Dr.2150 先生の魅力(12月22日)
図書館のクリスマス会に行くと、「将来の夢」絵画コンクールの展示があった。小学生が自分がなりたい職業などについて、絵で描いている。絵の表現に感心しながら見ていると、スポーツ選手とか音楽家、助産師さんや花屋さん、動物関係などはあるが、先生というのが一枚しかなかった。
かつては、「学校の先生」になりたいという子はもっと多かったように思う。教職のブラック化が言われることが原因なのか、自分の身の回りの先生が魅力的に見えないのかは分からないが、これが将来の教員志願者不足に繋がるのが心配だ。
先生は大変なところは勿論あるが、純粋な子どもと触れ合い、共に成長できる素晴らしい仕事だと思うし、日本や世界、わがまちの将来を担う心豊かでたくましい子どもたちを育成することは何よりも大事なことだ。
ドクターが見たコンクールがたまたま先生の絵が少なかったのかは分からないが、先生が活き活き働けるような環境づくりを頑張らなければならない。
☆図書館クリスマス会には、多くの小さな子どもたちが詰めかけていた。この子どもたちの未来を支える元気な先生が必要だ。

Dr.2149 面白い人(12月21日)
宴席の余興で、最も「初々しい人」とか「仕事が出来る人」「面白い人」とかが選ばれた。ドクターは、「面白い人」に選んでもらった。これは日頃から自他を喜ばすことを心掛けている者としては、嬉しいことだ。
内面的には、いろいろあっても、それを乗り越えるというのか、一時忘れて、愉快に振る舞うというのはありだ。暗い顔をしていても事態は解決しない。いろいろ考えたからと言って、事態の改善にはならない。
だとすれば、いろいろ心配事や気がかりは置いて、陽気に明るく行こう。こう理屈では分かっていても、行動に移すのは難しいというのもよく分かる。そんな時は、「生かされているだけでありがたい」ことを忘れず、感謝・感謝・ただ感謝で過ごして行けば、事態は進んで行くのでは。
こんな感じで、「面白い人」は、日々を歩んでいます。どこまで行けるか分かりませんけど。
☆6年前のドクター。大阪にある大学の冒険施設を見にいってました。元気そうに見えます。

Dr.2148 厳しい面も(12月20日)
何度も言うように、いつも自分に言い聞かせているように、物事にはプラス・マイナス両面がある。そして、出来ればプラスの面を意識的に見て、精神的に落ち込まず進めば、マイナス面も軽くなっていくだろうという作戦(処世術)を採用している。
今回は、自分の村の農業法人の理事会でその現場に直面した。うちの村の法人は、結構がんばっていて、耕作できなくなった人の田畑を預かり稲や豆を作って、アルバイトなどの人も雇って、組合員が出役して、この頃では黒字でやって来た。この法人が在ることは村にとってプラスで、自分もいつか耕作できなくなれば法人に預けるという選択肢があることは、安心にもつながる。
ところがご多分に漏れず高齢化して、今の経営面積でいっぱいいっぱいで、今回のように新たに預けたいという人が出て来た時どうするのか、今後の法人の方向(拡大するのか現状維持か、はたまた解散か)とも絡んで、7人ほどの理事の間でああでもないこうでもないと議論が3時間ほども続いた。
結局今のままでは新たに預かることはできないということになったが、これが結論ということではない。こういう厳しい局面でこそプラスの面を見たいが、そう簡単ではない。結論は簡単に出ないが、心が折れれば終わりだ。心を保って、プラスの面を見て、あきらめないで進んで行きたい。
☆このような村、耕作地をどうするのか、前向きに考えて行きたいのだが。

Dr.2147 持ち味(12月19日)
空手の全国大会へ出場する小学生(2年生と3年生)が市長へ報告にやって来た。ドクターも立ち会って、空手の突きをお腹で受けたりして、盛り上がった。担当者から「お陰で場が和みました」とお礼を言われた。
昨日は市内全校の中学2年生が一堂に会して、高校の説明を聞く会があったが、ドクターは冒頭のあいさつで、剣道着(実は空手着と袴のミックス)を着て登場し、下手な剣道の素振りを披露した後、「このように剣道の技はあんまり残ってないが、剣道仲間と打ち込んだ部活動やクラスの仲間と盛り上がった高校生活はよく覚えている。みんなにとっても一緒の思い出となる高校時代について、これからの発表を見てよく考えてほしい」と挨拶して、大うけだった。
後から、「中学生の心をわしづかみにしていましたね」とか、「あのパーフォーマンスは良かったですね」「ああいうのはいくつ持ってはるんですか」等と肯定的な評価を頂いた。
思えば、昔から子どもたちを惹きつけて、メッセージを伝えるのは得意だったし、やり甲斐のあることだった。これは、ドクターの数少ない持ち味・得意技かもしれない。未だに、こんな得意技を発揮できる環境にあることを感謝し、次の機会に何をするかワクワクしながら考えて行きたい。
☆発表やパネルディスカッションをした高校生や進行をされた方も、堂々としていてそれぞれの持ち味を発揮された。自分の持ち味発揮だけでなく、他の人の持ち味発揮も応援していきます。みんなが、それぞれの持ち味を発揮して、活き活き元気な社会がいいですね。いつも上手く行くとは限りませんけど。

Dr.2146 無欲(12月18日)
何かを望んでいたり、当選を願っていたりしなかったら、プレゼントをもらったり、1等に当選したりした。逆に、何かを期待したり、儲からないか等と思っていると、なかなか思い通りの結果にはならないことも多い。
やはり、無欲と言うのか、自分の利益や欲(願い)だけを考えず、人のため、社会のためになる活動をする。たんたんとやってくる事態を受け止め、自分が出来ることをやっていく、こういう生き方が良いように思う。
何かに執着すると、無理が出て来たり、人間関係が上手く行かなかったりする。
流れに従い、自然体で、たんたんと生きて行く。自分を生かさしめている大きな力を信頼し、その導きに従い、自分の役割をたんたんと謙虚に、出来れば楽しみながら笑顔で歩んで行きたい。欲は張らずに、自他に優しく歩んで行きましょう。
☆ここの会場であった催しで、無欲の結果、胡蝶蘭の花が当たってしまいました。有難いけど、自分の家は狭くて置くとこありません。

