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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.146 時間はあるのにバタバタ(9月21日)

時間はたっぷりあり、ゆったりと過ごせるはずの日にもバタバタ慌ただしくせわしないのがドクターの一日。これは最早物理的な時間の問題ではなく、性格の問題だ。「忙中閑あり」という諺もある通り、いくら忙しくても心の持ち方次第でゆったりと過ごせる。この諺は心の持ち方で主観的な時間の流れ方は違うということを言っているので、いつも急かされている感の人には「閑中忙あり」ということもあり得る、アリエール。どうせなら「忙中閑あり」派で行きたかったが、貧乏性の性格と酉年生まれ(この干支の人はバタバタ鶏のイメージらしい)のため、根っからの「閑中忙あり」派のようだ。それが証拠に30年ほど前に自分で書いた「忙中閑あり」の書が昔の自分の部屋に貼ってある(明日写真あり)。昨日も朝からブログを書いて、パソコンで事務処理をして、菓子パンをあてに1年前にスタバ本店で買ったコーヒーを飲むと田んぼの畔の草刈りに行って、as soon as 戻るや否や最近はまっているスポセントレーニングをして、その足で地域の小学校で運動会の準備、その後も食うわ飲むわ寝るわであっという間に一日が終わった。忙しいけれども、この年齢になると草刈りの途中で軽トラの荷台に腰掛け周囲の自然を眺めながら「せわしいけどこれが自分の人生やな~」と自分の人生を振り返ったり、「変わらんものは仕方ない。これとうまく付き合っていくしかないなあ」という諦念を噛みしめる余裕があったりする。というわけで時間はあるけどバタバタな毎日が今日も続く。まあ悩んでる暇がなくていいか。

☆時間はあるけどバタバタな一日の1コマ。バタバタ草刈り中に閑あり。

 

☆地域・学校合同の運動会準備であいさつする校長先生の裏で写真を撮る変なおっさん。

 

☆多くの地域の方がテント建てをしている中、「私は冒険教育指導で高いとこ得意やからと、器具庫の屋根に上って万国旗を張る役を買って出ながら写真を撮る変なおっさん。

 

Dr.145 パッツパツ(9月21日)

「人生は壮大な時間つぶしである」と言った人がいるが(多分ドクター)、定年後は放っておくと仕事というやりがいもあってお金もらえる「ぴか一」の時間つぶしネタがなくなるので大変だ。そこで皆さん、趣味だの旅行だのやりたかったこと等に取り組まなければならないが、継続的に毎日時間がつぶせるかどうかが大事なポイントになる。「冒険指導」や「百姓仕事」も結構良いネタではあるが、継続的に毎日というわけにもいかない。「食事」や「睡眠」は結構良い線いっているが、それだけではまだ時間がつぶしきれない。その他の時間をどうつぶすかで人生の満足度が違ってくる。つぶし方をどうしようかなどと悩めるだけ幸せだと気付いた人は良いセンスをしているが、良いセンスだけでは十分でない。ドクターの場合はこの幸せをかみしめながら、今のところは「スポセントレーニング」で時間をつぶすのが結構気に入っている。運動中は「ランナーズ(ウォーカーズ)ハイ」を感じられるし、後の食事もビールもおいしくなる。大事なのは「健康のため」とか「スタイル維持のため」とか、運動の目的を他に求めないことだ。他の目的のための運動は苦痛だし、主目的が達成されれば運動が続かなくなる。運動(に時間を費やすこと)だけを目的にやっていると、結果として「時間がつぶれる」「時間つぶしに悩まなくてよい」「健康」「好スタイル」「トレーニング仲間ができる」等のプラス副産物ができる。そこにさらに最近「パッツパツ」という副産物も出てきた。「パッツパツ」というのは胸の筋肉がついてシャツや服がピッチピチになる状態のことだが、どうも最近筋トレが続いたせいか服を着ると胸周りが窮屈に感じる。これまではスポセンではランニングマシンだけだったが、何せこの頃は時間があるのでダンベルやバーベルを持ち上げてしまい、どうも筋肉が増長してしまったらしい。胸の筋肉とお腹のぜい肉は共存しているが、このまま「パッツパツ」が続けば新しくシャツや服を買わなければならなず出費がかさむ。「今更筋肉をつけてどうするねんという」という気持ちと、「下半身は衰えてどんどん走るスピードは遅くなるのに、上半身にはこの年齢でも筋肉がつくんや」という驚きの気持ちが共存する。ともかく何も狙わないで良い時間つぶしを探り当てると面白いことが待っていることが分かったので皆さんに報告します。

☆旅先で運河沿いを走っていると書いたら「小樽ですか」というメールをくれた友人がいたが、ブログに書いたことに直ぐ反応があるのは嬉しい。でも小樽ではありません。

 

☆篠山に帰ってきて直ぐに行ったのも「スポセン」。さて、このパッツパツはどうしようかな。

 

