ささやま冒険教育

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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.66 またやってしまった

冒険指導での失敗をまたやってしまった。午前中うまく行ったので油断してしまい、午後の活動が良くなかった。高齢者大学の指導は2回目なので、前回の経験を踏まえて、子どもや一般の大人とやる時と比べて、ゆっくり、参加者の皆さんとのトークも楽しみながら進めるというのを心掛け、午前中はうまく行った。参加者の皆さんはどうか分からないが、少なくとも自分は楽しく満足だった。これに油断したのか昼休みは他の冒険案内人と話が弾み、午後の展開を考えるのがおろそかになった。ともかく午後一の活動は考えていたので、これは何とかできたが、そのあとが良くなかった。仲間づくりを優先した高齢者の活動という意識が薄れ、課題解決型のゲームに走ってしまった。晴れれば屋外でやろうという計画も良くなかった。雨はやんだが、別の理由で外には出なかったのだ。急遽室内型をぶっつけ本番で詰め込み、最後に時間をかけてやろうと思っていたブラインドペアウォーク(一人が目隠しをして、もう一人が安全に誘導し心の交流を楽しむはずだった活動)をバタバタやってしまい、目隠しで怖い目をさせただけに終わってしまった。参加者の皆さんは(超)大人なので、最後には優しい感想や笑みをいただいたが、誠に申し訳ない気持ちだ。他の班では、終わりの方はゲームではなくこれまでの経験や今後の方向を語り合ったと聞いてより申し訳なく思う気持ちが強まった。やはり終わりは目隠しではなく、2人組でもなく、目を開けてお互いの顔を見ながら全員で語り合うべきだった。反省しきりだが、救いはこれに懲りて冒険指導家の看板を下ろす決意をするのではなく、次回はもっと良い指導をするぞと決意しているところだ。でも、どこからか「いい加減成長しろよ」という声が聞こえてきそうだ。

☆はじめは調子よくて尻すぼみ。よくあるドクターパターンだが、次回はきっと克服します。あれっ、この決意も毎度のような。いえ、次回こそきっと。

 

 

☆何で締めの活動にこんなん(ブラインドウォーク)を選んでしまったのだろう。心の交流を楽しんでほしかったのだが、配慮が不足でした。ほんとにすみません。

 

☆この程度の指導にもかかわらず、笑顔の記念写真ありがとうございました。

「ドクタートラクター」の内容を追記しました。

「ドクタートラクター」の内容を追記しました。
→詳しくは「ドクタートラクター」のページをご覧ください

Dr.65 自然の驚異

激しい雨が降っている。地震も余震も起きている。テレビの気象情報を見ながら娘が「何故でない。どうした気象庁」とこの地域に大雨警報が出ないのを吠えている。ドクターはこの雨を見ながら、今日の冒険指導ネタを考えつつ、「自然って恵みもくれるけど怖ろしいな。とても人間の力では勝てる相手ではない。今後は今以上に自分(人間)の力を過信せず、自然(流れ・運命・やる羽目になったこと)に従って生きていこう。せめて自然に嫌われないよう、人のため自然のためにできることはできるだけやっていこう」と思いをはせるのであった。そういえばドクターブログにこんな教訓を垂れる丹吉師の出番が少ないことも思い出した。ともかく皆さん、謙虚に、上機嫌に、自然体で行きましょう。

☆自然は怖ろしくもあるけど恵みも与えてくれる。自然(の流れ)に従って生きるのが一番(丹吉)

 

☆化学肥料を与えないドクター田の稲は元気がいまいちですけど、何とか育っています。

 

Dr.64 地域の未来は明るい(6月19日)

篠山市小学校教育研究会の生活・総合的な学習研究部会の研修会を担当した。皆さん意欲的で若手も多く、こんな先生方に育てられる子どもたちの未来は明るいという気持ちを強くした。郷土に元気な人材が育てば地域の未来も明るい。篠山市もご多分に漏れず少子化や高齢化が進み、人口も小中学生の数も減っている。人が少なくなることの悩みや問題点は多いが、考えてみれば、人口急増期にも校舎や教室の不足などやはり課題や問題点はあった。ここはいつものドクター流で、どうしようもないことは受け入れ、その事態(環境)の中でできることを精一杯やるしかないと思い至った。もちろん精一杯と言っても眉間にしわ寄せ苦しい顔でがんばるというのはではない。やる流れ(羽目)になったことを、その中に楽しみを見つけながら、上機嫌でやるのだ。上機嫌は自分も周りも元気にし、良いアイディアや良い流れも呼び込んでくれる。というわけで、地域の小学校の先生方の研修を頼まれ、自分も楽しみながら、これまでの経験から教育(人の成長を支援すること)にとって大切だと思うことを伝えさせてもらった(精一杯といっても無理しない範囲ですけど)。その結果、自分も楽しかったし、参加された先生方も楽しかったといって帰られた、その上地域の未来は明るいという思いも持つことができた。これ以上の幸せはない。

☆篠山市小学校の先生方と接して、この先生方なら地域の未来は明るいと思わされた研修会。若い先生方の中に同級生(同時期同地区の校長仲間)の娘さんもいて、さらに明るさは増した。

 

☆写真にするとドクターの冒険ネタ(活動)はいつも同じように思われるかもしれないが(今回も鉄板ネタのStand up)、他にもやった新規ネタでは自分もいっぱいいっぱいで写真を撮ってる余裕がないだけです。本当にネタが多い指導者ならこんな言い訳はしないかもしれませんが。

 

 

Dr.63 違うアプローチ(6月18日)

毎週土曜日に冒険指導(講座名コミュのケーションラボ)をしている私立中学校の学年団の先生方とミーティングを行った。先生方からは最近の学校での子供たちの様子やこの講座への期待が語られた。ドクターは「単発の講座はよくあるが、このような長期にわたって継続指導する形態ははじめてなので、学校と連携して実りのあるものにしたい」という珍しく真面目な話をさせていただいた。その話し合いの中で、学校と冒険教育とは子供たちへのアプローチは逆だが、目指すところは同じだということが確認できた。例えば、学校では「授業中はきちんと先生の話を聞いて指示に従いなさい。遊んではいけません(ふざけてはいけません)」だが、冒険教育(ドクターの場合)では「さあ遊ぼう。自分たちでルールを決めてみんなで遊べるとはすごいね。私も仲間に入れて。いちいちドクターに聞かず(指示を待たず)、自分たちで解決しよう」となる。でもどちらも最終的な目標は、子ども達の成長(活き活きと未来を切り開く力を持った人間の育成)ということだ。この未来を拓く力に、学校で学ぶ知識や規律、冒険で学ぶ主体性や協調性があるということだ。よい話し合いができた。

☆話し合いが終わって高台にある部屋から外に出ると、きれいな夜景と月星が迎えてくれた。話し合いも良かったが、この景色も良かった。

 

☆日曜日に行ったある女子大のオープンキャンパス。大学も奇麗だったが、学生も素敵だった。ここでも、また別の場所でもだが、教え子に会えた。それがまた良かった。もちろん良くないこともいくつかはあるが、それが人生だからいちいち落ち込まなくていい。

 

 

 

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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