ささやま冒険教育

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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.224 気の合う仲間とのおしゃべり(12月19日)

岐阜県に新しくできたアドベンチャーコースの支配人シンジと尼崎で会った。ドクターにHAP(ひょうご冒険教育)立ち上げ時の苦労や課題を聞きたいということで、冒険仲間のたこやきが仲介をしてくれて3人で駅前の喫茶店で2時間ほど話した。シンジとは初めて会うが東海地域で冒険教育を広めたいという熱い思いと豊かな人生経験を持つナイスガイだ。一緒に冒険指導をすることも多いたこやきはナイスガイという言葉ではなく冒険指導に深い造詣を持つ純な心のおっさんという表現が似合う好人物だ。例によってHAP創始者だから立派な志を持った人物だろうという初対面(あるいは会う前)好印象の化けの皮は会ってみるとすぐに禿げたと思われる(ドクターは初対面好印象を得意とするチューインガム型人間であるーチューインガム型とスルメ型人間の話は過去のブログ参照してくださいDr.何号かは分かりませんけど)。なんせ「自分がHAPを始めたのは自分がPA(冒険教育)を好きだったから、楽しみたかったから」が創立理由だし、「シンジもいろいろあって大変だと思うけど先ず自分が楽しもう」というのがアドバイスなのだから。わざわざ遠くから来たのにほとんど得るものはなかったと思われ気の毒だったが、こちらはとても楽しい時間を過ごすことができ、定年退職後生活充実のヒントに「気の合う仲間とのおしゃべり」が有効という知見まで得られた。これで「退職後はどう生きるのかが良いか等と悩む暇がないほどやることで埋める」「委員会の委員長など頼まれたことや市長後援会などやる羽目になったことは基本的に引き受ける」などヒントはどんどん増えてきていい感じになってきた。

☆ナイスガイのシンジと純なおっさんたこやきという「気の合う仲間とのおしゃべり」を楽しんだ定年後生活研究家ドクター。どれがシンジでどれがたこやき、どれがドクターか分かります?

☆おしゃべりの後は篠山に戻って会議の前に時間つぶしのランニングをして、「人生は壮大な暇つぶし」という丹吉師の言葉を実践するドクター。

Dr.223 表の顔裏の顔(12月18日)

横浜でタクシーに乗った時、運転手さんに「横浜の港はきれいですね」と言うと、「横浜に来られた方は皆さん港の話ばかりされますが、ちょっと山側に入れば普通の田舎ですよ」と話された。「そ、そ、そうですね。神戸でも港や異人館だけでなく普通の街や田んぼもあります。ど、どこもそうですよね」と取り繕ったが、考えてみると景観だけでなく何にでも「表の顔」と「裏の顔」がある。私にも「上機嫌で絶こうちょうの冒険指導者&お百姓」という表の顔もあれば、「日々孤独と老いに悩みながら定年後の生き方を這いずり模索する田舎のおっさん」という裏の顔もある。横浜にしても神戸にしても丹後(ちゃっかり2大港に自分を紛れ込ますところがドクターらしいが)にしても、どちらか一方が本物でもう一方が偽物ということではない。一つの都市や個人の中に両面があるということだろう。このように何事にも表の顔と裏の顔があるのが真実なのだが、普通はみんなよく見える「表の顔」を見せたがる。かくいうドクター自身もこのブログで表の顔でしたり顔して人生の生き方などを語って来たのではないかと反省するが、ことさら自分を良く見せたいという下心からではない。「裏の顔」の苦悩を綴ってもみなさんに元気を与えられないだろうという思いと、「表の顔」も自分なので出来れば自分自身のためにも自分の中の「表の顔」の時間を長く確かなものにしたいという思いからだ。でも時々は苦悩する「裏の顔」もみなさんに自分も一緒だと思っていただけ元気を届けられるなら綴っていきたい。ともかく、今日も元気な表の顔で「お気楽にいきましょう」から始めましょう。

☆奇麗な横浜港の「表の顔」と上機嫌なドクターの「表の顔」。この顔でいる時間を長くしたい。

 

Dr.222 物事をあるがままに(12月17日)

