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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.2174 生かされている(1月16日)

 阪神淡路大震災から明日で30年。30年前に神戸で揺れに遭遇し、比較的揺れが少なかった神戸市北区だったので、その後神戸市長田区の小学校避難所へボランティアに行ったことや、被災した高校を当時の北区勤務高校空き教室で受け入れたことなどを思い出す。

 多くの方が亡くなられたり被災された現場にいて、生かされていることの有難さや、生かされた自分が人のためにできることは何か等を考えた。

 その頃も今も教育に関わっているので、目の前の子どもたちの成長を支援することが自分の使命だと思う。成長の支援と言ってもいろんな切り口があるので、総合的に見ることも勿論大事だが、特に自分の持ち味としては、子ども達に元気さ、楽しさ、活気、あこがれ等を感じてもらうことかなと思う。

 そんなことを考えていると今朝の地方新聞(週2回発行)で、この間の「丹波篠山市はたちのつどい」の記事が出ていて、そこにドクターの写真とその時訴えた「失敗を恐れずチャレンジして行こう」というメッセージが載っていた。

 恥ずかしいような格好でいろんなご意見はあるだろうが、人(若者)に言ったことは自分に帰ってくるのだから、ドクター自身も失敗を恐れず勇気を持って子どもたちの未来に役立つメッセージは伝えて行きたい。

 ☆朝の清掃時の外堀と「はたちのつどい」新聞記事。自分にできる教育、貢献していきます。

Dr.2173 違う世界の人(1月15日)

 昨日は市商工会の新春賀詞交歓会に参加した。商工会の人は、普段会社を経営したり、商売している人が多く、ドクターが普段触れ合うことが多い、教育委員会や教職員、市役所職員の人達とは違う世界を生きる人たちとも言える。

 もちろん、知っている顔の人も多く、同じ地域に住む人間同士、共通点の方が多いが、やはり経営を担っているという責任感やリーダーシップ、独特のオーラを出している人もいて、普段とはちょっと違う世界で刺激も多かった。

 公教育教職員、公務員は子どもや市民のことを第一に考えなければならないが、持続可能な制度や施策の提案と言うことでは、経営的な視点も入れて、それをやることで利益と言うのかベネフィット(利点、プラス点)があり、それを維持していくのが良いと思えるような事業をしていかなければならないという点では共通項もある。

 どこの世界にもユニーク、にぎやかな人もいたり、大人しく控え目な人もいて、そこは業種の差と言うより個性の違いと言った方が良いとは思うが、ドクター的にはここでもにぎやかな役をやらせてもらうことになった(締めの「オー」等)。

 それでも普段話さないいろんな人と話していると、中にはドクター職場ブログを見ている人や、「あんたは本当は大人しい面もある」と本質をついてくる人もいたりして、いろんなことに気付かせてもらい、これもなかなか面白かった。

 ☆こちらは別会場での講演会、これも普段聴く講演とは違って参考になりました。人情は大事にしながら、無理し過ぎず、自分らしくボツボツ。これはいつでもどこでも大事ですね。

Dr.2172 村の会食(1月14日)

 一番近い隣保(12軒ほど)の新年会があった。多くが小さい頃から一緒に育ってきた人達で、一番濃いい近所の人だ。いつも同じような話になるが、子どもの頃山に基地を作って遊んだり、池の氷の上で滑っていて氷が割れて池にはまった話などが出て来た。

 将来この村がどうなるのかという話にもなって、後5年くらいは何とか大丈夫だろうが、その後は分からないという話にもなった。

 どこの家も将来のことは分からないが、生まれ育ったこの村で生活できていることに感謝し、自分(達)のできることをやって行きたい。これまでの先達の方々がやってこられたように。

 村のいろんな人にいろんな場面でお世話になってきた(トラクターや臼摺機が動かなくなった時、お葬式などのしきたりを教えてもらったり、…)。何かしてもらったことばかりを思い出す。今後は自分もできることをやっていかなければ。おせっかいではなく。

