Dr.2115 難あり有難し(11月11日)
日常生活に何の心配もなければ、嬉しいように思われるが、金銭的にも、人間関係的にも、仕事やご近所との付き合いなどでも何の心配もないという人はいない。何の刺激も悩みもないというのは人に深みを与えずボケさせてしまうようにも言われている。
いろんな気がかり、心配事、合わない人間関係等があるのは厄介なことだが、それらをそのままにしていては心身がもたないので、解決に向けて動き(動かざるを得ず)、ストレスがあっても楽天的で陽気な生き方ができるように、考え方を工夫し生き方を探る。
その努力が人をボケささず、しんどいことがある人の気持ちが分かる深みのある人間にし、自分の心性を向上させて、人にも優しい人間が出来て行くのではないでしょうか。
心配事から全く解放されたい気持ちもわかりますが、人生がそうはいかないとしたら、与えられた試練には前を向いて対応していかざるを得ない。しんどいけれど、その努力や配慮が自分を向上させると思い定め、前を向いて歩んで行きましょう。「にもかかわらず笑顔」の精神を忘れず、自分の向上のために与えられた試練を完璧に克服とは言いませんが、出来る範囲でぼつぼつ希望を失わず自分らしくやって行きましょう。
☆5年前の11月。同じような格好で、同じような写真撮ってますね。5年ぐらいではそんなに成長しないようですけど、何とか元気に過ごせています。このことへの感謝を忘れず、自分に出来ること、しなければならないことをボツボツやって行きます。皆様も、ボツボツ前向きに、試練に何とかご対応を。