Dr.433 雨が心配(8月28日)
雨が続く日が続き、九州などでは特別警報も出て心配だ。兵庫県ではそれほどでもないが雨が続いている。百姓ドクターとしては刈り入れ時が近づいている米が、雨で田んぼが乾かないとコンバインを入れることが出来ないので、刈る時期がどんどんずれ込み心配だ。元気に立っている稲なら少々時期がずれても問題ないが、ドクター米のように軟弱な米は倒れだしているので心配だ。完全に倒れて稲穂が水に浸かると芽が出たりして米の品質低下につながる。主人と同じくドクター米は中途半端で完全にこけてもいないが元気いっぱいで真っすぐ立っている訳でもない。中途半端な状態でよろけている。これで雨が続けばこけてしまうかもしれない。ここは何とか根性を見せてほしいが、主人と同じならあまり期待はできない。というわけで降り続く雨に心痛む状態が続いているが、心痛む状態を続けているのは心理衛生上よくない。こういう時にはこれまでの人生経験から学んだ教訓⑬「どうしようもないことは諦め、できることをしたなら後は心配しないで受け入れる」というのが生きてくる。これを発揮して心配連鎖から脱出しようとするが、そこはまだ悟りに達しきれていない悲しさで、時折心配が頭をもたげてくるが、これも教訓通り、どうしようもないので諦めよう。
☆雨が続く状態で稲刈りが心配だがどうしようもないので、お気に入りの茶店でコーヒーを飲むドクター。茶店でモーニングを食べるのが雨の日にできる最善のこととは思えないが、こういう時には「細部にこだわらないで大体で大まかに生きる」という教訓⑰が生きてくる。
