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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.1784 素直な心(11月18日)

 お隣の丹波市の中学生と触れ合う機会があった。丹波市の中でも田舎にあたる地域の学校だ。初めてあったドクターなどとも気さくに話が出来る。話していても、あたたかさや素直さ、面白さを感じる。これまでこうした特色は、丹波篠山市の子どもの特性だと思っていたが、お隣の市にもあるということは、似たような自然環境、素朴な田舎の人情が子どもたちの育ちに良い影響を与えているのだろうか。

 都会の子が悪いなどと言うつもりはなく、都会にも田舎にもそれぞれの良さがあり、個人の特性もある。夫々の人がもっている良さを伸ばしてほしいし、教育はそれを支援するのだと思う。

 今回感じたのは、田舎の子どもたちの素直さ、大らかさ、あたたかさだった。こうした良さを伸ばす働きかけが、各地で行われていると思うと嬉しくなる。

 自分たちは自分達で自分の出来る働きかけをやっていきたい。大きなことは言えないが、出来る範囲で全力で、陽気に、感謝の心を忘れずあゆんでいきましょう。ぼちぼちですけど。

 ☆昨日はカメラを家に忘れていて、昨日の中学生との触れ合いの様子はスマホでしかとれませんでしたけど。カメラどうしたのかと不安でしたが、家にあるのみつかって良かったです。

 この写真は以前に撮ったやつですが、家の石垣に生えた木から新枝が下に伸びてる様子です。何でこの方向にだけ枝が伸びるのって不思議ですけど、天与の延びる方向があるのかも。この伸びを応援していきたいですね。

Dr.1783 手をかける(11月17日)

 田んぼに置いたままにしていた黒豆の枝と葉っぱを燃やしたが、雨で乾ききっていないこともあり火をつけただけでは乾いたところ一部が燃えるだけ。全て乾燥していれば、あっという間に燃えてしまうのだが、雨が染み込んで濡れたところがあるので、放っておけば少し燃えて消えてしまう。

 一回目はそれで諦めてしまったが、放っておくこともできないので、今回は一部が燃えて日に勢いがあるうちに、少し湿ったところもあるけど乾いたところもある枝の乾いた部分を一番燃えている所に乗せた。すると乾いた部分が燃えることで、湿ったところの水分も飛ぶのか、その枝一本が燃える。そして、次の枝、そしてそのまた次の枝と手をかけて燃やし続けて、結構な量を燃やすことが出来た。

 手をかけると可能になることは、他にもある。教育は正にそうだと思うが、それ以外でも手をかけた方が良いことは多い。かけ過ぎの弊害には注意しながら、かけなければならない所には手をかけながら、人生を前へ進めて行きたいと思う。

 ☆教育も植物も手をかける時には手をかける。成長を始めると、手を放しても一人で大きく育つようになる。いろんなことに学ぶことが多い。

Dr.1782 マジシャンズセレクト(11月16日)

 最近「マジシャンズセレクト」という言葉を聞いた。カードマジックなどで、自分で選んでるつもりでも、実はマジシャンの巧妙な仕掛けでそのカードを選ばされているというもの。マジック以外の選択でも、自分で選んでいるように見えて、実はある意図をもって選ばされているという時にも使われるらしい。

 ドクターご縁・流れ理論流に言うと、人生は自分で選んでいるように見えて、実は大きな力に選ばされている。もっと言えば、自分で選んでいるかどうかにもこだわらず、ただ選ばれて自分の前に立ち現れる事象に乗っていく(選んでいく)ということまでいく。

 根本にはマジックであろうとなかろうと、その根本のマジシャン(仕掛け人)を信頼するかどうかがあると思うのです。例え、万が一その仕掛け人(ドクター流で言うと大きな力)にしてやられたとしても、そこを信頼していれば自分の人生に納得できるし悔いはない。ポイントは人生に納得(満足)できるかどうか。

