Dr.1924 時間の経過(4月16日)
久しぶりに県教委へ行った。一般的に行政の人事異動は学校現場よりも早い周期なので、多くの人が異動していた。中には何人か顔見知りの人もいて、あの人があの部署にと知って驚いた。特に若い時に出会った人が、課長や副課長や係長らになっていたりして、時の過ぎゆくのを感じる。
20年ほど前に冒険教育施設で一緒だった人が、ある部署の重要な位置についていたり、指導主事の頃を知っている人が、課長や次長や所長になっておられたりもしていた。去年まで冒険教育施設で働いていた人が、これは部署の入り口で頑張っておられた。これからまだ長い県教委生活が始まるのだろう。
こうした人の流れを見ていると、組織の構成メンバーは変わっても、組織そのものは変わらず存続していることが分かる。多分、自分(達)がいなくなっても、組織は続いていく。
そう考えると、寂しいような安心なような、要するに自分(達)はその職にある間、また生きている間はその役割を勤めるが、それが終われば又次の人がその役割を繋いでいく。これは、役所だけでなく、学校でも家庭でも地域でも同じことだ。
自分の生かされている間、精一杯自分の役割を果たす。それを繰り返して人類はここまで来たのだろう。なんか話が大きくなったけれど、大きな視点から考えても、自分が生かされている間、自分のするべきことをたんたんと、出来れば楽しくやっていく。それには、感謝と貢献、陽気さが大事だということも、だんだんしっかりと分かってきている。皆さん、自分の役割を上機嫌に果たしていきましょう。
☆家の庭のすみれも、道路際の山も、みんな今の自分の役割を自然体で演じています。また時間が過ぎれば次の世代が受け継ぐのでしょうけど、今は全力で自分の役割を咲かせています。