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Dr.1365 最悪を想定(9月2日)

 自分の人生で起こるであろう最悪の事態を想定する。死ぬことは最悪かもしれないが、死んだら後のことはいかんともしがたいので、「死」以外の最悪の事態を想定する。

 その最悪の事態を何とか避けられているとすれば、後のことはそれから比べると大したことではないと思えるのではないか。最悪の事態が起こっていないことに感謝して、後の厄介なことはそれと比較すると、耐えられる、耐えなければならいことだと思える。

 この考え方は邪道かもしれないが、実際には莫大な効果がある。それほど、最悪の事態が怖ければ、それが怒らないように日頃から気を付ければ良いというようなものだが、愚かな人間としてはそれがなかなか実行できない。

 最悪の事態が起こらないように祈りながら、その可能性を0にすることができない。そしてさらに、その恩恵(最悪の事態が起こらないこと)を、それ以外の問題解決の発奮材料に使おうとしている。

 この考え方はほめられたものでないので、大きな声では勧められないが(こうしてブログでは大きな顔して書いてますけど)、効果は絶大だと思うので、どうしても困っている人のために、こんな考え方もあるよと紹介している。

 最悪の事態は自分の力だけでは避けられない所もある。今がその事態が起こってないとすれば、大きな力に感謝するしかない。そして、その恩恵に見合う自分ができるだけのことをやっていくしかない。

 そんな訳で、今日も感謝しながら、できるだけのことをやりながら、一日を送りたいと思います。自分も含めて、皆様に最悪の事態が起こりませんように。

 ☆いろんな事情を抱えながら、いろんな人が行き交う駅。大変なことも多いと思いますが、精一杯生きて参りましょう。

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