Dr.1317 ネガティブ・ケイパビリティ(7月13日)
ネガティブ・ケイパビリティというどうにも答えの出ない事態に耐える能力という概念を教えてもらった。
答えが出なくても耐えたり、はぐらかしたり、何とかして持ちこたえていくと、そのうち落ち着くところに落ち着いて事態が何とかなっていく。決して積極的な解決策・対処法でなく一見消極的ともとらえられる対処法だが、現実の世界では、がんばれば何でもか思い通り解決していくということはまずないので、この力と言うのか対処法と言うのか生き方は必要な考え方だと思う。
ドクターのずっと言っている、「何とかなる」に近いかもしれない。
人生は夢や希望を持って生きろというのとも似ていて、それはそうだがそういう生き方が出来る人ばかりではない。だとすれば、夢や希望は無くても何とか生きて行く、課題やしんどさは一杯あっても何とか生きて行く、その日の終わりの一杯を楽しみに何とか生きて行く、こういう生き方と言うのか時間の過ごし方があっても良い。というのか、きれいごとだけではなく生きて行かなければならない。
とすれば、何とか生を止めない生き方・考え方・対処法・力を持ちましょう。そのため、自分流の生き方楽思考が必要で、ドクターはこのところ「流れで生きる」生き方を推奨しているが、それに加えて今回のネガティブ・ケイパビリティだ。何でもいいから一つでも多く、自分の生を止めない、生き易くなる考え方を拾い集めて行きましょう。
☆ネガティブでも何でも、自分を楽にする考え方・哲学を見つけて行きましょう。