Dr.2196 日常の良さ(2月10日)
車の定期検査で神戸のお店へ行った。整備を担当してくれた、多分30代の若者が、自分も丹波篠山出身だと言うことで、いろいろ整備以外のことも話してくれた。その中で、高校の頃までは、丹波篠山は田舎で何にも無い所だと思っていたけど、離れてみるとその良さに気付いたというようなことを話してくれた。
その人は丹波篠山を離れて故郷の良さが分かったというのだが、同じようなことが他の日常でも言えるのではないだろうか。普段の生活、家族の存在など、いつもの日常を当たり前のこととして、そこは意識しないで、日々出て来ることを「ああだこうだ」と話題にしている。
日常の出来事も大事だが、その根底の日常の存在も、当たり前ではなく、いろんな幸運に支えられた有難いことだという意識を忘れないようにして、時々は思い出して感謝することから始めなければならない。
日常を当たり前、当然の存在として、その上に次は何、もっと何々がしたいと夢を膨らませていく。悪くないけど、その根底の有難さに気付かないと、無くしてから思い知ることになる。日常の大切さ、恵まれていることに感謝して、その上に自分に出来ることをやって行きたい。
整備の待ち時間にサービスで出されるコーヒーとスイーツをお代わりするという厚かましさはともかく、自分に出来る感謝と貢献忘れないようにして行きます。
☆ドクター部屋の窓から見えるいつもの景色。こんな当たり前も、いろんな幸運に恵まれ存在します。皆様、今日も一日感謝と自分に出来ることをやっていきましょう。

Dr.2195 平和の基本(2月9日)
平凡社を創設された下中弥三郎さんが呼びかてつくられた世界平和アピール7人委員会(かつては湯川秀樹・平塚らいてう氏らも参加)の講演会が丹波篠山市であった。下中さんが丹波篠山市今田町の出身ということで、近年では毎年丹波篠山市で講演会が行われている。
今回の講演会は、7人委員会の一人で作家の高村薫さんの講演と小沼通二さんらのパネルディスカッションがあった。
いろんなお話があったが、結局国際平和を実現するには人権尊重の精神が重要で、先ずは自分にできる周りの人のためにできる行動をするのが大事というようなことを学んだ。
考えて見ればその通りだが、ドクターが言う、生かされていることへの感謝と自分にできる貢献という考え方が、世界平和にも通じるということに改めて気付かされ意を強くした。大きなことでなくても、小さな声かけからでも、自分にできる自他への優しさ、暖かくする取り組みを進めて行くことが大事と言うことだ。
周りの人への優しさの中に、「自他」として、自分に対する優しさも入れているのはドクター流です。自分に優しく、自分を大事にすることから、人への愛情は広がって行くと思っています。皆さん、今日も自分に優しく、人にも優しくいきましょう。それがひいては国際平和にもつながるのですから。
☆昨日丹波篠山市民センターであった世界平和アピール七人委員会。閉会あいさつでの「世界平和への歩み、みんなで進めて行きましょう」「オー」には、いつもの丹波篠山市小学生野口君も参加してくれました。


Dr.2194 雪かき(2月8日)
久しぶりの積雪で雪かきを行った。特に我が家の周りは坂になっているので、そこを中心に昨日の帰宅後と今朝の雪かきを、雪かき用スコップで行った。ウチの家は山すそにあるので特に雪が降りやすいのか、我が家の50m先ほどから急に雪が深まる感じ。
ドクター子どもの頃は、村でソリ遊びや手作りスキー遊びも出来たほど雪が降っていたが、このところは気候温暖化のせいか冬場の雪はめっきり少なくなっていた。降ってもうっすらで雪かきするほどは久しぶりだ。
雪かきと言っても、10数分で済み、豪雪地帯の雪かきとは雲泥の差で、屋根の雪下ろしもやらなくてもよい。雪深い地域の御労苦を思いながら、自分の恵まれていることに改めて気付き、感謝の気持ちを持った。他にも恵まれていることはたくさんある。自分の恵まれていることに改めて感謝し、自分が出来る貢献、日々を元気に生きて周りの人も元気づけることも含めて、やって行かなければならない。
久しぶりの雪かきから、やはり貢献の大事さに思いを新たにして、自分の出来ることに取り組んで行きたいと思います。
☆それにしても寒いですね。皆様、ご無理されませんように。


Dr.2193 自己肯定感(2月7日)
来年度の教育で大事にしたいことの一つに「自己肯定感」(自尊心)の向上というのがある。これを取り上げたのには、いくつかの理由があるが、その一つは自分自身の実感がある。人から何か言われることがよくあるが、その時自分を支えているのがこの「自己肯定感」のおかげだからだ。
いろいろ批判する人はいるし、確かに自分に足りないところはあるが、でも自分にも良い所があり、自分はここに生きていていいんだという自分を肯定する思いが、そんな厳しい空気の中を生きる原動力となっている。
世の中完璧な人いないと思うが、人を批判する人に限って、自分のことはさておき、いいたいことを言う。批判にも聞くべきところもあり、向上につながるところは採用したらいいが、全てそのまま受け止めていたら身がもたない。
そんな時、自分を支えてくれるのが、「そうは言うけど自分にも良い所がある」もっと言えば、殊更いいところがなかったとしても「生かされている。生きていていいんだ」という、自分や自己の存在を肯定的に捉える気持ちがあると何とか乗り越えて行ける。
この自己肯定感は、子どもたちは勿論、全ての人に持ってもらいたい。そのためには、その人の存在や取組を肯定的に認めるということが大事だと思う。多くの人の肯定感を育てるためにも、人の(自分の)良い所を積極的に認めて行きたい。
ドクターの自尊感情は小さい頃の家族・周囲の愛情のおかげだと思っています。皆さん、自分大好きで行きましょう。
☆自然や生き物からも力をもらいながら、今日を明日を生きる力を貯めて行こう。

Dr.2192 懐かしい(2月6日)
丹波篠山ABCマラソンの実行委員会に来てもらっていた篠山警察の交通課長の方が、会が終わってから話しかけてこられ、「もしかしたら私が高校時代に教えてもらった先生ではありませんか」とおっしゃる。おまけに、その学年の卒業アルバムまで持ってこられていて、やはりそうだと言うことをお互いに確認した。
ドクターが担任したクラスの生徒ではなかったが、授業は持ったようで、日本史の単位を落としそうになった時に、その挽回策として再試験ではなく、市立博物館の展示を見ることで救済するとして、その博物館見学にドクターも一緒に行ったという。そんなことはやりそうなので、詳細は覚えていないが、多分自分がやっていたことだとは思った。
子ども(生徒)が大好き、子どもと一緒に活動するのが好きというような個性は変わっていないが、その当時のアルバムから自分の写真が分からないほど、容貌は変わっていた。家に帰って、自分も持っている同じアルバムで再度確かめたけど、やはり顔つきは相当変わっている。
懐かしい思い出から、変わらない人間性と変わる容貌という、時の流れの法則みたいなものを改めて感じた。懐かしい思い出を勇気を持って知らせてくれた元教え子(今は交通警備をお世話になっている警察の幹部の方)に感謝申し上げます。
☆当時の教え子(今は警察の課長)と35年前の卒業写真のドクター。人って変わるものと変わらないものがありますね。

