Dr.227 偶然を呼び込む力(12月23日)
前に「念を貯める」で報告して以来、潜在的顕在的に思ったことが実現する事態が続いている。この間はドクター愛読書『定年後』の新書を持って著者に会えればサインしてもらおうと著者がお勤めの大学に行ったら、偶然エレベーターの前でお姿をお見掛けしそのまま研究室まで付いていってサインとお話をする機会を得ることができた。お聞きすればその日は一旦研究室を出て帰路につかれたが忘れ物を思い出し部屋に戻る途中だったという。ドクターもいろんな事情によりその日のその時間にエレベーター前にいたが、数秒でも違っていればお目にかかることはなかっただろう。いろんな偶然が重なり信じられないような出会いが実現したのだ。他にもJRで移動中に居眠りをして目が覚めると隣の席にこの春卒業した教え子が座っていたということもあった。彼はドクターが今春送り出した卒業生の中でも最も気になっていた生徒の一人だった。車中で彼の最近の様子やがんばりを聞くことができ一安心することができた。さらに宿泊宴会の前に時間が合ったので周囲をランニングしていたら(ドクターは余時間があればどこでもランニングができるように体操服とランニングシューズを車に常備している)、これまで20数年間一度も出会ったことのなかった知人や同じ村の人に出会った。特に村から遠く離れた場所でその日の余時間の関係でたまたまその場所を歩くように走っていたドクターに同村の先輩が偶然出会う確率は天文学的な確率で、奇跡と言ってもいいような出来事だと思われる。このように最近のドクターの身辺には気味の悪いぐらい幸運な偶然が立て続けに起こっているが今後どうなっていくのだろうか。この波動を楽しみながらまたご報告したい。
☆滅多にない偶然が重なり著名な著者から幸運にも準備していたご著書にサインして頂けた。
☆時間つぶしの思い付きランニングをしていたら、通常考えればあり得ないようなタイミングで知人や同じ村の人に偶然出会った。ドクターの偶然を呼び込む力が神がかってきた。その時の空には後光のような夕陽が輝いていた。
Dr.226 偶然の力(12月22日)
10年ほど前に冒険教育施設を作られたK大学堺キャンパスに施設の見学と施設運営の様子を聴きに行った。冒険施設設置から関わってこられた人間健康学部のY田教授にお話をお聞きすることができた。現在では1年生全員を18ほどのグループに分けて年間15回(1回90分)の授業を受けさせたり、ゼミ生が冒険教育を指導したり、地元の子どもや大人の団体が使ったり、教員の研修なども行われているようだ。何より学生たちの心が開かれ(オープンマインド)、仲間の中にコミュニティが作られ、それを土台に学生たちが地域や外に向かっていろんな企画や行動(子ども食堂や避難所運営など)を始めるようになるのが大きな成果だとおっしゃっる。高校跡地を使って大学の新キャンパスを作る時のお話も伺ったが、そこにはY田教授の熱い思いはもちろんだが数々の幸運(偶然の力)が重なった結果のように思われた。敷地内に施設管理上地上に大きな建物が建てられない用地があったり、大学新設の予算が限られていたり(十二分の予算があればトレーニングジムなど別のものが作られていたかもしれなかったという)、関西にこうした施設を持った大学がなかったため宣伝効果が大きかったこと等も幸いしたようだ。ドクターが嬉野台にHAPの施設を作った時にも、たまたまその時の上司に県教委の予算に発言権を持った教育に理解のある方がおられたり、事務方も協力的な人事構成であったことなどが幸いした。このように何か物事が成る時には、当事者の熱い心は必須だがそれ以外にも神の力というのか偶然の大きな力が働く。関係者はこのことをよく理解し感謝の心を持つことと自力への過信を戒める心を持たなければならない。こんなことは人間力あふれるY田先生はとっくにご存知だろうがすぐ調子に乗るドクターには厳重に言っておく必要がある。
☆関西で初の本格的な屋外冒険施設を持つK大学堺キャンパス。
☆偶然の力を活かす熱いハートを持ったたこやき&Y田教授&ドクター(ちゃっかり偶然力を活かして人生を歩む勇士に紛れ込んでしまいました)。
Dr.225 念をためる(12月20日)
自分がこうしたい、ああなりたいと思うことを意識的でも無意識的(潜在意識の中でも)でも貯めていけば(念をためる)、思いが実現するという話を読んだ。その本には著者の実例が書かれていたが、ドクターとしてはそんなことがホントにあるんじゃろかと半信半疑だった。でも先日会いたいと思っていた人にとてもあり得ない状況で出会ってしまった。この本を読んでいただけに驚くと同時に、この本に書かれた一般的には非科学的と思われることが現実に起こったことにある種の恐怖さへ感じた。考えて見るとドクターが退職前に考えていた退職後の青写真(冒険指導をしながら百姓をしてお気楽な毎日をブログで発信する。チャンスがあれば大学で教えたい)もほとんど叶っている。冒険指導も回数はそれほど多くないが、講演会、先生の研修、学校に行って学年やクラスを指導する、嬉野台でのHAP指導などほとんどが出来ている。念を実現するにはあまり欲張らないことやその念が反社会的なものでないことや実生活でズルをしないことなどが大事ということなので、これで十分だ。念を貯めたら実現するというのは怖い気もするが、その念が自分の夢だったり社会にとっても意義のあるモノであれば、何も臆することはない。後は自分の生活を公明正大にすることと念が実現することの不思議に感謝しながら、良い念を貯めていくだけだ。これからどんな念が実現していくのか楽しみだ。
