Dr.199 学びのバケツ(11月20日)
この前の冒険体験会の最後の振り返りで『学びのバケツ』という活動をやった。参加者一人一人が今日一日の学びを象徴するモノ(今回はお手玉)をその説明と同時に活動時(ニトロクロッシング)に使ったバケツに入れる。「初めて会った人たちとこんなに短時間に学べるとは思いませんでした。なぜこのようなことができたのかを考え、これからの自分の指導に活かします」「このような心の交流ができることを知り、今後の大学での人間関係の研究に活かしたいと思います」「楽しい時間をありがとうございます」「仲間がいたから高い所の挑戦が出来ました」「ドクターの指導は素なのか狙いなのかはわからないけど楽しく学びの多いものでした」「そう来るか、と思わされることが多かった」などと言いながら、強制はしていないけど全員の学びがバケツに入った。普通ならこれで終わるところだろうが、ドクター流はここから、「このみんなの学びが入ったバケツを手を使わないで一周回しましょう」となる。不安定な椅子に座っての、足バケツリレーは左右の人などが助け合わなければできないし、第一大事な学びを途中で落としてしまったのでは、最後の活動だけに気まずい思いが残る。やらない方が無難なのかもしれないけど、出たとこ勝負やってしまうのがドクター流だ。第一その方が面白いし、落としたら落としたで何とかなる。でも大体はみんなでワーワー協力して回ってしまう。これも生き方そのもので学びと感謝が含まれている。うまく行く時ばかりではありませんけど。
☆「学びのバケツ」を回し終えた仲間たちと。やってもやらなくても良いことを全力でやる、そこが面白い。それが生き方だ。適当ですけど。