Dr.204 原因と結果の法則(11月27日)
アレンという人の『原因と結果の法則』という本によると、世の中に偶然とかたまたまということはなく、必ず今の状態(結果)は自分がやったり思ったりしたこと(原因)の結果だという。欧米には馴染む考えかもしれないが、日本人と言うのかドクターには少しきつすぎる。この法則を信奉してしまうと、例えば今が辛い状態にあるなら、それはすべて自分が蒔いた種(自分の言動に原因がある)だということになってしまい、それでは自分を責めすぎることになるのではないか。アレンが言いたいのは、だから(それが嫌なら)自分の悪い言動を改めよと言うことだとは思うが。やはり結果をすべて自分のせいだと思うのはしんどすぎるように思う。ここはドクターが言うように(いろんな人のパクリではあるが)「嬉しい、楽しい、ありがたい」などを口癖にして笑顔で周りの人に接し、自分に回ってきた役割を精一杯やっていけば、(何でかは知らないが)お気楽で幸せな人生がやってくるという考え方の方がしっくりくる。いい加減なところはあるが、突き詰めないのがいい。ここはもう国民性と言うのか自分の好みと言うのか、自分にとって居心地の良い考えで生きるのが良いのだろう。というわけで皆さんはドクター派、またはアレン派、どちらで生きられますか。
☆好天の中を参加した「日本遺産ツアー」。歴史の史実もすべてその人物に原因があるというのは、やはりちょっと厳しすぎるように思ってしまうのですドクター派としては。