Dr.1194 失ったものを数えない(2月16日)
職場の若者と話していて、ドクター「この頃はお昼はおにぎり一個です」、若者「そんなんでお腹すきませんか」、ドクター「食べよ思ったら食べられるけど、カロリー採り過ぎだから控えている。菓子パンも昔は良く食べてたけど、最近は食べないようにしている」みたいな話をした。
齢を取ると制限が多くなったり、若さや体力など失くしたモノが多くなったりするけど、失くしたモノを数えず残っているもの、逆に齢を取って得たもの(経験やこだわらない態度など)に焦点を合わせて生きて行きたいなどと話した。
人生でいつの時代が一番良かったですかと考えて「それは今です」と答えたいとは思うが。思い出して考えて見ても、どの時代にも良いことも悪いこともあった。今から思い返すと、良かったことの方が多く思い出すが、もう少し考えるとしんどかったことも思い出す。
いつの年齢でも楽しいこととしんどいことがあるということが、この齢になって分かる。だから楽しいことは味わい、辛いことはやがて終わると気にしない、こんな生き方ができつつあるのも齢を取った利点だろうか。
ともかくプラスを見て、いけるところまでボツボツ生きて行きたい。
☆市役所ロビーで行われている景観写真展。美しい面が写っている。それでいいんじゃないでしょうか。