Dr.1041 後輩への伝言(8月25日)
学校の校長・教頭をめざす方へお話しをする機会があった。
昔の写真を持ち出して、いくつかの伝言というのか、自分の失敗を下にこういうことには気を付けてくださいよ、でも管理職はやりがいがありますよ、というような話をさせてもらった。
下の写真が昔(26年前と言うのが判明)、谷村新司さんのコンサートに生徒会役員と招待され楽屋で撮った写真。この時は谷村さんが生徒達にビデオメッセージをくれたので、その際自分も髪形を真似て一緒に盛り上げようと企画したのだった。
主役は生徒会顧問の自分、生徒や生徒会役員をもっと前面に出すべきだった。「誰が主役かを忘れない」「学校の主役は生徒(子ども)」というメッセージを自分の失敗を踏まえて後輩には伝えた。

次の写真は退職2年前の体育祭『部活動行進』。その時校長だったドクターは台の上に只立つことをせず、写真のようないでたちで運動部の最後を帰宅部の連中と一緒に更新した。自分の教師生活の一番の思い出ともいえる『帰宅部行進』。帰宅部を運動部と一緒に更新させることには賛否両論というより、否定的な意見が多いとは思うが、この時の帰宅部の連中とはいろいろ関りがあった。みんな悩んだ上の帰宅部選択だった。そんな事情を知っている運動部の連中も彼らを参加させることを了承していた。学年団も理解があった。
最後は校長判断だったが、生徒も保護者も地域の人も喜んでいただいた。ただ次の学年団には理解してもらえず翌年は実施できなかった。
このような賛否両論ある決断を思い切ってできる管理職(校長)はやりがいがあるということを伝えたかった。
