Dr.1631 人生の80%は偶然(6月4日)
人生は流れとご縁で出来ているとは、ここでも何度も書いてるし、ドクターのこれまでの学びや経験から辿り着いた境地だが、ある本に「人生の約80%は偶発的出来事によっている」みたいなことが書いてあった。
8割か7割か9割かは分からないけれど、人生の多くの部分が自分の意思や望みや夢とは違うところで展開していくということだ。だからと言って、自分の意思や夢や思いを持つことが要らないということではなく、それが(一見)叶うにしても叶わないにしても、それには自分の意思以外の様々な要素が絡んでいるということを知っておくことが大事だ。
例えば、教員になろうと思っても、その年の採用試験が無かったり、異常に厳しい倍率だったり、応募者の中にたまたま優れたやつがいたりしたら、夢はかなわない。面接官の中に自分の個性と違う人を評価する人がるかもしれない。
でも、意思や意欲を持たなければそもそもスタートにも立てないのだから、自分の思いを持つことは大事だ。しかし、思いが叶ったら幸せで、叶わなかった人生は失敗かと言うとそうでもない。今の例で言うと、教員になれなかったので、別の道(例えば商社マン)に進んだけれど、それが却って面白い人生が展開していくということもある。
トータルすると、夢と言うのか思いを持つかどうかも含めて(かなうかどうかは勿論)、人生はたまたま(この本では偶発的事象、ドクターでは流れとご縁)の要素が大きいということ。そして、それをマイナスに捉えるのではなく、だからどう展開しても、置かれた場所で自分の良さを発揮して自分らしくベストを尽くしていく(但し頑張り過ぎずに)、それしかないしそれで十分と言うことだ。
結局、いつも言ってることと同じようなことになってしまいました。
☆昨日も大まかな計画はありましたが、流れとご縁によってよい時間が過ごせました。ありがとうございました。偶発性を活かすには、柔軟性と感謝と謙虚が有用そうです。