Dr.929 人智を超えた出会い(3月19日)
たまたま立ち寄った温泉で3年以上会っていない元県教委幹部の人に出会った。その人は直前にかかっていた車のラジオから能狂言の話が流れてきて、かつて宴席で狂言の謡いを謡い舞を舞ったドクター丹後のことを思い出していたという。私は私で誰かに「県費負担教職員」の実態を聞きたいと思っていたところだったので、正にそのことを最もよく知っていると言ってもいい人にここで出会った偶然に驚くとともに、こうした人智を超えた出会いや出来事にこれまでも何度か出くわしてきたことに思い至った。というより、自分の人生はこうした人智や自分の思惑を超えた出会いや出来事によって歩んできていると言っても過言ではない。大きく言えば父と母が出会い自分が誕生したことも、その前の祖父母の出会いも含めて人智を超えた大きなご縁がなければ無かったことだとも言える。何か一つ一瞬でも違えば違った人生、違った展開になっていたと考えられる。これを偶然と言えば偶然なのだろうが、それを必然、何かに導かれているという考え方も成り立つ。ドクターとしては、何かの大きな流れやご縁でこの時代にこの地域に生まれ、生かされ、成すことを与えられているように感じている。今後何年かの人生、流れに従いやることになったことを一生懸命打ち込んで行きたい。
☆人智を超えた出会いを体験した温泉。たまたまその日その時間にこの場所で出会った、もう一分違っていたらこの出会いはなかった。そんなことが多い、導かれた人生。