Dr.1719 とくに何もない時(9月7日)
ちょっとしたことでも、特に嬉しいことが思いつかない時どうするか。その一つの策として、想定される最悪を考えて、それが起きなかったことを喜ぶというのはどうだろうか。
これが自在にできれば、特に何も良いことが思い浮かばなくても、日々「良かったな」で過ごせる。ただ実際には頭の中の作業だけなので、実感を持って「想定した最悪が起こらなかったことを喜べる」かどうかは修行がいる。
こんな修行よりは、もっと大切な修行があると思われる方も多いと思うから、是非ともお勧めするわけではないし、もっと良い幸福感の感じ方があればそのほうが良いとは思う。
ただこれは大きな声で力説する幸せの感じ方ではないが、そこそこの効果はある。何も幸せの感じ方が見つからなかった時の備えとして、頭の片隅に置いておくぐらいの意味はあるだろう。
もっと基本的には、よく食べ、よく眠って、身体を動かし体調に気を付けて、幸福ホルモンややる気エネルギーが湧き出る身体の状態を作るということが大事ではないかとは思っている。この基本は大切だとは思うが、こうすれば必ず幸せホルモンがこれだけ出るということは確実ではないので、その穴埋めとして、今日お伝えした「最悪想定、そうならなかったから幸せ」処方箋も備えておく価値はあるように思っています。
☆仕事の帰りに見た夕雲。今日も一日を終えることが出来て良かった(出来ない場合の想定から比べたら)。