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Dr.751 いろいろな意見(8月20日)

田畑に水が欲しいという声があって池の落水を決めた。今年から村の水利組合長を仰せつかっているのだ。村には4つの池があるが、落水は4つの池一斉にするのか、個別の池にするのか、いつからどのくらいの間落水するのかを決めなければならない。はじめは何人かに聞いてみても「水が欲しい」という声を聞いていないということだったので、一つの池だけ1日間(通常は4池一斉に2日間が多い)落水すると決めた。するとその後「他にも欲しい人がいるから4池ともにするべきだ」という声があり、しかもこの暑さで黒豆畑に水を通したいので「出来るだけ早くしてほしい」という声だったので、1池一日落水後に続いて4池2日の落水を決めた。すると今度は「平日は勤めの人もあるので土日にするべきだ」というお叱りがあり、落水したはしたで「こっちの溝には水が流れていない、水利委員は川のごみをとったのか」という苦情が入り、「もうそんなにあれこれ言われるなら水利組合長やってられません」ときれかけたら、「あれこれ言うやつはほっといたらええんや」という慰めの声もあり、つくづく決定者は難しいものだと痛感した。あれこれ声が上がるのは「自分には言いやすいフレンドリーな雰囲気があるからや」と前向きに考え、今後もいろんな声に右往左往しながら、ボツボツ諦めないでやっていきたい。「右往左往しながらボツボツやっていく」ドクターの人生そのものだ。

 ☆朝早くから落水時の堰の点検。いろんな声があってもめげずにボチボチ歩んで行きましょう。人生なるようになる、人生なるようにしかならない。

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