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Dr.690 天気を選べない(6月7日)

雨の降らない時期が続いている。農業者としては水田の水不足が気がかりだ。村の水利組合長ドクター丹後は、昨日と今日の二日間、村の池の樋を抜いて落水することにした。さも自分の決定にように言ったが、村の人に言われてそうなった。晴天が続くのは有難い面もあるが、あの雨の中の田植えは何だったのかと思わないこともない。こんなに良い天気が続くのなら、何もあの日にしなくても良かったのに。しかし、あの時はあの日しかなかったという思いもある。諸般の事情で悪天候でも実施しなければならなかったのだ。人生のイベントでも好天(順調な時期)が続いて、いつでもなんでもできるのにと思うほどの時期もあれば、悪天候続きでどの日になにをやっても辛いが、この日が一番マシそうなので無理を押してその日にしんどいことをやってしまうというようなことだ。後でこんなに好天が続くなら、もう少ししんどい行事を分散できなかったかとも思うのだが、人生天気も現在の天気みたいに自分で選べない。天気も人生の天気(転機)も自分で選べない。後から考えるように理想通りにもいかない。その時々の判断で天気と悪戦苦闘しながらベストをやるしかないか。

 ☆他の水利委員と共同で堰の点検をするが、人生の天気も実際の天気もなかなか思い通りには行かないというのが、これまで生きて来ての実感だ。

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