつしてもらっただけだが、ちょっと元気をもらった。この先輩はいつでも前向きで、農作業や村の役を積極的にこなしておられる。
世の中には人に元気をあたえる人とそうでない人がいる。ちょっとした声掛けや、素振り、笑顔だけでも、もらった人は元気をもらえるし、オーラと言うのか、そこにいるだけで元気をもらえる人もいる。
ドクターもそういう人に元気を与えられる人を目指しているが、どうだろうか。自分自身のエネルギーが元気満々だったり、元気少々だったりするので、いつもいつも元気噴出という訳にはいかないが、できれば作り元気も含めて人に元気を与えられる人を目指したい。
人に元気を与えられれば、自分自身も元気になれるしね。
☆見る人に元気を与えるお隣の畑の花。見る人、出会う人に元気を与えられる人を目指して、今日もボチボチ頑張るぞー。「オー」

Dr.2067 若い力(9月19日)
今朝朝の散歩(もはやランニングとは言えない速度です)をしていて、若者が作っている田んぼの稲が刈られているのに気付いた。この若者(といっても40歳前後か)は、村外に住んでいるが、村で農業で生計を立てている新規就農者だ。
稲を刈っただけでなく、田んぼの周囲の土手の草も奇麗に刈ってあった。これを熱い日中にやったということか。ドクターなどは、この草刈りだけでも二日かかる。稲刈りと合わせると3日はかかる作業を、若者は一日でやったということになる。
若者の力恐るべし。ただドクター百姓は効率を目指すというよりは、いい汗をかいておいしくご飯を食べる、健康百姓なので、作業に時間がかかったからと言ってへこたれるわけではない。ちょっとやせ我慢してるかもしれませんけど。
若者の力に感心しながら、高齢者は高齢者で自分のやるべきこと、やる目的を考えながら、歩んで行かなければならない。最近、周囲に体調を崩している人を見かける。自分もいつそうなるかも分からないけれど、今のとこは元気で動けている。この健康に感謝しながら、若者の力を嬉しく思いながら、自分のなすべきことを、自分のやり方でぼつぼつ歩んで行きたい。
☆昨夜の満月の後の、ほぼ満月。何ていうんでしたっけ、なかなか思い出せないけど、まあいいかでボチボチ行きましょう。

Dr.2066 お勧めの本(9月18日)
新人にお勧めの本は何ですかと聞かれ、あれにしようかこれにしようかいろいろ考えた。最近読んでる本は部屋に散乱しているが、定年後や高齢期の生き方に関する本が多い。若い人にはあわないので、齢がいってもいかなくてもあてはまる、落ち込みやすい性格をカバーする本を紹介することにした。
そりゃ、若者は元気で意欲溢れているように見える人が多いけど、心の内側には不安や自信の無さを抱えているだろうと思うからだ。ドクターも一見は元気そうに見えると思うが、実は結構悩みやすい。それをどう考えれば比較的、元気を維持できるかと、いろいろ考えて今日に至っている。
まだまだ、「さとり」には達していないが、「流れとご縁を信頼して、ぼちぼち自分のやれることをせいいっぱいやれば、あとはなるようになるに任せる」みたいな感じまで来ています。これとて、日々読書も含めて試行錯誤中である。気付いたことは、このブログで発信している。悩みやすい新人には、このドクターブログがお勧めだと思うけど、これはちょっと思い上がりですね。
まあそんなことでいろいろ考えて、『「不安症」でもだいじょうぶ』という本にしました。自分でも又読み返してみます。直ぐに忘れるのが悩みの種ですけど、そんなことにもあまりこだわり過ぎない方が良いというのは、これまでの人生経験でつかんできています。
☆本の散乱したドクター部屋の床。こんなの見せるの初めてですよね。前にもあったかもしれないけど、気にし過ぎないのがお気楽な生き方、こんな感じでボチボチ行きましょう。