日々を上機嫌に生きるコツの一つに「物事をあるがままに見てやりすごす」というのがある。物事や出来事自体は何の意味も持っておらず、それを私達がプラスやマイナスに解釈するから、その解釈によって自分が影響される。「プラス思考が良い」「マイナス思考をやめよう」などと言われるが、その上の境地がこの「物事をあるがまにやり過ごす」だ。例えば急に約束していた会合が中止になった場合には、これは「自分が先方に嫌われているのではないか」「中止になったおかげで別のことが出来て却って良かった」などと変な解釈をせず、諸事情により中止になったそれだけのこと捉え、「だからその次どうするのか」を冷静に考えるのが良い。また、パソコンがウィルスに感染した場合なども、「大事なデーターが失われてしまう」「今後迷惑メールが来たらどうしよう」などと心配を膨らませるのではなく、パソコンを再起動してできる修復をやってみる、それでなければパソコン業者に修理を依頼する、直らなければ買い替えるなどとその都度の事態に冷静にベストの対応をしていくだけだ。書いているうちにより自信を深めてきたが、この「物事をあるがままにやりすごす」観点がマスターできれば、何事にも動ずることなく平穏快適に生きていける。残念なのはドクターにはまだその修業が完成していないことだが、これもだったらさらに修業を積むだけと言うことになる。

☆最後の黒豆の選別作業。最後にこの豆の水分量をはかる。水分量が19%以上なら出荷できないので、水分計を前に神頼みするドクター。結果は18.4%で何とかセーフだったが、これも修業が完成していれば神頼みなどせず、平然と19%未満なら出荷、19%以上なら再乾燥するだけのこととなるのだが。

 

Dr.221 やんちゃが好き(12月15日)

預金の相談にJAの金融部門に行くと(これまで預金とは縁遠かったが、退職1年未満の今だけ各種金融機関から退職金目当てのお誘いが来る)、支店の方が小学校の時に地域でバレーボールを指導していた子どもがドクターがいた三田S高校に入って活躍させていただいたという話をしに来られた。お互いに知っているその子やその子の周辺の子や保護者の方などの話で盛り上がった。ドクターとしては自分が活き活き仕事をしていた校長時代のことを話題にできるのは楽しかった(それだけ退職後の今が活き活きしていないということかもしれないが)。その話の中で「あの子はやんちゃやった。でも私はやんちゃが好きだ」「私もヤンチャが好きです」ということでまた意見が一致して盛り上がった。やんちゃな子との付き合いは実際には大変なこともあるが、思い出となると俄然気は良いけどやんちゃな子は輝いてくる。その点真面目で手がかからなかった生徒の印象は薄い。やんちゃというのは自分の生き方に素直に生きていて個性的だから面白いのいか。ただ、やんちゃで手はかかってもどこか憎めない愛すべき人の良さがあるというところがポイントだ。先日も娘がお世話になっている中学校の校長先生とお話ししていた際にも、校長先生の中学校時代の教え子でもありドクターのいた高校にも通っていた気は良いけど暴れん坊やんちゃな生徒のことが話題になった。やんちゃとの付き合いは大変だけど面白い、そう思う先生や大人がいて嬉しい。

☆終わったことは終わったこととして、今の生活を充実するためにまず腹ごしらえをするドクター。やんちゃと付き合うのはエネルギーがいる。

Dr.220 面接練習(12月14日)

息子の大学受験のための面接練習に付き合った。高校でもいろんな先生にお世話になっている。身内(自分をよく知っている人)の前で話すのは大変だと思って、あまり父が面接練習するのはどうかと思ってこれまでやってこなかった。というのは、ドクター自身もこれまでいくつか面接を受けたが、その練習の時に自分をよく知っている人に面接練習をしてもらって汗だくタジタジになった苦い記憶があるからだ。面接試験というのは、ある種自分のプロモーションだから自分の良い所頑張っているところをうまく(ある面過大に)表現して相手(面接官)に伝えなければならない。嘘はいけないが、針小棒大ちょっとしたことでも大きく言っても良い(あるいは言わなければならない)。だから自分のことをよく知っている人の前では恥ずかしくって堂々と言えないのだ(実態がないのに自分を大きく見せるのが得意なドクターだけかもしれませんが)。ところが自分をあまり知らない初対面に近い面接官の前では、ばりばり話すのは得意だ。校長試験の面接のときなどは、面接官の前で趣味の狂言の謡いを披露したほどだ。ただ面接が盛り上がっても合否には直結しない。合否は採用人数や採用したい理由など、自分の実力以外の要素も大きい。だから息子だけでなく面接を受ける人に言いたいのは、例え面接で落ちても落ち込む必要はないということだ。決して自分の力が足りないということではない。面接官の見る目がない場合だって、採りたい基準が自分と違っていただけの場合だってある。面接結果、その時の面接官の判断が全てではないことは声を大にして言っておきたい、何せドクターが面接官をやるぐらいですから。ドクター面接を受けた皆さんごめんなさい。

☆息子の面接用に用意した椅子。久しぶりにドクターも座ってみて緊張したと言いたいところだが、この年齢になると怖いものはあまりなく、緊張したふりだけです。その場を楽しむことや、結果に一喜一憂しないでただ受け入れるだけとい人生哲学を磨いているので、まだ途中ですけど。

 

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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