Dr.1289 ターニングポイント(6月10日)
これまでの人生を振り返って、大きなターニングポイントは何だろうと考えて見た。一つは法学部に入りながら教員になろうと思ったこと。もう一つは、教員の途中から指導主事になったこと(教育委員会に入ったこと)かな。
法学部に入って裁判官や弁護士が向いてない(その方面に才能がない)のはすぐに分かった。それでも同期の多くの人が商社か企業に入った。ドクターも商社に入っていれば、故郷に帰って来ていなかったかも知れない。
教育委員会に入ってなかったら、冒険教育にも出会わなかっただろし、学校管理職にもなってなかっただろうし、退職後ふらふら(冒険指導をやりながらチョコっと仕事みたいな)もしてなかっただろうし、選挙にも出なかっただろうし、今の職にもつかなっかだろう。ドクターも名乗らなかっただろうし、こんなブログもやらなかっただろう。
そう考えれば教員になって、教育委員会に入ったことが、ドクター人生の大きなポイントのようにも思うが、もっともっと小さなターニングポイントは一杯あるように思うし、毎日の出来事が人生に大きな影響を与える要素を含んでいるようにも思われる。
例えば今日急に誰かに厳しいことを言われて今の職を辞すかもしれない。そんな危うさは日々感じている。今があるのは、いろんなご縁と運(総称して「流れ」)に導かれていると思っている。
そういう意味では「毎日がターニングポイント」、人生どう転ぶか分からないって感じだ。どう転んでも、終わりが来るまで生きて行くしかない。「生きて行くしかない」って嫌々と言う意味ではなく、生かされている間は、流れでやってくる役割を精一杯、しかしどこか楽しみながらやっていくしかないし、それでいいし、それがいいっていうことですけど。
まあ皆さん、ターニングポイントは流れ様に任せて、お気楽にボチボチ参りましょう。
☆「トライやる」でいろんな仕事を体験する中学生。彼らの未来にどんなターニングポイントが待っているでしょう。楽しみですね。