☆担当者の方が送ってくださった篠山市の地元就職を応援する会の様子。司会をしながらも委員の方々の話されることを面白がっていたら、会議がうまくまとまって少しでも市に若者の力が加わればいいなと言う念が実現しそうだ。関係者の皆様と念をためることを教えてくれた著者に感謝したい。
☆この季節はおいしい干し芋がたべたいという潜在意識の念がたまって、本場の天然干し芋を届けてくださった。ありがとうございます。出来過ぎの念にビックリ感謝です。諸事情(泊り忘年会)により明日のブログはお休みしますけどすみません。
Dr.224 気の合う仲間とのおしゃべり(12月19日)
岐阜県に新しくできたアドベンチャーコースの支配人シンジと尼崎で会った。ドクターにHAP(ひょうご冒険教育)立ち上げ時の苦労や課題を聞きたいということで、冒険仲間のたこやきが仲介をしてくれて3人で駅前の喫茶店で2時間ほど話した。シンジとは初めて会うが東海地域で冒険教育を広めたいという熱い思いと豊かな人生経験を持つナイスガイだ。一緒に冒険指導をすることも多いたこやきはナイスガイという言葉ではなく冒険指導に深い造詣を持つ純な心のおっさんという表現が似合う好人物だ。例によってHAP創始者だから立派な志を持った人物だろうという初対面(あるいは会う前)好印象の化けの皮は会ってみるとすぐに禿げたと思われる(ドクターは初対面好印象を得意とするチューインガム型人間であるーチューインガム型とスルメ型人間の話は過去のブログ参照してくださいDr.何号かは分かりませんけど)。なんせ「自分がHAPを始めたのは自分がPA(冒険教育)を好きだったから、楽しみたかったから」が創立理由だし、「シンジもいろいろあって大変だと思うけど先ず自分が楽しもう」というのがアドバイスなのだから。わざわざ遠くから来たのにほとんど得るものはなかったと思われ気の毒だったが、こちらはとても楽しい時間を過ごすことができ、定年退職後生活充実のヒントに「気の合う仲間とのおしゃべり」が有効という知見まで得られた。これで「退職後はどう生きるのかが良いか等と悩む暇がないほどやることで埋める」「委員会の委員長など頼まれたことや市長後援会などやる羽目になったことは基本的に引き受ける」などヒントはどんどん増えてきていい感じになってきた。
☆ナイスガイのシンジと純なおっさんたこやきという「気の合う仲間とのおしゃべり」を楽しんだ定年後生活研究家ドクター。どれがシンジでどれがたこやき、どれがドクターか分かります?
☆おしゃべりの後は篠山に戻って会議の前に時間つぶしのランニングをして、「人生は壮大な暇つぶし」という丹吉師の言葉を実践するドクター。
Dr.223 表の顔裏の顔(12月18日)
横浜でタクシーに乗った時、運転手さんに「横浜の港はきれいですね」と言うと、「横浜に来られた方は皆さん港の話ばかりされますが、ちょっと山側に入れば普通の田舎ですよ」と話された。「そ、そ、そうですね。神戸でも港や異人館だけでなく普通の街や田んぼもあります。ど、どこもそうですよね」と取り繕ったが、考えてみると景観だけでなく何にでも「表の顔」と「裏の顔」がある。私にも「上機嫌で絶こうちょうの冒険指導者&お百姓」という表の顔もあれば、「日々孤独と老いに悩みながら定年後の生き方を這いずり模索する田舎のおっさん」という裏の顔もある。横浜にしても神戸にしても丹後(ちゃっかり2大港に自分を紛れ込ますところがドクターらしいが)にしても、どちらか一方が本物でもう一方が偽物ということではない。一つの都市や個人の中に両面があるということだろう。このように何事にも表の顔と裏の顔があるのが真実なのだが、普通はみんなよく見える「表の顔」を見せたがる。かくいうドクター自身もこのブログで表の顔でしたり顔して人生の生き方などを語って来たのではないかと反省するが、ことさら自分を良く見せたいという下心からではない。「裏の顔」の苦悩を綴ってもみなさんに元気を与えられないだろうという思いと、「表の顔」も自分なので出来れば自分自身のためにも自分の中の「表の顔」の時間を長く確かなものにしたいという思いからだ。でも時々は苦悩する「裏の顔」もみなさんに自分も一緒だと思っていただけ元気を届けられるなら綴っていきたい。ともかく、今日も元気な表の顔で「お気楽にいきましょう」から始めましょう。
☆奇麗な横浜港の「表の顔」と上機嫌なドクターの「表の顔」。この顔でいる時間を長くしたい。