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Dr.880 危うい日常(1月13日)

毎日が変わり映えしなくても特に支障なく過ごせれば、それだけですごく有難いことなのだが、毎日同じようなことが続くとつい感謝の気持ちを忘れてしまう。しかし平穏そうに見える日常も一つ間違えば思いもよらぬ危機に陥る。場合によっては肉体的生命や社会的生命を落とすことだってあり得る。日常は危険と隣り合わせだ。危機は自分が招いた結果のこともあれば、全く自分の非とは関係なしにやってくることもある。例えば今朝家の坂で滑って転んだが、打ち所が悪ければ骨折・入院・生活に支障だって考えられたし、車で滑って下の畑に落ちればより一層被害が大きくなるところだった。普段車を運転していればいつ事故に遭遇してもおかしくない。絶対の安全なんてない。家の中でじっとしていれば、事故に遭う確率は低くなるだろうが、今度は肉体的精神的な健康が心配だ。そんなことで、平凡でも毎日が無事に過ごせることは文字通り「有難い」ことで、それに感謝しながら日々を送って行きたい、と氷で滑って転んで考えた。

 ☆氷でツルツルになった家の坂と滑ってこけながらいろんなことを考えたドクター。寒い日が続くが木の芽には春の兆しもある。

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