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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.1913 内発的モチベーション(4月4日)

 昨日の職場内会議で、今年度から管理職になる人に対して、先輩部長の方から「部下の指導には『内発的モチベーション』を大事にしよう」という話があった。

 その人がやる気になる動機付け(モチベーション)には大きく分けると二つあって、一つは叱る・褒める・報酬や罰を与える等の外発的モチベーションとその人自身が内部からやる気になる内発的モチベーションの二つがあるという話は、ドクターも昔から大事にしている考え方で、外発的モチベーションは即効性はあるけど長続きはしないという限界があるので、導入時には一理はあるが長期的には内発的モチベーションに移っていかなければならないと考えている。

 それをドクターの理論では、「心のスイッチを入れる」と言っており、それには、「あこがれ」や「感化」「触発」、今風の言葉で言えば「リスペクト」が効くと思っている。だから、上司や管理職自身が自分の役割・自分の人生を活き活きと生きることが何より、人(部下・生徒等)に良い影響を与えると思っているし、言って来たところだ。

 それを今回、先輩部長が言ってくれたのは嬉しいことだった。ただ、その時引用されたのが、アメリカの学者の言葉で、ドクターの言葉でなかったのが残念だが、そんな些細なことにこだわっていてはいけない。自分自身が大きな心で、小さいことにはこだわらず活き活きと生きる姿を見てもらわなければならないのだから。

 ☆だいぶ咲き始めてきた篠山城跡の桜。人から褒められるのなんか気にせず、自分の咲き道を行く姿は見習いたい。まあ、今日もボチボチ行きましょう。

Dr.1912 やさしい人たち(4月3日)

 年度初めの慌ただしい時間が続いている。初めての方も含めて、いろんな方に出会う。いろんな個性や考えの人がいて面白い。多くの方が、優しさを持たれている。

 飼い犬に噛まれた人をねぎらう剣道部仲間。嚙んだ犬も責めないご当人。今後の飼い方を提案する友人たち。職場の中で、気になる人に目をかける人。会合で集まった人たちに贈り物を贈ったり、食事の準備や片付けに率先して取り組む人たち。他にも多くの人達の優しさに触れる機会が続いている。

 人は誰でも、優しい面とそうでない面を併せ持つと思うが、人の優しい面ばかりが頭に残るというのはどうしたことだろうか。人の悪い所よりも良い所に目が行くというのは、良いことだと思うが、どうして今頃自分がそうなったのかが気にかかる。

 人格が向上して、人の欠点よりも長所を見られるようになったのなら良いのだが、そんなに急に人格が向上したとは思えない。奥様にはいつものように、ドクター欠点を指摘される。

 まあ何せ、人の優しさに気付くというのはいいことなので、いつまでこの傾向が続くかは分からないけれど、行けるところまでこの傾向で行けたら嬉しい。

 次の課題は、人の優しさに気付いたのなら、自分も同じような行動がとれるようになることだが、そちらの方はまだ発展途上、改善の余地ありだと思う。

 今日も皆様、人の優しさに感謝し、人にも自分にも優しくなれるように歩みを進めましょう。焦らず、ボチボチ、笑顔で参りましょう。

 ☆本年度から丹波篠山市で働くことになった、新人臨時職員の皆さん。いろんな経歴、個性、考え方の人がいて面白くなりそうです。

Dr.1911 いろいろな人(4月2日)

 4月1日の辞令式があって、新しい人や勤務場所が異動な人、役職が変わる人(昇級など)などいろんな人に出会った。この人たちからは、総じて不安はあるものの、新たな働き方に対する新鮮な気持ちやエネルギーを感じる。

 ドクターは、新人の方に、「慣れないことで自信を無くし、もう辞めたいと思うことがあるかもしれないけれど、何とか一年続ければその後も何とか持つものだから、先ずは一年辞めないで頑張れ」ということを、自分も教育行政に入った時にもう続かないと思ったけれど、何とかいろんな人に励ましてもらいながら一年が過ぎ、あの時辞めないで良かったと思っているという自分の体験も入れながら話した。

 そういうフレッシュさに溢れる人とはまた違う人にも出会った。中学校時代の同級生で、60歳で定年してから会っていなかったが、久しぶりに会うと、「この頃、人の名前や地名が出てこなくて衰えを感じる」というような話をしていた。

