Dr.2195 平和の基本(2月9日)
平凡社を創設された下中弥三郎さんが呼びかてつくられた世界平和アピール7人委員会(かつては湯川秀樹・平塚らいてう氏らも参加)の講演会が丹波篠山市であった。下中さんが丹波篠山市今田町の出身ということで、近年では毎年丹波篠山市で講演会が行われている。
今回の講演会は、7人委員会の一人で作家の高村薫さんの講演と小沼通二さんらのパネルディスカッションがあった。
いろんなお話があったが、結局国際平和を実現するには人権尊重の精神が重要で、先ずは自分にできる周りの人のためにできる行動をするのが大事というようなことを学んだ。
考えて見ればその通りだが、ドクターが言う、生かされていることへの感謝と自分にできる貢献という考え方が、世界平和にも通じるということに改めて気付かされ意を強くした。大きなことでなくても、小さな声かけからでも、自分にできる自他への優しさ、暖かくする取り組みを進めて行くことが大事と言うことだ。
周りの人への優しさの中に、「自他」として、自分に対する優しさも入れているのはドクター流です。自分に優しく、自分を大事にすることから、人への愛情は広がって行くと思っています。皆さん、今日も自分に優しく、人にも優しくいきましょう。それがひいては国際平和にもつながるのですから。
☆昨日丹波篠山市民センターであった世界平和アピール七人委員会。閉会あいさつでの「世界平和への歩み、みんなで進めて行きましょう」「オー」には、いつもの丹波篠山市小学生野口君も参加してくれました。

