Dr.429 ぽっかり空いた日(8月24日)
定年後の生活には何の予定もない空いた日を作らない方が良いと、これまで何やかやと予定を詰め込み馬車馬のように駆けてきたが、諸事情によりぽっかり空いた日ができた。そりゃあ世間は自分中心で回っている訳ではないので仕方のないことだが、最近では滅多になかったことだけにどう過ごしたら良いのか途方にくれている。当初は、本来ならやるはずだったことに思いを馳せてウジウジしていたが、時間と共にドクター哲学の「流れでやる羽目になったことを淡々とやって行く」が頑張り出し、空白でもやらなければならないこと(食べたり・寝たり・ブログを書いたり・・・)をぼつぼつやりだした。最初から休養のための空いた日ならそのように過ごせるが、本当は用事を入れたかったのに都合でできなくなって何も予定がないというのは結構厳しい。こんな日が続くと精神衛生上もよくない。定年後うつはこんな状態からなっていくのかとも思わされた。ここはこれからの生活が「うつ」か「お気楽か」の分かれ道と思って、空いた時間の過ごし方の研究と行きたい。ここでも身体を張った実験が続く。
☆急に何も予定が無くなった日、池の金魚を見つめながら「さてどうするか」と考えるドクター。今後の生活の試金石かもしれない。

