Dr.1818 比べないレールを敷かない(12月24日)
こどもまんなか講演会があって、講師の一人、前宝塚市長の中川さんが『子育ては学び合い』と題して講演をしてくださった。その中で「子育ては、他の子どもと比べない。親の思いで子どもの将来を決めない(親がレールを敷かない)」ことの大事さについて話された。
一般論としても大事なことだと思うが、自分の子育てにおいても大切にしなければならないと改めて思った。成人してからは(基本的にはもっと前から)子どもの人生は子どものものだから、親が自分の思うようにしようというのは間違っている。
「こどもに幸せに生きてほしい」と願うのはどの親にも共通する願いだと思うが、そうであればこそ猶更、こどもの人生は子どもに任せて、こどもの好きなようにさせてやるのが良い。子どもが良くない道を歩むのではないかと心配して何かと手出し口出ししたくなる心情は理解できるが、自分の子どもを信頼して、子どもがやりたいことを見守る、応援するするというのが良いように思う。
親の過度な期待は、子どもにとってプレッシャーとなり、生きにくくする。子どもの良い所を認め、褒めて、「あなたのやりたいことを応援する」という親のスタンスが、子どもにとっても生き易いのではないか。
自分が親からしてもらったような支援や応援を子どもにも行う。レールを敷くという意味ではなく、子どもが困って相談してきた時には相談にのる。親から受けた恩を子どもに返す。これは「恩おくり」として大事なことだと思います。
☆多くの気付きを与えてもらった、中川さんの講演。子も親も元気出して行きましょう。