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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.1160 若者の力(1月11日)

 獣がいフォーラムというのがあって参加した。丹波篠山市は猪・鹿・サルをはじめ多くの獣害に苦しめられている。

 獣害を「獣がい」と書くのは、野生動物が一方的に悪いのではなく、動物が従来の生息地に住めなくなるような環境破壊をしてきた人間にも原因があるのではないかと言うことで、「害」という悪い意味のある漢字をやめて平がなにしたということではないかと学んだ。

 しかも上記の意味を現役高校生や高校時代から対策に参加してきた現役大学生の発表から教えてもらった。そしてかれらは、これから大学や専門学校でさらなる学びをして、その後は丹波篠山市のために働きたいという。

 やはり高校時代まで本市で学ぶ価値はある。しっかり学んで将来の目標を持って生きている若者、そしてその輪がさらに広がって行くのを予感させるような会場に来ていた若者。

 ここまで輪を広げていった先人の力に敬意を表するとともに、若者の力と併せて60代の力も発揮しなければと感じたのでした。

Dr.1159 成人式 パート2(1月10日)

 丹波篠山市では二日続けての成人式となった。一昨日が令和2年度、昨日が令和3年度に20歳になる人たちが参加した。

 ドクターとしては基本的には同じ趣旨の話をしたが、今回はコロナの影響等によって成人式が延期になったりオンライン開催になるところもある中、こうして実際に集って成人式が出来たことは有難いことだ。 普段当たり前と思っていることが当たり前ではなく、すごく有難いことだという話を追加した。

 生きていること、学んでいること、働いていること、これが当たり前のことではなく凄く有難いことだと思うから話した。感謝の心と笑顔を忘れず生きれば充実した生き方が出来る。

 それと、前回も言った、「リミッターを外して、自分の可能性を広げよう。人から頼まれたことは『自分には無理』と言わずに引き受けてみよう」という話もさせてもらった。

 本当に成人の若者たちにこれからの人生を前向きに生きてもらうために必要だと思うことを話させてもらったが、いつものことで、言ったことは自分にかえってくる。日常を有難いと思って感謝しながら生きること、笑顔を心掛けること、頼まれたことややりたいことは無理と言わずにやってみること(こころのリミッターを外すこと)等、全てが自分にかえってくる。

 なかなか大変だけれども、これもパンフレットあいさつ文に書いた通り、これからの人生がどう展開していくかワクワクしながら自分も楽しみにしていきたい。

 言ったことは自分にかえってくる、だから言うことを控えるのではなく、自分でも実行できる覚悟があるコトを話さなければならい。

 ☆今回の成人式に集まった成人の皆さん。中に三田の高校時代の教え子がいて声をかけてくれたのが嬉しかった。日常にある嬉しいことを見落とさないようにしよう、これも言ってることで自分にかえってきた。

Dr.1158 成人式(1月9日)

 1年延期になっていた成人式があった。主催者の市を代表して市長らとともに参加したが、個人的にも自分の息子もこの式に参加していて感慨深かった。

 成人式を終えて初めて成人・大人・一人前になるわけではないが、一つの大きな節目とはなる。この節目を契機に親に保護された子どもから、自分で主体的に人生を生きて行く存在になっていく。

 独り立ちは、不安でもあり寂しくもあるが、何とか自分でやって行く術を身に着けて行ってほしい。

 一人歩みはやりがいや面白さもある。自分の責任で自分のしたいコトをすればいい。充実した人生を歩んでくれることを親も一番望んでいる。そしてできれば、次の世代に繋いでいってほしい。

 いろいろ感慨深かった成人式、成人式は一つの区切りではあるが、親が子を思う気持ちや子への支援がこの日を境にばったりとなくなるということではないと思う。親も子も自立に向けての歩みが徐々に始まっていくというのが現実ではないか。

 子どもにとっても親が元気で活き活きと暮らしてくれていれば安心して、自分の道に専念できると思う。

 結局子どものためにも、自分のためにも、社会のためにも、元気で機嫌よく生きて行くのが一番ということだが、これがなかなか難しい。これからもこのブログでそのヒントを探って行きますので、皆様お互いにボチボチ行きましょう。

Dr.1157 良き事(1月8日)

 思い通りにならない人生でも時々、あるいはよく見ると日々の生活の中に毎日のように、良きこともいくつか訪れている。

 例えば昨日でも、昔から知り合いの同級生が地元高校への進学率を高めるアイディアを持ってきてくれたり、若手職員と人生について語り合えたり、又別の若手にエールのメールを送れば返信が来たり、母の入院している病院の職員に三田の高校時代の教え子のお母さんがいて教え子の近況を伝えてくださったり、何人もの校長先生方があいさつに来てくださったりと幾つもの良きことが訪れた。

 よく見ないで、慌ただしく日々を送っていたり、痛い出来事に心を奪われ続けていたりすると、こうした良きことは見逃してしまいがちになる。

 そもそも日々を健康に送れているだけでも有難き良きことだ。

 人間は基本的に心配性なので、良きことよりも心配事や悩み事に心をとらわれがちだが、毎日の中にある良きこともしっかり味わい、感謝しながら、元気を持ち直して一日一日を生きて行きたい。

 まあ今日も色々あるともいますけど、自分の役割、するべきことをたんたんと勤め、一日の終わりにはほっといっぱいできることを楽しみに頑張り過ぎずに頑張ります。皆さんもそれぞれのペースで良き一日を。

 ☆始業式の様子をチラ見しに行った小学校に貼ってあった「あけましておめでとうございます」の壁飾り。

  元気な子どもたちの様子を見られたのも良き事でした。

 

 

Dr.1156 艱難辛苦(1月7日)

 母の入院をはじめ、いろいろ難儀が続いている。しかし、「艱難辛苦汝を玉にす」という言葉もあるので、こんな時こそ、持ち前の明るさを忘れず周囲の人の良い所を見つけて元気を与えたい。

 同時に「人生は苦である」という仏陀の言葉もある。「苦」とは、思い通りにならないことで、(誰の人生も)人生は自分の思いの通りには進んでくれないもの」という厳しいが、人生の真実を言われている。

 なかなか厳しい人生だが生きていると、時々生きてて良かったと思えることに出会うことがある。そんな時、本当に生きてて良かった、自分らしさを無くさないで良かったと思える。そんな時が時々あるので、苦の人生を何とか生きている。そして同じように外からは元気に見えても、内実はなかなかしんどいという方々のちからになれればと思って生きてるし、このブログも書いている。自分のためでもありますけど。

 まあ皆さん、今日もボチボチ行きましょう。

 ☆昨日見せてもらった「子ども広場」のボランティアの方々。いろいろあっても人に力を与える生き方がいい。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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