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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.1138 ポカンと空いた時間(12月18日)

 雪が降って農作業が出来ない休日となった。勉強しなければならないことはあるけど、それは後回しにして。とりあえず気になっていた部屋掃除(掃除機かけ等)と母の代わりの室内植木水やりを済ませた(あんまりやり過ぎてはいけないそうだ)。

 散髪屋さんに電話したら今日明日は予約でいっぱいだという。掃除が終わった後にこのブログを書いているが、これが終わったら何をしようか。

 奥様は子どもとお出かけをするというし、一人で何もすることにないおっさんはどうしたら良いのだろう。考えて見れば、今の職に就くまでは、農作業と冒険指導がない冬場には時折こうした時間が合った。退屈が苦手なドクターとしてはなかなか過ごし方の難しい時間だった。

 この頃ではこうした空いた時間はほとんどなかったので、久しぶりで、扱い方も忘れてしまって戸惑っている。将来を見込めばこうした時間の過ごし方を研究しておかなければならない。

 こんな時間が持てることの有難さを感じながら研究の時間にしたい。まあ多分トレーニングには行くと思うが、それだけでは時間が余るし。研究の成果はまたいつか報告したい。乞うご期待。

 ☆いつもの自分お部屋の窓から見える雪景色。さあこれから空いた時間をどう過ごしましょうか。

Dr.1137 先ずは一日を何とか(12月17日)

 議会の一般質問が何とか終わった。答弁の中身をどう実現するかが大事だが、ともかくひと段落つけた。でも今日は今日でいろんな予定が夜遅くまで入っていて油断できない。

 先を考えると心配や憂鬱になることもあるけど、「とりあえず今日一日を何とかやりくりする」という目標で過ごしている。将来の見通しも持たない刹那的な生き方と思われる方もいるかもしれないし、それはその通りだが、「流れに従って生きる」派としては、こうして日々を積み重ねていくことで人生が動いていくと思っている。

 「一日を先ず乗り切る」ことを目標にしないと、しんどくて立ち止まってしまいそうなのでやむを得ないと思っているが、こうして一日一日を積み重ねていく中には「嬉しい」「楽しい」「プチ幸せ」に出会うことがあるので、とりあえず一日を何とか過ごす生き方もまんざらではない。

 昨日も議会で自分の机上に置いている桜盆栽を持ち込んで答弁したらちょっと盛り上がったり、昔からご縁のある方から大好物の干し芋が届いたり激励の言葉を頂いたりした。

 こんなことがあるから、ともかく日々を積み重ねて行きたい。

 ☆母の病院へ頼まれものを持っていったら、面会禁止だけれども声を聞きつけて母が顔を出してくれた。やっぱ日々を積み重ねてると時々は嬉しいことに出会える。

Dr.1136 一つのことの大事さ(12月16日)

 入院している母の主治医から電話があって病状を知らせてくださった。それまでは、内視鏡の日が分かったら連絡するとか言いながら連絡してこなかったり、こちらから病状を聞きたいので電話してくださいと言ったのに一回遅い時間に着信があっただけでその後何も言って来ない主治医にちょっと不信感を持っていた。

 でも、この日も朝の割と早い時間に電話してきて、現状を説明してくれた。この一つのことでガラッと印象が変わった。今まで電話できなかったのは、忙しかったからなんだ、その忙しい合間を縫って電話してくれたに違いない。何て思いやりのある方なんだと。

 一つのこと(電話が通じた)があるかないかで全然印象が違う。一つのことだけで印象や評価を変えるのもどうかと思うが、こういうことは日常では割とあるのではないか。気を付けたい。

 ともかくまだ母の病状は油断できないので、これからも無事を祈ります。

 ☆昨日は一日中本会議だったので、前に撮った篠山の森公園での館長とのツーショット。

Dr.1135 柔らかすぎ(12月15日)

 ある人から「あなたは人によって、場によって一貫していない」みたいなことを言われた。

 確かにドクターは、人とできるだけ衝突はしたくないので、それほど自分の主張は貫かないほうだ。どうしても譲れないものはあるだろうが(他人事みたいですね)、大体は固執しない。

 信念がないと言われればそうかもしれないと、こう言われることにも無理に反論はしないが、自分としては信念らしきもので言えば、「固執しない、偏らない、こだわらない、とらわれない」だと思っている。

 人と衝突したくないというのも、そんなに考えている訳ではなく、自然と対決的・強硬的な発言はしないという感じだ。そんな感じで生きてきたが、時々はドクターのこのようなスタイルが気に入らない方が現れる。

 万人と上手くやっていくのは中々難しいものだ。自分の思いと違って相手が怒ったり、ストレスを感じたりする場合が起こりえる。これからも出来るだけ穏やかに生きて行きたいし、無理に言い争いがないことを祈っているが、どうしてもそうなる場合は仕方がない。自分にできる最善の配慮で周りの人と機嫌よく接することを心掛けながら、

時折やってくる思いと違う事態も時折はやってくることを覚悟しながら、ボツボツ淡々丹後と生きて行きたい。

 ☆これで淡々と行けてますかね。

Dr.1134 熱心な学び(12月14日)

 市内にある外国人の介護福祉士養成校を見せてもらった。ベトナムをはじめ世界各国から来た100名余の若者(20代女性がほとんど)が日本語で朝から晩まで90分の授業を熱心に受けていた。週に3日はこの学校で学び、後3日は介護施設等で実習を兼ねたアルバイトをして生活費を稼いでいるという。

 1クラスは40人ほどだが、1年生はコロナの関係で来日できない生徒が多く半数ほどだという。2年生(卒業年次)の授業の集中度といったらなかった。全員が食い入るように先生の話に集中し反応する。

 先生の質問に誰彼となく反応し発言する。板書もノートも日本語だが、彼女たちは難しい感じも含めて流暢な日本語を書いていた。自分が外国に行って外国語の授業を受けて2年間でこんなことができるとは到底考えられない。

 それだけ生徒たちの目的意識、学ぶ意欲が強いということだ。卒業後は日本人と同じ国家試験(介護福祉士)を受けて合格するという。そして市内外の介護施設や病院で勤務して在学中に受けた奨学金を返還するという。

 高齢化を迎え介護人材が不足する日本にこれだけの若い意欲ある人が来てくれるのは本当に有難い。彼ら(1年生には10月から数名の男子生徒も入ったらしい)彼女らは、自国では親や祖父母と同居することが普通で、高齢者のケアにも違和感がないという。

 みんな熱心で明るくよく挨拶をしてくれる。教室退出時にドクターが言ったうろ覚えの「カムーン」(ベトナム語でありがとう)にもちょっと反応してくれた。

 この食い入るような勉強熱、久しぶりに見た。というよりこんな熱心な授業風景は初めてかもしれない。自分も何か知らんけどしっかりしなければと思わされた。

 ☆日本人先生の日本語での専門的な授業に食い入るように学ぶ外国人留学生。熱いものを感じました。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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