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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.1345 同じような日々(8月12日)

 お盆が近付いている。昨日は休日でもあって、いつもとは違うはずだが、ドクター的には同じような感じで一日を過ごした。

 公務をして、空いた時間にトレーニングと農作業、一日の終わりに晩酌って感じで過ごした。一日が晩酌を美味しく頂くために調整される。

 何もしないで、公務も汗も流さずに過ごしても晩酌は美味しくない。早い時間に食べても、食べた後は寝てしまうので、夜中に目が覚めてペースが狂う。だいたい夕飯の時間が一定になるように、一日のスケジュールを調整しなければならない。

 お盆だし、特にうちは母の初盆だしで、それなりにやることはあるが、基本と言うのか、時間の過ごし方の根本はいつもと同じ。やることもそうだが、もっと根本を言うと、「流れでやることになったことを精一杯やって、その中に楽しみを見出す」こんな感じで生きていて、こんな感じで最後まで行くのだろう。

 体が動かなくなっても、晩酌が出来なくなっても、基本はやる流れのことをたんたんとやって、その中に自他の楽しみを見つけるということだ。

 こんな感じで機嫌よく生きて行きたいが、これまでの経験から言うと、悟った時期と悩みの時期が入り混じってくる。だんだんと悟りの時間を多くしたいと思うが、どうなることやら。流れに任せるしかない。

 ☆おもちゃの家で遊ぶこども。何も考えないで無心にいい時間を過ごしている。見習いたい。

Dr.1344 あの頃が良かった(8月11日)

 もうすぐ教頭会の研修を頼まれているので、「大したことは話せませんが、皆さんに私が話せることがあるとすれば年齢が上で教頭も校長も定年後も経験していることぐらいです。その体験から言うと、あの頃(教頭や校長等の現役時代)がしんどいこともあったけどやりがいもあった一番いい頃だったということ。だから今の時間を大切にしてください」みたいなことを中心にお話ししようと考えている。

 そんなことを考えている時、懇意にして頂いている80歳のある組合長から、「(丹後さん)今の仕事はしんどいこともあるかもしれないけど、後から考えたらやりがいのあった時と思い返すと思うよ」みたいなことを言われた。

 その方も大事な役をされているが、バリバリ現役と言う意識ではないようだ。男性の平均寿命83歳までもうすぐなので、いろんな役を後輩に任せてゆっくりしたいともおっしゃっていたが、上には上がおられて、上から見ると年下は「あの頃はまだ良かった」と思われるようだ。

 ということは、いくつになってもその歳、その歳が自分の人生では「今が一番若い」ということ。だから、後から考えたら「あの頃は良かった。まだあれができた。あんなことをやっていた」ということになるのだろう。

 そんなこんなで教頭会で後輩の皆さんにお話ししようと思っていたことは自分に帰ってくるということになった。これからの人生で「今が一番若い。今やらせてもらっていることが後から考えたら今となっては出来ないやりがいのあること」ということなのだから、今のしんどさだけでなく良さを噛みしめながら日々刻刻を大事にいこうということですね。

 「人に言うことは自分に帰ってくる」これはドクター人生で度々経験したことです。ありがとうございます。噛みしめながら、今日も前を向いてボチボチ行きます。

 ☆デカンショ節大賞の授賞式に出席した高校生。自分の高校生時代を考えても、あの頃は良かった。その時にはいろいろ嵐もあったと思うけど、後から考えたら良かった面が多いと思い返せる。ということは今もそうですかね。

Dr.1343 食べて飲み働く(8月10日)

 教え子の1人が「食べ、飲み、一生懸命働く充実感、人にとってこれ以上の幸せはない」という言葉を教えてくれた。

 欲張りな人間は、ついついこのほかにも何かを得たいと思ってあくせくすることが多いと思うけど、生きて食べて飲んで働ける、これで十分幸せじゃないかと気づくことは大切だと思う。

 この「飲んで」のところが、ドクターの大きな楽しみの「晩酌の一杯」という意味があるかどうかは知らんけど、今の自分はまさに、元気に動けて(多少腰は痛めてますけど)、美味しく食べれて、汗をかいて、一日の終わりに美味しく一杯頂くという毎日が送れていることが有難い。