 ☆村の公民館からは、こんな景色が見えます。向こうに見える2こぶ山は「けつ山」と呼んで、これがはっきり見えたら、「晴れ」という風に言い伝えられてました。伝統を大事に未来に繋いでいきたいと思います。いい時間を頂きました、ありがとうございました。又今日からぼつぼつがんばります。

Dr.2171 やったあ感(1月13日)

 はたちのつどい閉会あいさつでの、クイーンのフレディ・マーキュリー風『We will rock you』を終えてから行ったトレーニングの気持ちよかったこと。今頃の20歳はクイーンを知らず、舞台受けは冷ややかな感じだったが、ともかくステージをやり切ったという「やったあ感」は気持ちよいものだった。

 歌とダンスのパーフォーマンスの後のメッセージ「やるかやらないか迷ったときはやる」「心配や不安を押しのけて挑戦する」「成功の反対は失敗ではなく、挑戦しないこと」等は、パーフォーマンス後の冷ややかな空気をものともせずのあいさつだったので、より説得力はあったかも。

 次回パーフォーマンスは、今回の反省を踏まえて改善しようとは思うが、万が一また受けなかったとしても、「失敗を恐れずチャレンジする」という、若者に伝えたいメッセージは伝えることが出来るので、それこそ不安はあってもやらなければならない。

 何にしても、何かやることに大きなプレッシャーがあることをやり遂げた後の爽快感は最高だ。飲食や趣味などの楽しみとはまた違った喜び。ハードルを越えた後に得られるものだからこその達成感がある。こんな体験の機会がある今の環境に感謝したい。

 プレッシャーはストレスにもなるが、それがあるからこその「やったあ感」は得難いもので、久しぶりの「やったあ達成感」にしばし浸ることが出来たが、残念なのはその感覚は一晩寝れば薄らいでいくことだ。又次の「やったあ達成感」のために、暫しエネルギーを貯めて備えたいと思う。もうこんなプレッシャーが無い方が楽だと思う時がないわけではないが、それこそ若者に伝えたい「挑戦しないと成長しない」を自分に当てはめることになる。これはブログで何度も言うように「言ったことは自分に帰ってくる」のだ。

 ☆市内の20歳を前に、一昔前のフレディ・マーキュリー風衣装を楽屋裏で身につけるドクター。「何事も楽しんでやる」これも伝えたいメッセージです。「上手く行っても行かなくても、全力を出したならそれでいいじゃないか」自分に言ってます。今日も楽しくボツボツ行きましょう。

Dr.2170 子どものころの体験(1月12日)

 新春篠山こども狂言発表会を見た。ドクターも習っていた丹波篠山在住の狂言師の師匠が教えられて、16年目になるという。師匠があいさつで言われた「狂言をみんなの前で披露するという体験をこどもたちにさせてあげたい(だから続けている)」という言葉が印象に残っている。

 子どもの頃の体験はいつまでも心に残っている。近所の仲間・先輩と近くの野山で遊びまわった体験、具体的な思い出もさることながら、田園里山で緑に囲まれながら育った体験は、自分の身体と心に沁み込んでいると思う。

 篠山こども狂言で狂言を体験した子どもの心には、狂言という伝統文化体験、人前で演じるという緊張体験、みんなに喜んでもらえるという充実感・達成感などは、貴重な体験であることは間違いない。その子どものころの体験が、その子のこれからの進路にどう影響するかしないかは分からないが、根本として豊かな心の土壌が耕されたことは間違いない。

 狂言体験や自然体験だけでなく、子どもの頃の豊かな体験は、その人の心の土台となる。子どもたちが(大人も含めてですけど)いろんな体験をする機会を準備したい。実際のどの体験をするかしないかは、本人の意志やいろんなご縁によると思うが、準備がなければ始まらない。自分も体験を大事にしながら、他の人の体験支援に繋がることにも努めて行きたい(出来る範囲でですけど)と改めて思いました。

  ☆またカメラをどこかに置き忘れたので5~6年前の写真ですみません。撮ってること、やってることはそんなに変わりません。これも子どもの頃の体験が元になっているのでしょうか。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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