Dr.1352 相談を受ける(8月20日)
いろんな理由で苦しんでいる人から相談を受けることがある。自分自身も悩みやすいし、いろんな課題もある中、他人の相談にのっている場合ではないという人があるかもしれないが、相談者から「話を聞いてもらえただけでも良かったです」「気になっていたことが一つ減りました」「優しい人やと思ってました」みたいなことを言われると、聞かせてもらってよかったと思う。
悩みに大小を付けるのはおかしなこととは思うものの、深刻なお話を聞いていると、自分の悩みなどちっぽけなものだと思えてくることもある。しかし、世の中には人から見ると小さな悩みに見えても、当人にとっては生死を分けるほどの大きな悩みのこともある。悩みの大小は人が決めることではない。
自分も悩みやすいと、人の悩みや苦しみの現状が分かりやすい。その人しか分からない部分は勿論あると思うが、しんどさの方向性はわかる部分も多いと思う。
ホントに世の中、思い通りには行かない。そこに悩みが起きるわけだが、その思いにこだわり過ぎないようにしようというのが、今のところの気付きだ。思いは持ってもいいし、持ってしまうものだが、それはそれとして、思い通りならないとだめだという思いは減らしていく。
どうせ世の中なるようにしかならないが、なるようにはなる。流れやご縁や運命(人によっては神のご意志、仏のお導き)大きな意志、何と呼んでも良いが、自分の力では如何ともしがたい力によって人生、世の中が進んで行く。
これを時々心に落とし込みながら、しんどいことも楽しいこともある人生を、ボチボチ歩んで行きましょう。これは相談者にも自分にも言いたいことです。皆さんも良かったら。
☆オンライン研修。勇気をもって手を揚げ発言しました。言うか言わないか、その日なんで手を揚げたのか、自分の力だけではないように思います。こんな感じで生かされています。