 これがいつまで続くのかだろうかと言う不安や、気の合わない人との人間関係など多少の心配は抱えているが、そんなものは課題のうちにも入らない。という気もするし、チョットしたことが大きく気になったりもする弱い所がある自分であるのも知っているし、まあ日によって、時々によって快調であったり、元気が無かったりするのが現状。

 しかしまあ、冷静な時には、恵まれている自分に感謝しながら、生きられるところまで、少しは人の役に立つことをしながら、上機嫌で生きたいものだという真っ当な気持ちでいられる。

 揺れながらも上機嫌を確保していく、そしてそれを周りの人にも広げていく、そんな日々を過ごしたいと思っています。今日もボチボチ頑張り過ぎないで頑張ります。

 ☆ひとり機嫌よく咲くユリの花。こんな感じで行きたいものです。

Dr.1342 できる時にしとく(8月9日)

 剣道部仲間からいろんな情報が入る。一人はオーストラリアにいる娘さん所に2週間の旅行中。又別の人は、夫と一緒に1週間ぶりに家に帰ったら、観賞植物が傷んでいたとラインで送ってきた。

 また別の人は、只今北海道に旅行中、お土産はクマか猪かと尋ねてきた。昨日も今日も明日も仕事中のドクターは、「出来る時にしたいことしとくに限るでー」と返信した。

 齢行くと思い出が大事になるという。そういえば、かつて子どもが小さい時、国の内外に家族旅行したけど、それがいい思い出で、今となってはなかなか家族で旅行はいけない。

 仕事上の思いでも、その時々の思い出があるが今となってはどれもできない。ということは、今の職でも、今しかできないことばかりなので、後から思い出して、良い思い出となるよう悔いないようにやっておきたい。もちろん自分の思い出のために仕事をするのではないことは百も承知です。全力で取り組んでいたこと、チャレンジしたことが心に残るので、今できることにもそれを当てはめて精一杯やろ言うということです。

 過ぎ去った時間を後から思い出すのと、今の時間を充実させるのとは、また違った難しさもありますね。現役当時もいろいろあっただろうけど、今思い出すといい思い出ばかりです。今の仕事も後で思い出すと、良い思い出だけが残るようになるのでしょうか。

 ☆こんなのも良い思い出になるんでしょうね。昨日やったデカンショ行灯審査。こんなん後からしたくてもできないですもんね。

Dr.1341 がんばらない(8月8日)

 「がんばる」「がんばってください」はよく使う言葉だ。子どもや若い時なら、伸びしろというのか頑張る余地が至る所にあるので、「がんばれ」の激励も良いとは思うが、長年生きてくると「頑張ろうにも頑張れない」「無理して頑張らない方が良い」状態もあるのではないだろうか。

 もちろん、「頑張れる人」や、「頑張るのが好きな人(頑張ることによって元気が出る人)」は、がんばればいい。しかし、世間にはそうでない人もいるし、年齢と共に頑張らない方が良い人も増えてくるのではないだろうか。

 何もさぼろうと言っているのではない。ドクター的には、無理ない範囲で努力はした方が達成感はあるので、出来る範囲での頑張るはいいのだが、それを超えた、あるいは自分の持ち味を超えたがんばりは結果も出ないし、不達成感の方が大きいし、心身へのダメージもあるので、無理に頑張らないくらいが丁度いいのではないかと思っている。

 自然体で、やりたいことややるべきことはやるが、やれないことややるべきではないことには無理に取り組まない、こんな生き方で行きたいということを言っている。

「ほどほど」や「まあまあ」「ぼつぼつ(ぼちぼち)」のような、お気楽な言葉も知っておいた方が生き易いと思うのですがどうでしょうか。何もこれらのことばを頑張って広げようとは思いませんけど。

 こんな言葉がある方が生き易い方にお勧めしたいだけです。ボチボチですけど。生き易い生き方や考え方、こちらはちょっと頑張って見つけ中です。これも頑張り過ぎない方がいいですね。やっぱりボチボチ行きます。

 ☆ドクター車庫前で見つけた昆虫の死骸とそれにたかるアリ。頑張ろうと頑張らなかろうと、生あるものは、いつかは果てます。自分に合った生き方見つけましょう。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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