Dr.1117 あと一回は(11月24日)
久しぶりにスーツを買った。春秋ものはいくつかあるが、冬用があんまりないため思い切って購入した。
受け取りに行くと店長が品物を確認しながら「良いものを買われましたね」と言うので、「人生最後の買い物だと思ってちょっと張りこみました」と答えると、「そんなことないでしょう。後1回はいけますよ」と言う。「後1回?」と言うと、まずいと思った店長が「1~2回は行けますよ」と訂正したが、増えても2回かいと思ってしまった。
後スーツを何回買うか買わないかは分からないけど、人生そんなには残っていない。「人生百年時代」とは言われるけど、例外な方を除いて元気に動けるのは80代半ばまでだろう。となると、後20年ほど、長いようで直ぐ過ぎそうな気もする。
なんやかやと言いながらも、定年後も早4年目に入っている。この20年をどう過ごすのか、紳士服店店長の言葉から考える良いきっかけをもらった。ゆっくりもしたいが、退屈も嫌だし、バタバタもどうかと思うが、どちらかというとやる事がある方がいいか。結論は出ないが、ともかく今日一日を精一杯頑張り過ぎないように頑張ろう。
☆久しぶりに勝ったスーツを着るドクター。買ったものはすぐ着る(使う)傾向は昔から変わらない。生き方も死ぬまでそう変わらないのかも。