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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.2107 雨天変更(11月2日)

 今日は雨で、この後さらに激しく降る予報もあって、いくつかの行事が中止や延期になった。雨天順延や雨天中止は、一般的にある対応で、この場合は天候と言う自然現象による変更だが、人生にはさらに様々な様子によって、予定(大きく言えば人生設計)が変更されることもある。

 人間は環境(自然だけでなく社会環境ら様々な)の中で生きているのだから、その環境の変化に応じて行動していくのは大事なことだ。環境が変わっているのに、最初の意志を変えない(初志貫徹)という生き方もあるとは思うが、ドクター的には柔軟に生きて行く方が良い派だ。

 これまでの人生を振り返っても、自分の意志を貫いているように見える場合もあるが、それとてたまたま自分の意思を活かせる環境にあったからだと思っている。多くの場合、置かれた環境で自分が出来ること、選べることを全力でやって来たように思う。その全力と言っても、その環境で選べる範囲でということで、要するに柔らかく、できるだけで無理をしないと言う感じでやって来たように思うし、それが自分の生き方だと思っている。

 人それぞれ自分の生き方があるので、人様の生き方にとやかく言うつもりはないが(こういう考え方も一つの生き方・考え方で、中には人の生き方にも指図を与えようという生き方の人もいらっしゃる)、雨の日に無理をしないで計画を変えるように、諸状況に合わせて、柔らかく生きて行きたいと思います、これからも。

 ☆昨日の朝は雨もなく、秋めいた穏やかな風景でしたけど、天候も環境も変化していきますね。

Dr.2106 同じ道でも(11月1日)

 いつもの朝のランニング(ウォーキング)の時に、田んぼの状況を見たいところがあって(猪が掘り起こしていないか等)、いつもと違う順路で行った。ちょうどドクターのランニング(ウォーキング)時は今頃は夜が明けて行く時間で、走り始めは薄暗く、走っている途中で明るくなって段々遠くまで見通せるようになってくる時間帯だから、見たい場所が見通せるようになるのには後半にそこを通るようにした方が良いからだ。

 周回コースなので、どちらから回っても距離などは同じはずだが、今日の反対周りのコースはちょっとしんどいように思えた。坂の加減もあるかもしれないが(後半がのぼりになるとか)、同じ距離でも巡り方によって、精神的な負担が違う(ちょっと大層な話になってますが)と言うことに気付いたことが言いたいことだ。

 いつもの事象から教訓を得る癖で、今朝のランニングコース反対周りから気付いた教訓を日常の生活に生かすとすると、どうなるだろう。

 直ぐにいい活かし方は思いつかないが、いつか何かの役に立つかもしれない(いつかと言っていたら忘れてしまうかもしれないけれど)。

 こんな感じで、役に立つかどうかは分からないけど、いろんな教訓・気付きを大事にするのが癖になっているドクターでした。

 ☆カードを以前使っていたやつに変えたら昨日の音楽会の様子が撮れました。ただこの音楽会もう何十年も続いているもので、去年のやつですといっても気付かない人がいるかも。「毎年行われる同じ行事でも、同じようなところもあれば、違うところもある」こんな教訓どうですか。

 ちょっとタイトルの話と趣旨が違ってきてますけど、まあいいか。「まあいいか」で生きて行くという生き方も悪くないという教訓を得ました。もういいか、こんな話は。すんません。今日は(も)グダグダです。

Dr.2105 思い出(10月31日)

 20数年前に勤めていた県立のフリースクール「神出学園」から、学園祭の案内メールが届いた。その日は用事があっていけないが、案内を送ってくださった校長先生にお礼のメールを書いていて、あの頃の懐かしい思い出が頭をよぎって来た。

 神出学園は、ドクターが県の指導主事になって初めて赴任した施設で、当時は不登校とも言っていた学校へ行きにくい子ども(中高生から20歳未満?)の居場所として、神戸市西区の神出町に作られた今でいうフリースクールだった。

 学校のイメージを取り除くために、施設は山すそにあるスイスの山小屋風のオシャレな建物だった。当時は4泊5日が原則だったので、職員は交代で宿泊した。宿直当番の時に子どもたちとそこでしかできないような話をしたのを思い出す。

