Dr.2152 年忘れ(12月24日)
1年間の苦労を忘れるという意味で「年忘れ」イベントがよく行われるが、加齢による「もの忘れ」が進むドクターとしては、そんなイベントをしなくても、忘れることができる。ただ、嫌なことも忘れるが、覚えておいた方が良いようなことも忘れるので困った点はある。
先日もある会で、会を盛り上げるために狂言の小舞を披露したが、何とそれは半年ほど前に同じ会員に対してやったものと同じ舞だった。開会式の教育長ブログの記事を読み返していて、そこに張り付けてあった写真を見て、同じ舞と言うことに気が付いた。
担当者に、「同じ舞をしてしまったわ」と言うと、慰めのつもりか、「誰も覚えていませんよ」と返された。それはそれでショックなのだが。
もともと舞は今は2曲しかできないので、今後は手帳につけておいいて、交互に行うようにしたい。1年立ったら、それこそ年忘れで誰もドクターの舞など覚えていないから許してもらえるだろう。
この「忘れ傾向」にしても、プラスマイナス両面あって、プラスは「嫌なことも忘れる」のでいいとして、マイナスの「必要なことも忘れる」はメモなどで対処して行きたい。メモの存在も忘れるようになったら、どうしようもないが、それはそれで本人は気楽と言うのかどうしようもないので仕方がないですよね。
まあ皆さん、今年の嫌なことは忘れて、楽しかった思い出を覚えているうちに振り返って、再楽しみましょう。
☆朝霧に浮かぶ役所と、朝焼けの山です。奇麗な絵は覚えていたいですね。