Dr.1105 人生四苦八苦(11月12日)
作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが亡くなった。瀬戸内さんの言葉に「人生は四苦八苦でいろいろ苦しいことも多いけど、生きるに値する」みたいなことがある。
「人生四苦八苦」は釈迦の教えだと思うが、人生は苦しく思うようにならなくても生きて行かなければならない。これでは救いがないように思うが、これが真実だとすると諦めがつく。変な期待をしないで、苦しく不安が多くてもそれを前提として、そういうものだよ人生はと日々を生きて行く。すると時々思いがけぬ嬉しい時間を過ごせる、今回の東京行きのように。
でも帰って日常が始まると、しんどいことや嫌な話を聞かされることが続く。それでもお陰で何とか一日が終わって次の日を迎えることが出来た。そしてまた何とか今日一日を終えて晩酌の時を迎えるのを励みに時を過ごす。
生産性がないようにも聞こえるが、出来る範囲で笑顔を忘れないように、周りの人の役に立つようなことを出来る時にできるだけすることを心掛けながら、精一杯生きる。これしかできないし、これでいいんじゃないでしょうか。
寂聴さんに問いかける。
☆バタバタの日常の合間に見つけた紅葉。奇麗とは思ったが、その後またいろいろあって、写真データ見るまで忘れてました。まあ何とか今日も頑張らずに頑張りましょう。