 昼間のプログラムも、勉強の時間もあるが、指導者が独自に作る自由な時間もあって、何をするかワクワクしながら考えたものだ。宝塚歌劇を見に行って、公演後に出演者の方からお話を聞かせて頂いたり、アウトドアバイクで山の中のコースを走ったり、農作業をやったり、いろんな活動を子ども達と一緒にやった。

 そこでは、パーマをかけたり化粧を始めたりすると風紀違反で指導するのではなく、異性に関心が出て来て元気が出始めたようだととらえ、勝手にアルバイトを始めたりすると無断アルバイトで処分するのではなく、「これでもう神出は卒業だな」と肯定的に捉えていた。子どもたちにとって生きる上で何が大事なのかを考えさせられたものだった。

 神出学園も含めて多くの経験をして今の自分がある、これまでの経験をこれからも生かしていきたい、公務にも自分の生き方にも。本質的に何が大事なのかを忘れないようにする、これも大事ですね。

 ☆また、カメラ(記憶カード)壊れたので、5年前の写真です。どこでやっているのかは定かでないですけど、やっていることは大体わかります。

 

Dr.2104 何それ(10月30日)

 体育常任委員として、地元小学校区の小学校・地域合同運動会(スポーツフェスティバル)の反省会に参加した。冒頭、小学校PTAの方から、アンケート結果とそこに書かれた意見が発表された。

 厳しい意見もあったが、それらを改善しながら来年度もやって行こうというような話の中で、PTAからアンケート結果と一緒に配られたのが、市内各地の地域運動会の改革について書いた回の教育長ブログ『教育長きょういくじょう』だった。

 こんな場で配られるとは思ってもおらず「何それ」って感じで先ず驚いた。市内全体に向かって書いている教育長ブログを地元小学校の保護者の方も見てくれているのかと一瞬喜んだが、PTA会長の説明の様子から、この教育長ブログで紹介していた自由参加型で新しい取り組みをしている地域もあるということを知らせるためであって、教育長ブログが面白いのでもっと読みましょうということではなかったことが分かった。

 こちらの『ドクターブログ』でも、内容が面白いから、共感するから読んでいるという人ばかりではないだろう。何か変なこと言っていないかチェックの意味で見ている人等もいるかもしれない。

 公に発信しているのだから、いろんな人がいろんな目的で見るのは当然ありだと思うが、ドクターとしては見てくれている人に元気を与えたい(自分にもですけど)と思って書いているので、いろんな見方をする人にも、少しでも元気(生き易さのヒント)が届けば嬉しい。それにしても、ブログ記事があんな場所であんな形で使われるとは、いろんな使われ方がある、いろんな人が見ているということは、こちらの想像を超えている。「自分の想像を超えた世界がある(小さな自分の世界を抜け出さなければならない)」あっ、これっ、又明日のブログねたに使えそうです。

 ☆想像を超えたことが起こる地上の世界を見下ろす大書院。「何それって」驚くことがあっても、動じない姿勢で悠然と行きたいですね、ドクターにはまだまだ遠い境地ですけど、まあボチボチ頑張ります。

Dr.2103 みんな違ってみんないい(10月伊29日)

 久しぶりに金子みすゞさんの「みんな違ってみんないい」という言葉に触れる機会があった。小学生が文化のつどい標語コンクールで使っていたのだが、金子みすゞさんはもう100年以上前の人物だと思うが、今の子ども達も知っている。

 改めて「みんな違ってみんないい」という言葉を噛みしめてみると、本当に大事なことを言っているのが分かる。金子さん自身は、私と小鳥と鈴など幅広いものを比べているが、そこまで行かなかったとしても、人間同士でも違いを認めることは大切で、この場合特に自分と違うタイプ、考え方・行動の仕方の人も認めて行くという視点が大事だと思っている。

 さらには、違いを認める前提には、違いがなければならない。人と同じではなく、自分の思い、自分のやり方を大事にして行くということも忘れてはならない。

 そのようなことで、自分のやり方も大事に、他の人のやり方も尊重する、そのような寛大かつ広い心で、人に自分に温かくやって行きたいと思います。

 ☆「みんな違ってみんないい」という言葉に出会った文化の集いで頂いたお抹茶とお菓子。いつもと違った雰囲気でいつもと違う味わい、みんないいです。いろんな生き方、やり方を「みんないい」と認めて行きたいですね。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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