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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.1781 何がしたいか(11月15日)

 昨日紹介した講師の人が「最近は企業研修が忙しいです」と言うので、「私が今の職止めたら企業研修講師として使ってくれませんか」と言ってしまった。「その頃何歳ですか」と突っ込まれて、それ以上話は進まなかったが、この発言には自分の癖と言うか傾向が出ているように思う。

 冒険指導も企業研修もしたことあるけど、やはり大人相手が面白い。子どもは子どもでやり甲斐はあるが、大人相手だと振り返りも深くなり、中には人生観が変わりましたという人もいた。そんな経験があるので、大人相手の企業研修やってみたいという気持ちがまだ残っているということ。でも、直ぐに思い返したのだが、仮に企業研修講師やったとしても、直ぐに飽きてしまったり、上手く行かなくて落ち込んだり、ネタに詰まったりして、思っているほどやり甲斐のある日々にはならないだろうということだ。

 そしてもう一つの癖は、何もやることがない状態に不安があるということ。ご縁と流れでやる事になったことをやっていけばいいと口では言いながら、又一部では本当にそう思っていながらも、一方では何もやることが無かったらどうしようという弱気と言うのか不安な気持ちも持ち合わせている。

 流れで何もやることがない状態になれば、それはそれでゆっくり人生を楽しめばいいという心境にはまだなっていないようだ。何かあってこそ、流れでやることになったことを全力でやればいいと言える。幸いまだこれまでの人生では、常に何かやることがやってきて、何もないということはなかったのだが、もしそうなったらどうしようという不安と言うのか弱さはまだ克服できていないのが、一昨日の講師依頼の件で、自分で自分の未熟さを再認識できた。

 かくなる上は、こうした自分の弱さも踏まえた上で、機嫌よく日々を送る道を追い求めたい。今のところは、「大きな力を信頼し、流れに任す」ということでブレてませんけど、信頼心がまだまだ足りないということでしょうか。反省して修行します。

 ☆つい企業講師を頼んでしまった大きな力を信頼する心に課題のあるドクターと達観の現役講師。がんばって達観目指します。

Dr.1780 笑顔負け(11月14日)

 ドクターが20年前に野外活動施設で働いていた頃に、生涯教育サポート団体を立ち上げた人に丹波篠山市に来てもらって講演をしてもらった。当初はドクターが冒険教育やチーム作りを指導したこともあったが、今では全国的にも有名な講師になって、講演の進め方も抜群にうまく、面白くためになる講演ができる人に成長していた。

 後援会の後に、二人で記念写真を撮ったが、後で見てみると、向こうの笑顔の方が数倍良かった。ドクター写真笑顔には定評があり、あんまり負けたことはなかったが、これは完敗。

 振り返ってみると、笑顔や講師としての技量だけでなく、講演前に世間話をしていても、昔こんなことしてくれました、こんなすごいこともしておられましたと、こちらを持ち上げてくれる。相手をいい気持ちにさせる、相手の長所を引き出すという力も、相手の方が数倍上だということに気付いた。

 ドクターとしては、昔話に乗せられて、自分には力があるのだと錯覚し、元気が出て数時間だけだったが無邪気にはしゃいだ。そのノー天気さだけは自慢できるか。

 人の長所は褒めながら、自分と比べず、自分の長所を活かしていく、そんな生き方で行きますわ。所詮、笑顔力と講師力ではかないませんから。あっしまった、また比べてしまった。お気楽ええ加減な私です。

 ☆笑顔負けした講師と。とてもいい人です。講演ありがとうございました。

Dr.1779 よく分からない飲み会(11月13日)

 飲み会に理由がいるのかどうかは知らないが、以前の職場でお声がかかったので飲み会に参加した。メンバーもいろいろで知らない人も多く、最後までよく分からない飲み会だった。

 それでもかつての知人や新しい人と話をするのは貴重な時間だった。私も宴会の途中で何度か話をさせてもらったが、同じような話で参加者を退屈させたのではないかと反省している。