Dr.144 足お悪いですか(9月20日)

自分へのご褒美休みで運河沿いを走っていると、ベンチで休憩されていた地元の方から「足お悪いんですか」と声をかけられた。ドクターの走りがあんまり遅かったのを心配してのことらしい。自分としてはいつも通りのペースで走ってるつもりだが、傍から見ていると足の調子が悪いのでやむを得ずゆっくり歩いているように見えるらしい。「昔はそこそこ速かったんですけどね、今はこのペースが丁度いいんですよ」「私も足が悪いんですよ」とかみ合わないセリフを残したまま、そのおじさんは足を引きずるようにしながら去っていった。このように慣れない土地では慣れない体験をする。この非日常感が旅にはいいのだが、これもしばらくそこにいると慣れてきて、非日常が日常になってくる。こうなってくると目新しさも消えて、いつもの思考が戻ってくる。ドクターの場合は「定年後の毎日をどうお気楽に過ごすか」という命題だが、今回はいつもの生活(ゆっくり走っていても、だれもがいつものことと気に留めないような)の有難さに気づくというヒントを得たが、こうなると一刻も早くいつもの生活(日常)に戻りたくなる。でも、戻ってみると、変化のない毎日に退屈して、また変化を求めたがるのだろう。とかく悩みはつきないが、この程度のことで悩んでいられるということ自体が幸せなのだろう。丹吉師に聞いてみたい。

☆旅先での更新のため写真の添付が心配ですが、うまくいかなければ戻ってから。何とか出来てます?

 

 

Dr.143 初めての注文(9月19日)

先日このブログで紹介する農業生産品に初めて注文が入った。一等賞のドクター米を欲しいというもの好きな方が現れたのだ。本当に嬉しい。注文を出しておきながら、まさか本当に注文があるとは思わなかった。この調子で黒豆も行きたいと、すぐ調子に乗るところがドクターらしい。自分でも頂いてみたが、今年の米は量は少なかったが、それだけに味は格別だ。是非他の皆様にも味わっていただきたいが、注文はあまりないだろうと、大部分は農協に出荷してしまったので、そんなには残ってませんが、それでもまだ少しは行けます。ともかくコメの生産が終わってほっとしています。まだ黒豆が残っているし、来年も準備もあるけでど、一つ行事が終わるごとにホッとしていきたい。というわけで明日のブログは休みますけど、悪しからず。休んだ後はまたがんばります。と思っていたけど旅先から更新できるかもしれません。

☆今年初めての新米の精米が出来ました。ありがとうございました。

 

Dr.142 こんなもんですか(9月18日)

人前であいさつする時のドクターの決め台詞がこの「こんなもんですか」だ。時候の挨拶から始めて、一番の主張に入り、一発ギャグを入れて、この決め台詞で笑いをとって終わるというのがいつもの流れだ。この前の娘中学校体育祭PTA会長あいさつも、①日頃のPTA活動に対する保護者の方やや地域の皆さんへの謝辞から始まって、②中学校時代は青春ど真ん中だ、一生の宝物となる思い出をいっぱい作ろう。それにはこの体育祭をはじめいろんな学校生活に全力で取り組むことだ。思い出が出来ないからと言って人のせいにしてはいけない。自分が改善していくのだ、というメインの主張を軽くして、③「膝トントン 手拍子パンパン 指パッチンパチパチ ゲッツの指でお互いにランチ光線発射」というようなみんなで元気に昼飯を食べようという、やってもやらなくてもいいような儀式を力を入れてやった。知らないおっさんがこんなことをやらせるのだから、当然生徒たちはきょとんとしている。それでもよく付き合ってくれたが、儀式参加者はほどほどだ。そこで最後にこの決め台詞「まあ、こんなもんですか」と自虐的につぶやいて挨拶を終わる。するとここで少し笑いが来る。この「まあ、こんなもんですか」は現役校長時代もよく使った。体育祭やマラソン大会の最初のあいさつで「それじゃみんな、張り切っていくぞー、オー」と右手を天に突き上げ、一緒に手を突き上げる生徒がパラパラの状態の時に、「まあ、こんなもんか」と言って降壇する。そこで来るちょっとした笑いに味を占めたのだが、このセリフにはドクターの生き方も凝縮されている。何事も完璧でなく思い付きと勢いでやってしまい、当然来る不完全な結果に「まあこんなもんか。(少しだけど賛同してくれる人がいた。ありがたいことだ。これで十分じゃないか)」と結果を受け入れる。これがドクターの生き方とあいさつのやり方だ。

☆あいさつの中でもどうでもいいギャグに全力を込めるドクター。この写真を市の教育委員さんに撮っていただくという厚かましさもドクター流だ。

 

☆どうでもいいドクターのあいさつなどに関係なく、すばらしい出来だったS中学校体育祭。すばらしい中学校をつくってくださった後輩の生徒・先生方に感謝したい。

 

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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