Dr.1106 残っているもの(11月13日)
年齢と共に失ったものは多い。若さ、体力、記憶力、髪の毛、友人、可能性、肌の艶・・・
反対にまだ残っているものや増えたものもある。日常生活を送る力、視力(メガネ付き)、聴力(高い音はダメ)、家族、責任、着なくなった服、要らなくなったモノ・・・
一般的な人生訓としては、「無くしたモノを数えるより、残されたものに感謝して生きよ」ということになる。
ドクター流なら、「冷静に両方を見て両者を受け入れ、淡々と終わりまで残ったものを使って行くだけ」ということになる。
人生で出会う事故や災害、人生行路も含めて、人力では如何ともしがたい部分も大きいので、一喜一憂せず、腐らず奢らず、喜んだり落ち込んだりはするものの、自分らしく出来るだけ周りの人や社会に役立つことをすることを意識しながら生きて行くしかない。自分に出来ることしかできないし、置かれた場所で咲くしかない。大きな花は咲かんかもしれんけど。
☆更衣室のロッカーに入れた腕時計が落ちた時、咄嗟に足が動いて時計を足の甲にあてて衝撃を和らげた。こんな反射神経はまだ残っている。どんだけ役に立つか知らんけど。
☆寒さ避けのため玄関に入れられた植物。こんなとこでも咲いてました。見る人は少ないかも知らんけど。