 何人かの人とは話せたが、もっと多くの人と話せたのではないかと言う反省もある。楽しかったけど反省も多い飲み会だった。あれっ、この飲み会後の反省、昔はこれが多かったのを思い出した。この頃飲み会が戻ってきて、以前の感覚がもどってきた感じ。

 飲み会後の反省はしんどいが、こんな感じで生きてきたようにも思う。楽しい時間と反省の時間。楽しい時間ばっかり続けばいいけど、それでは有頂天、独りよがりになってしまう。反省もするけど、落ち込み過ぎず、どこかで自己肯定感を取り戻す。そんな感じで人生を進めてきて、これからもこんな感じで行きたいと思います。

 よく分からない飲み会でしたが、自分の生き方、飲み会の参加の仕方を再確認させてくれた貴重な機会でした。ありがとうございました。

 ☆昨日は合間を縫って、このモミジの下の田んぼを鋤きました。相変わらずバタバタしています。こっちの方の生き方も相変わらずです。

Dr.1778 ボランティア(11月12日)

 今朝は早朝から篠山城東馬出広場の清掃ボランティアをしてきた。主に落ち葉拾いだが、竹ぼうきなどで掃き集め、大きな袋に入れて搬出した(落ち葉はメンバーの一人の農業をやっている人が、持ち帰って堆肥にするらしい)。

 1時間ほど数名の仲間と一緒に清掃をして帰ろうとすると、市役所周辺や街なかで早朝清掃をしている人をたくさん見かけた。今朝はその自治会の清掃ボランティアの日だったのかも知れない。

 ボランティアの趣旨は、自ら自発的に無償で社会貢献活動をすることだと思うが、全くの自発性も良いが、少し何らかの強制と言うのか、後押しをするものがあるのもありではないか。今回のドクターのような、そのグループの活動で出役を呼び掛けられる(決して強制ではない)とか、自治会でクリーン活動に参加する日や当番が決められているとか。

 少しその人の背中を押す制約と言うのか仕掛けがあっても、最終的にやるかどうかはその人が決めることになっていれば、ボランティアといえる。

 純粋なボランティアであるかどうかにこだわるよりは、要は仕事でも強制でもない社会貢献活動が無償でおこなわれるということ自体が大切。

 ボランティアができる、精神的肉体的健康状態にあり、時間的にも捻出できる環境にあることに感謝し、できることをやっていく、ポイントはここだろう。

 ☆ボランティアの後に自分の畑を見に行きました。これはボランティアではないけど、今日しなければならなかったこと。ドクター的には、ボランティアもその他の用事もそんなに区別がない感じです。これがいいのかどうかは分かりませんけど。

Dr.1777 基礎に下りていく学び(11月11日)

 基礎学力の向上の必要性を訴えに来られた方がおられた。この頃では、思考力や判断力、学びを活かして未来を切り拓く力などの必要性が言われるが、その根本になるのが基礎的な知識・理解である。それを見に着けておかないと、考えようにも元になるものがないということになる。

 それならどのようにして基礎学力をつければいいかと言うと、復習や反復練習によって基礎事項を暗記する「基礎から積み上げていく学び」が考えられるが、工夫無くこればかりやっていると面白くないという課題が出て来る。

 これも昨今大事とされる、「探求的な学び」や「教科横断的な学び」の視点を生かし、自分が興味を持つ身近なテーマや課題に取り組み、その課題を解決するにはその元になる基礎基本的な事項を調べ身に着けておかなければならないということに気付き、基礎基本の学習に向かう。これを「基礎に下りていく学び」という。

 これだと自分が関心のあるテーマの解決のためというしっかりとした動機があるので、基礎基本の学習が進むことになる。どちらもそんなに単純な話ではないので、描いた通りには行かないだろうが、どちらの学びも大切で、要するに思考するにも、判断するにも、表現するにも基礎基本が必要だということ。

 基礎基本がなければ、一切その先へ進めないというのも違うように思うので、先ずは元気に生きながら、立ち現われて来る様々な課題に対処する知識や技能、考え方等を養っていきたい。

 ☆昨日立ち寄った様々な場。いろんな感性や力が必要となってくる。総合的な人間性が問われている。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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