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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.1559 無事おめでとー(3月11日)

 なにも特段なことが無いコトを「無事」というなら、それは特に悪いことが無い訳で有難いことで「おめでとー」と言えることだ。

 そうとは分かっていても、なかなか「無事」だけで心から「おめでとー」という気持ちになるには修行がいる。何かを達成した時や困難に打ち勝った時に「おめでとー」や「良かった よかった」は言いやすいが、何もない時にそれだけで感謝の気持ちが湧くようになるには気持ちの整理が必要だろう。

 それでも、震災や不慮の事故等の経験があれば、「無事」の有難さがよくわかる。ただ気を付けなければいけないのは、当初はそういう気持ちでも、しばらく当たり前の日常が続く日々が続けば、それになれてしまい、無事は当たり前で感謝の気持ちが遠ざかる。

 「無事」や「当たり前」に感謝が出来るようになれば、日々を感謝の心と上機嫌で暮らせるようになる。どうすれば、無事で当たり前の日常に感謝できるようになるか、これを探る修行の旅が始まるが、この修行旅はやりがいのある旅だけに邁進して生きたい。いいヒントがつかめたら又報告します。

 ☆最近まん丸に近い奇麗な月が見えてます。これをめでられるのも当たり前ではなくありがたいことです。

Dr.1558 潜在力(3月10日)

 かつての仲間で今度県議会選挙に出る人の話を聞く機会があった。普段の会話や飲み会での会話はよくしたし、政治に対する熱い姿勢や実直な性格は感じていたが、明確な言葉で自分の思いをこれだけハッキリ語る方とは失礼ながら思いつかなかった。

 日常のあいさつや会話程度ではその人の表面的な事しか分からない。人の潜在力の凄さとそれを見逃さないようにすることの大切さを思い知った。

 振り返って自分に潜在力があるか考えてみた。潜在も顕在もそれほど力があるとは思わないし、あるものは全て出しているように思っている。自分の持てる力は隠す必要はないし、隠しておられるほど余裕はないと思うからだ。

 ただ、昔冒険教育指導をしている時、企業の人材開発をする会社の人が、あなたの(人材育成に関するだったかな?)力はあなたが自分で思っている以上に素晴らしいものがある」みたいなことを言われたことがある。

 そういうこともあって、定年後に冒険教育指導業を始めたが、需要はそこそこどまりだった。もう少し頑張ってやり続ければ、少しは伸びたかもしれないが、いろんなご縁もあって今に至っている。

 自分にどれぐらい潜在力があるかどうか、正確には自分で分からないと思うが(分かれば潜在力とは言わないか)、ご縁でやるようになったこと、やれといわれたことを頭から否定しないでやり続ける。そんな感じで自分の生は生きながら、周囲の方の潜在力に敬意を払うことを忘れないようにしていきたい。

 ☆家の庭にある老梅の木。もう枯れるかと思っていたけど、春に花を咲かせるとは。恐るべき潜在力。

 

Dr.1557 一つの悪しきこと(3月9日)

 99悪いことがあっても1つの良きことを噛みしめれば、99の悪しきことが消えると書いたが、悪しきことのパワーはすごい。一つでも気になり出したら、それが頭中を駆け巡り、元気と陽気を奪ってしまうぐらいパワーがある。

 一つでもそうなのだから、これが99もあれば(例えですけど)相当こたえる。ただ、幸いなことに一つが前面に来れば、後は後方に隠れる。こうなるとポイントは、目の前の悪しきことを一つの良きこと(これも例えですけど)が打ち任せられるかということになる。

 しかし、これは出来るかどうかと言うより、やるしかない。自分や周りの人の元気がかかっている。今朝の新聞に野球のワールドカップに集うトップ選手が、勝つことよりも楽しむことを大事にしたいというコメントが載っていた。

 楽しんで力を発揮できれば、自ずと結果が付いてくる。結果が付いてこなくてもそれにこだわらない。大事なのはその瞬間を楽しむこと。これは普通の人の日常にも当てはまるのではないか。その瞬間の時間を楽しむことに専念する、そうすれば悪しきことに心を奪われる隙も与えない。

 こんな感じで、手強い悪しきことに対処して行きたい。その瞬間その瞬間を楽しむのは得意なような気がする。悪しきことは引きずらず、目の前のことに専念し、出来ればそこに良きことを探して楽しい気分を上げて行く。こんな目標で今日一日頑張ってみます。先ずは今日一日、そんな毎日が続いてますけど。まあいいか。

 ☆今度のスキーの全国大会に出場するこの兄弟にも大会を楽しんできてほしい。

Dr.1556 一つの良きことを喜ぶ(3月8日)

 日に日に暖かくなっている。ウグイスのさえずりも聞こえてきて、春の訪れを感じる。どんな些細な事でも良きことが一つあれば、それで元気をもらって、他の悪しきことを乗り越えて行きたい。

 人生には一見悪しきことと思われることが多い。そこばかりに注目していると心がしんどくなって、全体の気力もダウンしてしまう。それでは自他に元気を与えることはできない。

 一つの良きことを見失わないように、感謝の心は敏感にしておきたい。何事も当たり前ではなく、有難いことなのだ。これが分かっていれば、感謝の心は湧いてきやすく、良きことが見つかりやすい。

 辛いコト、嫌なこと、心配なことが多いご時世だが、意識的に良きこと、感謝すべきことを見つけ、そこを起点に元気を呼び起こして、陽気に元気に明るく行きたい。まだまだ修行中の身、気落ちすることも多いけど、一日一つの良きことを大事に前向きに行きましょう。

 ☆昨日のある高校での、生徒発表への市長との漫才風講評。掛け合いはまだまだでしたけど、こんな場に立てたことだけでも幸せなことです。

Dr.1555 あの頃が懐かしい(3月7日)

 本年度採用の新人の職員の方と懇談会を行った。皆さん若々しく、フレッシュな感覚を感じた。自分にもそういう時があったと懐かしく思い出した。

 何も考えず、目の前のするべきことに集中していたあの頃。将来のことまで頭が回らず、ただ現在・今を生きていたように思う。でも、この齢になると、今後の生き方が気になる。今現在も大事で、充実しているが、この先も充実して生きて行けるだろうか、いつか不調の穴に落ち込むのではないかと不安が頭をかすめる。

 若い頃は人生に不安はなく(あったかもしれないが今では思い出せない)、齢が行ってから先行きが不安になる。こういうものだろうか人生は。ドクターが特別なのか。

 ともかく、人生の最後まで機嫌よく、自分らしく、お気楽に行きたい。そのためにどう考えて心を整えたら良いのか、どういう生き方をしていけば良いのか、ここに関心も不安もあるけど、今のところは、大きな存在を信頼して、流れに任せれば良いのだという結論に達している。この考えがまだまだ定着していないのか、不安になるのだろう。もう一度、しっかりと噛みしめて、心穏やかに日々を生きる道を究めたい。

 ☆新人の皆さんとの会合で、いつもの様な元気者の役を演じる旧人。ご縁に導かれて今があり、これからもご縁に導かれて歩んで行きたい。そこに迷いはない(はず)。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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