 今までの自分の人生を振り返り、大きな力を信頼して、それを拠り所に不安な時期や気持ちを乗り越えて来たと思うから、例え万が一騙されたとしても(そんなわけないと思ってますが)全く不満はない。要はそこまで信頼できるもの(存在)を持っているかどうかですね。

 ☆昨日見た(と思っている)秋の美しい景色。実はこれはマジックで幻想だと言われても、それがどうした。これはやっぱり奇麗な現実。それ以上は要らないですよね。

Dr.1781 何がしたいか(11月15日)

 昨日紹介した講師の人が「最近は企業研修が忙しいです」と言うので、「私が今の職止めたら企業研修講師として使ってくれませんか」と言ってしまった。「その頃何歳ですか」と突っ込まれて、それ以上話は進まなかったが、この発言には自分の癖と言うか傾向が出ているように思う。

 冒険指導も企業研修もしたことあるけど、やはり大人相手が面白い。子どもは子どもでやり甲斐はあるが、大人相手だと振り返りも深くなり、中には人生観が変わりましたという人もいた。そんな経験があるので、大人相手の企業研修やってみたいという気持ちがまだ残っているということ。でも、直ぐに思い返したのだが、仮に企業研修講師やったとしても、直ぐに飽きてしまったり、上手く行かなくて落ち込んだり、ネタに詰まったりして、思っているほどやり甲斐のある日々にはならないだろうということだ。

 そしてもう一つの癖は、何もやることがない状態に不安があるということ。ご縁と流れでやる事になったことをやっていけばいいと口では言いながら、又一部では本当にそう思っていながらも、一方では何もやることが無かったらどうしようという弱気と言うのか不安な気持ちも持ち合わせている。

 流れで何もやることがない状態になれば、それはそれでゆっくり人生を楽しめばいいという心境にはまだなっていないようだ。何かあってこそ、流れでやることになったことを全力でやればいいと言える。幸いまだこれまでの人生では、常に何かやることがやってきて、何もないということはなかったのだが、もしそうなったらどうしようという不安と言うのか弱さはまだ克服できていないのが、一昨日の講師依頼の件で、自分で自分の未熟さを再認識できた。

 かくなる上は、こうした自分の弱さも踏まえた上で、機嫌よく日々を送る道を追い求めたい。今のところは、「大きな力を信頼し、流れに任す」ということでブレてませんけど、信頼心がまだまだ足りないということでしょうか。反省して修行します。

 ☆つい企業講師を頼んでしまった大きな力を信頼する心に課題のあるドクターと達観の現役講師。がんばって達観目指します。

Dr.1780 笑顔負け(11月14日)

 ドクターが20年前に野外活動施設で働いていた頃に、生涯教育サポート団体を立ち上げた人に丹波篠山市に来てもらって講演をしてもらった。当初はドクターが冒険教育やチーム作りを指導したこともあったが、今では全国的にも有名な講師になって、講演の進め方も抜群にうまく、面白くためになる講演ができる人に成長していた。

 後援会の後に、二人で記念写真を撮ったが、後で見てみると、向こうの笑顔の方が数倍良かった。ドクター写真笑顔には定評があり、あんまり負けたことはなかったが、これは完敗。

 振り返ってみると、笑顔や講師としての技量だけでなく、講演前に世間話をしていても、昔こんなことしてくれました、こんなすごいこともしておられましたと、こちらを持ち上げてくれる。相手をいい気持ちにさせる、相手の長所を引き出すという力も、相手の方が数倍上だということに気付いた。

 ドクターとしては、昔話に乗せられて、自分には力があるのだと錯覚し、元気が出て数時間だけだったが無邪気にはしゃいだ。そのノー天気さだけは自慢できるか。

 人の長所は褒めながら、自分と比べず、自分の長所を活かしていく、そんな生き方で行きますわ。所詮、笑顔力と講師力ではかないませんから。あっしまった、また比べてしまった。お気楽ええ加減な私です。

 ☆笑顔負けした講師と。とてもいい人です。講演ありがとうございました。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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