 記憶や体力の衰えを感じるのは他人事ではない。いろんな世代のいろんな人がいるが、自分は自分の人生を、マイナスもあるけどプラス面を見て前向きに進んで行くしかない。何せ皆さん、「誰一人取り残すことなく、自分の人生を前向きに生きられますように」、これは本当に願っていますし、そのためにできることを自分らしく精一杯やって行きたいと思います。

 ☆一人一人熱い思いを語る市役所新人職員。みなさんの人生が前向きに進みますように。いろいろありますけど、自分の良さを活かして前向きに行きましょう。「オー」

Dr.1910 新年度(4月1日)

 今日から新年度が始まりますが、皆さんいかがお過ごしですか。環境の変わられた方も、そうでない方もあると思いますが、こうした節目の日には来し方行く末に思いを馳せて、今一度自分の人生を考えて見るのは良いことだと思います。

 テレビ番組等を見ても、メイン企画やメインの司会者は同じだけれども、出演者の一部が変わっているようなのがありました。自分の生き方にしても、メインの考え方、自分の特質等はそう変わらないけど、いくつか新しいことや新しい出会いが始まるという感じでしょうか。

 ただドクターの場合は、メインの生き方としては、ご縁に従って、自分がやる流れになったこと、自分の周りの人間関係を受け入れて、その中で自分が出来ることを自分らしくということなので、そう激変と言うことはありません。

 でも、このご縁や大きな意思に従って生きる(生かされている)という考え方・生き方はずっと昔からというものではないように思う。いつからと明確には覚えていないけど、ある程度年齢がいって経験を積んで来てから、そうなってきたように思います。

 悩みやすい性格でも、この大きな意思に生かされているという考え方は、日々の自分を支えてくれています。また新年度も、同じような人に元気を届けられたらと思っています。まあ皆さん、これからもボチボチ自分らしく参りましょう。

 ☆丹波篠山の桜の標準木です。桜シーズンですけど、ボツボツ咲いてはります。こんな感じでマイペースで。

Dr.1909 第2・第3ステージ(3月30日)

 市役所や教職員の退職者辞令式やお別れ会があった。定年は延長されたが、60歳で役職定年やこれまでの人生に一区切りをつける人は多い。60歳前に辞める方も何人かおられる。

 いずれにしても、30年~40年間(若い人はもう少し短いが)勤めた職業に区切りをつけて、次の分野に進まれれる。第2または第3(人によっては今回お辞めになる職の前に別の職を経験された方もいる)の人生(ステージ)が始まる。

 人が幾つのステージを生きるのかは人それぞれだと思うが、何にしてもステージが変わると環境は激変する。環境は変わっても、自分の中身はそんなに変わらないので、どの環境でも自分が出来ることを自分のやり方でやるしかない。そして、その環境が自分に合っていれば花開くし、あっていなければしばらく待つか、自分を変えるか、環境を変えるか等して人生は進んで行く。

 ドクター人生を振り返っても、60歳で教員を辞めるるまでも、転勤や大学院や行政やと場面転換はあったけれど、定年後のステージ転換の方が激しかった。思いつくままにあげても(必ずしも時間軸通りではありません)、冒険教育指導者、大学の営業担当、通信大学の添削指導講師、一般社団法人の空き家相談窓口担当、市会議員、現職など、1年または数年単位で変化していった。この先、どういう転換が待っていることかしらん。

 ステージの転換は、自分の意思と意思を超えたご縁(人によっては運と言う)が入り混じって起こる。ドクターとしては、ご縁を大事に、見込まれて回って来た役割はできるだけ引き受けていくのが良いと思っている。これから先、どういうステージがやってくるのか、ワクワクしながら楽しむというほど達観はできてませんが、たんたんと受け入れて、自分の出来ることをやって行こうと思っています。

 それでも、今回退職された皆様のステージ転換は、人生の中でも一大事の大転換であることは間違いない。次のステージが決まっている人も、これから決まっていく人も、しっかりと受け入れて進んで行ってください。またどこかでご縁が重なった時、お出会いできるのを楽しみにしています。

 ☆この年度末で一これまでの人生ステージに区切りをつけ、次のステージへ進んで行く退職者の皆様。前途に祝福あれ。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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